「しつけって、いつから始めればいいの?」
初めての子育てでは、しつけの適切なタイミングがわからず不安になりますよね。
実は、成長段階に合わせたしつけを取り入れることで、子どもはスムーズに理解してくれます。
本記事では、しつけを始めるタイミングや年齢別のアプローチ、避けるべき方法を紹介します。
しつけを始める適切なタイミングを知りたいママは、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそも「しつけ」とは?
そもそも「しつけ」とは、どのようなものなのでしょうか?
次の2つについて詳しく紹介します。
- しつけとは?
- しつけと虐待の違い
しつけとは?
しつけとは、子どもが社会の中で円滑に生活できるように、基本的なルールやマナーを身につけさせることです。
挨拶をする・順番を守る・食事のマナーを覚えるなど、日常生活に必要な行動が含まれます。
しつけが重要なのは、子どもが成長する過程で自然に身につくものではないからです。
食事の際に口を閉じて噛む、人の話を聞くときに相手の目を見るといった習慣は、小さいうちから繰り返し伝えることで身についていきます。
また、繰り返し伝えるだけではなく親が見本を見せたり、子どもが成功体験を積める環境を作ったりする伝え方もあります。
朝の挨拶や何かをしてもらった時に感謝の気持ちを伝えるというのは、親が普段からそういう姿を見せていれば、子供も自然なこととして受け入れるのです。
しつけは単にルールを押しつけるのではなく、子どもが社会でのルールやマナーを学び、自分で考えて行動できる力を育むための勉強です。
しつけと虐待の違い
しつけと虐待の違いは、「子どもの成長を助けるか、それとも傷つけるか」という点です。
しつけは子どもが社会で適切に行動できるよう導くものですが、厳しすぎると虐待になる場合があります。
虐待は身体的なものだけでなく、言葉による心理的な影響もあり、どちらも子どもの心身に深刻な悪影響を及ぼします。
例えば、ご飯をこぼしたときに怒鳴りつけたり叩いたりする行為は虐待になり、子どもは「失敗すると怒られる」と思い込んでしまうのです。
すると、何かしようとすると萎縮してしまい、自分で考えて行動することを怖がるようになります。
一方、しつけではいけないことをした場合には怒りますが、子供がきちんと納得できるよう話をしながら反省を促します。
なぜ怒られたのかを考えることで、子供自身が自分の行動を振り返り反省して、次も自主的に行動できるでしょう。
子どもが自分で考えて行動できるようになるよう、穏やかに伝える工夫が大切です。
しつけは何歳から始める?成長段階別のアプローチ
しつけは何歳から始めると、よいのでしょうか?
子どもの発達に応じた関わりをすることで、無理なく自然に習慣が身につきます。
次の4つの成長段階にわけて、具体的なアプローチを紹介します。
- 0歳のしつけ
- 1〜2歳のしつけ
- 3〜4歳のしつけ
- 5歳のしつけ
参考サイト:ウチコト
0歳のしつけ
0歳のしつけは、安心できる環境を整えることが大切です。
0歳は、しつけというよりも愛情をたっぷり注ぎながら、赤ちゃんの成長をサポートする時期。
赤ちゃんは、自分の行動をコントロールすることがほとんどできません。
そのため0歳の頃は、手足を動かしたり目についたものを口に入れたりしながら周囲の世界を学んでいくため、教えるよりも安全を守るサポートが必要です。
ハイハイをし始めたら、床に落ちている小さなものを片付ける、角のある家具にクッションをつけるなどの安全対策をしましょう。
赤ちゃんの好奇心を大切にしながら、安全に探索できる環境を整えてあげてくださいね。
1〜2歳のしつけ
1〜2歳のしつけでは、言葉で言い聞かせるよりも、生活リズムを整えて自然に習慣化させることが大切です。
この時期には自我が芽生え、「自分でやりたい」という気持ちが強くなったり、「イヤ!」と反抗したりする場面が増えてきます。
例えば、筆者の子供もイヤイヤ期にはお風呂に入るのを嫌がった時期もありましたが、毎日食事の後に入るよう促し続けたら次第に嫌がらなくなりました。
反抗されるとイラっとするかもしれませんが、子供なりに嫌がる理由があるので、気持ちを理解しようとする姿勢をみせましょう。
焦らず根気よく共感と促しを繰り返していくと、少しずつ正しい行動が身についていきますよ。
3〜4歳のしつけ
3〜4歳のしつけでは、結果だけでなく努力や気持ちを認めるのがポイントです。
3〜4歳になると、簡単なルールや約束を理解し守れるようになる反面、頑張りすぎて疲れや不安を感じやすくなります。
例えば、靴を自分で履こうとしてうまくいかなかった時に、「できなかったんだね」と事実だけ言われると改めてできなかったと認識して落ち込んでしまいます。
ですが靴紐が結べなかったとしても、「頑張ったね」と声をかけると、子どもは頑張りを認めてもらえたと感じ、必要以上に落ち込まなくてすみますよね。
まずは子どもの感情を否定せずに受け止めてから、どうしたらよかったのか伝えましょう。
感情を受け止めてもらうと、子どもも安心するので反発せずに、伝えた内容を受け入れられます。
5歳のしつけ
5歳以降の子どものしつけでは、自分で考えて行動できる力を育むことが重要です。
5歳頃になるとルールやマナーの大切さを理解し、「正しく行動したい」といった意識が芽生えます。
しかし、感情のコントロールはまだ難しく、うまくできる日とできない日があるのが普通です。
おもちゃを片付けないときは、「どうしたらきれいになるかな?」とヒントをあげると、子どもが自ら考えて行動しやすくなります。
また、結果だけを評価するのではなく、「頑張ったね」「努力したね」と過程を認めるのもポイント。
しつけは単に正しい行動を教えるのではなく、子ども自身が考えられるよう促す方向へとシフトしていきましょう。
やってはいけないしつけの方法5選
しつけでは、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか?
やってはいけない方法5選を紹介します。
- すぐに結果を求める
- 他の子と比べる
- 一方的に命令する
- 怖がらせる・脅す
- 罰を与える
参考サイト:ウチコト
すぐに結果を求める
しつけをする際は、すぐに結果を求めるような対応をしないようにしましょう。
しつけは一朝一夕で身につくものではなく、時間をかけて繰り返し伝えていくものです。
子どもは成長段階ごとにできることが異なるため、親が焦って何度も叱ると、子どもは「自分はダメなんだ」と自信を失ってしまいます。
子どもが失敗したときは、「またできなかったの!?」と声をかけるのではなく、「少しずつできるようになればいいよ」と励ましてあげましょう。
「しつけは時間がかかるもの」と心得て、すぐに結果を求めず長い目で見守りましょう。
他の子と比べる
しつけでは、他の子と比べるのはNGです。
他の子と比較されると子どもは自信を失い、親子関係が悪化する場合があります。
子どもにはそれぞれ成長のペースがあり、何かを習得するスピードにも個人差があります。
他の子と比べて早くできるかどうかではなく、子ども自身が「できるようになった」と自信を持てることが大切です。
子どもの個性やペースを尊重し、一歩ずつ成長を見守りましょう。
一方的に命令する
子どもに一方的に命令するしつけは、親子の信頼関係を損なう可能性があります。
しつけの目的は、子どもが自ら考えて行動できるように促すことです。
「◯◯しなさい!」「◯◯しちゃダメ!」と一方的に命令してばかりいると、指示がないと動けない子どもになってしまいます。
代わりに、「どう思う?」「やってみたい?」と質問を投げかけると、子どもの自主性を育むきっかけを作れます。
命令ではなく理由を伝えたり、質問をして子ども自身に考えさせたりする機会を与えましょう。
怖がらせる・脅す
子どもを怖がらせたり脅したりするしつけは避けるべきです。
恐怖を与える方法では、長期的な成長や親子の信頼関係の構築につながりません。
例えば、「片付けないとおばけが来るよ」と言われた子どもは、最初は怖がって片付けるかもしれません。
しかし、恐怖を感じることに慣れてしまうと、より強い脅しが必要になるといった負の連鎖を招きます。
怖がらせるのではなく、「片付けると気持ちがいいよ」「次に遊ぶときに探しやすいよ」と行動の意味を伝えるのがポイントです。
時間がかかっても、子ども自身が納得できる理由を伝え、自然に行動できるように促しましょう。
罰を与える
罰を与えるしつけは子どもの心を傷つける恐れがあるので、やらない方がいいでしょう。
しつけは「できなかったら罰する」のではなく、「できるようになるまで寄り添う」姿勢が大切です。
罰を使うと、子どもは「叱られないために行動する」ようになり、自発的に考えて行動する力が身につきにくくなります。
例えば、おもちゃを片付けないときには「捨てるよ!」と脅すのではなく、「どこにしまうと次にすぐ遊べるかな?」と問いかけてみましょう。
しつけでは罰を与えるのではなく、よい行動を引き出せるような関わり方を意識するのがポイントです。
まとめ
しつけは何歳から始めるべきか、悩みますよね。
本記事では、しつけを始めるタイミングや年齢別のアプローチ、避けるべき方法を紹介しました。
しつけは一方的に教えるのではなく、成長に寄り添いながら、子どもが自分で考え行動できるように導くことが大切です。
今回ご紹介した内容を参考に、年齢に合わせた無理のないしつけを取り入れてみてくださいね。


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