「他の人はできているのにどうして私は…」
そんな時、自己肯定感の低い自分を追い詰めてしまうと、生きづらさを感じますよね。
本記事では、大人の生きづらさから脱却し、幸せになるための自己肯定感の高め方を紹介します。
自己肯定感を高めたい方は、参考にしてください。
自己肯定感って何?
そもそも自己肯定感とは、一体どんなものなのでしょうか?
2つのポイントを押さえておきましょう。
- 自己肯定感とは
- 自己自肯定感は育った環境に大きく左右される
詳しく説明していきます。
自己肯定感とは
自己肯定感とは、人と比べず長所も短所もすべてありのままの自分を受け入れ尊重し、自分の価値を感じられることをいいます。
簡単に言えば、「自分のことが好きか」ということです。
たとえば、自己肯定感の高い人は、ほめられると素直に「ありがとう」と対応できます。
このように、他人とは比べずにそのままの自分を認めることを、自己肯定感と言います。
自己肯定感は育った環境に大きく左右される
自己肯定感は育った環境によって大きく左右されます。
というのも、自己肯定感は幼少期に性格とともに形成されるものだからです。
たとえば、親に褒められることなく叱られたり挑戦を止められたりばかりして育つと、自己肯定感は低くなってしまいます。
したがって、自己肯定感の高さは、自分が育った環境が大きく関係しています。
自己肯定感が高いことのメリット
自己肯定感が高いとどんなメリットがあるのでしょうか?
主なメリットは5つあります。
- 積極性が増す
- 失敗してもめげずにいられる
- 人間関係が上手くいきやすい
- 他人に振り回されなくなる
- 幸福度がアップする
それぞれ解説します。
積極性が増す
自己肯定感が高いと積極性が増すというメリットがあります。
自己肯定感が高いと自信を持って行動でき、人の目を気にしないので積極性が増します。
たとえば、建設的に物事を考え、失敗やリスクを恐れずに取り組んだり、自分の意見をきちんと表明したりできるでしょう。
自己肯定感を高めることは、日常生活やコミュニケーションにおける積極性につながります。
失敗してもめげずにいられる
自己肯定感を高めるメリットには、失敗してもめげずにいられることも挙げられます。
失敗した自分を受け入れ、失敗の原因を探って改善にとりかかれるからです。
たとえば、自己肯定感が高い人は、いつまでもめげたり、責任転嫁したりすることもありません。
自己肯定感が高いと、失敗した時でもポジティブな考え方や行動ができるようになります。
人間関係が上手くいきやすい
自己肯定感が高いと、人間関係が上手くいきやすくなります。
自己肯定感が高い人は、どんな自分でも大切に受け入れられるからこそ、他人も同じように大切だと認識できるからです。
たとえば、自分と意見が違っても、他人が大切な存在であると受け入れているので、他人の意見を尊重できます。
また、他人が成功すれば嫉妬することなく、自分が成功したのと同じように喜べるでしょう。
自己肯定感が高まると、良好な人間関係を築きやすくなります。
他人に振り回されなくなる
自己肯定感が高いと、あやふやな他人の意見には振り回されません。
なぜなら、確固とした自分の意志があるからです。
自己肯定感が高く、しっかりとした意志をもっているので、他人の顔色をうかがうこともありません。
自己肯定感が高いので、自分の考えや思いをはっきり伝えられます。
幸福度がアップする
自己肯定感が高いと、幸福度がアップします。
仕事上でもプライベートでも自分で納得した上で行動するので、たとえ上手くいかなかったとしても後悔しません。
むしろ満足しているので、幸福度がアップします。
自己肯定感を高めることは、日々の生活の中に幸福感をもたらすのです。
生きづらい大人に試してほしい自己肯定感の高め方
では、自己肯定感が低いために生きづらいと感じている大人はどのように自己肯定感を高めればいいのでしょうか?
4つの方法があります。
- アファメーションをする
- 自分を否定する人と距離を置く
- ほめほめ日記をつける
- スモールステップを意識する
詳しく説明します。
アファメーションをする
自己肯定感を高めるのに、アファメーションを唱えてみる方法があります。
アファメーションとは、ポジティブな言葉で宣言することで、なりたい自分をイメージして言葉に表し唱えます。
自分で受け入れやすい言葉でゆっくり何度も唱えれば、自己肯定感を高め、安定させる効果があります。
ポジティブな言葉でなりたい自分をイメージして、アファメーションを唱えてみましょう。
自分を否定する人と距離を置く
自己肯定感を高めるには、自分を否定する人との距離を置く方法も。
せっかく自己肯定感を高める努力をしていても、自分を否定する人の近くにいるとネガティブな影響を受けてしまうからです。
否定する人とはできるだけ距離を置き、自己肯定感をさらに安定させましょう。
ほめほめ日記をつける
自己肯定感を高める方法の1つに、ほめほめ日記をつける方法があります。
ほめる材料を増やすため、自分のいいところを見つけようと行動量も増えるからです。
当たり前のことや小さな出来事でもいいので、自分のいいところを見つけてほめます。
たとえば、「目覚まし鳴ったらすぐ起きれた」とか「今朝は朝食を食べた」などと自分をとにかくほめましょう。
普段の自分を受け入れることができるようになります。
スモールステップを意識する
自己肯定感を高めるのに、スモールステップを意識する方法があります。
達成できそうな課題に取り組み、達成した成功体験を得られるからです。
スモールステップとは、アメリカの心理学者バラス・スキナーの心理学の考え方です。
目標に向けて行うべきことを小さく分け、1つずつ確実に行うことでたくさんの達成感を味わいながら目標にたどり着くというものです。
達成感をたくさん味わうことで自信がつき、自己肯定感が高まります。
まとめ
自己肯定感が低いために生きづらいと悩んでしまうのもつらいですよね。
本記事では、大人の生きづらさから脱却し幸せになるための自己肯定感の高め方を紹介しました。
自己肯定感を高めたいと考えている方は、本記事を参考に実践してみてくださいね。
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