猫は7歳になるとシニア猫になるといわれています。
しかし、シニア猫にはどのように餌を与えていいのかわからないことも。

本記事では、シニア猫の餌(フード)についての6つの知識と、シニア猫に人気のキャットフード4種をご紹介します。
シニア猫を飼っている方は参考にしてくださいね。
シニア猫のフードの量と与え方
シニア猫のフードの量と与え方に関しての情報6つをご紹介します。
フードの量、質、形状、与えるタイミング、など気になることは多いですよね。
- フードの量は体重の変化を見ながら調整する
- フードを与える回数は1日数回
- シニア猫に食べやすい形状のフードを与える
- 良質な動物性たんぱく質を使用したフードを与える
- 穀物や添加物の量は減らす
- 食べムラが出てきたらいつでも食べられるようにする
ひとつずつ詳しく説明します
フードの量は体重の変化を見ながら調整する
成猫の頃はしっかりとした体格だった猫も、高齢になると筋肉量や骨量が減少。
その分体重も変化し、基礎代謝も落ちてきます。
中には肥満になってしまうシニア猫もいるので、猫の健康の為には体重の管理も大事です。
個々に合わせてのフードの量の調整が、飼い主の大切な役目になってきます。
フードを与える回数は1日数回
シニア猫は、1日3回など数回に分けて餌を与えることをおすすめします。
シニア猫になると、一度に多くの量は食べられないうえに、消化することも困難になる場合もあるためです。
少ない量を無理なく食べて、きちんと消化することでシニア猫の身体に負担がかからず、健康維持できるように工夫してあげましょう。
シニア猫に食べやすい形状のフードを与える
シニア猫には食べやすい形状や、軟らかく消化の良いフードを与えるようにします。
ドライフードは粒の小さいものにすると、シニア猫も無理なく食べられるようです。
またドライフードをぬるま湯でふやかしてもいいかもしれませんね。
猫缶やパウチなどのウェットフードは軟らかく食べやすく、シニア猫には好まれます。
栄養と水分補給を兼ねたペースト状のフードは舐めて食べられるので、歯が少なくなってしまったシニア猫にも嬉しいフードですね。
良質な動物性たんぱく質を使用したフードを与える
シニア猫は体力が低下し筋肉量も減少傾向にあるため、質の良いたんぱく質を使用したフードを与え、体力維持に努めましょう。
しかし、シニア猫は腎臓病のリスクもあるので、たんぱく質の摂りすぎには注意が必要です。
栄養バランスの取れたフードを与えることが、シニア猫の健康維持と長寿が期待できます。
穀物や添加物の量は減らす
穀物不使用のグレインフリーのフードや添加物の少ないフードを選びましょう。
穀物や添加物が負担になるシニア猫もいます。
穀物や添加物を減らすことで、シニア猫の内臓への負担が軽減でき健康維持が期待できます。
食べムラが出てきたらいつでも食べられるようにする
活動量の減少や病気などで、食べムラが出てくるシニア猫もいます。
食べムラが出てきたらシニア猫が気が向いた時にいつでも食べられるように、お気に入りのフードを用意しておきましょう。
かがみ込んでの食餌の姿勢は内臓の負担になるので、フード皿は高さのあるものを選んであげるのと良いです。
またフードの腐敗には十分な注意が必要になります。
シニア猫に人気のキャットフード
シニア猫が食べやすく、バランスの取れたキャットフードの中から、人気のあるフードを4つご紹介します。
- モグニャン
- シシアゼリータイプシニアツナ&アロエ
- テイストオブザワイルドキャニオンリバー
- ヤラー サーモンと海藻のキャットパテ
ひとつずつご紹介します。
モグニャン
猫が食餌タイムを楽しみにできるというコンセプトの元、開発されたドライフードです。
主な材料は人間も食べられる新鮮な白身魚を65%使い、香ばしいお魚の香りが猫ちゃんの食欲をそそり、理想的な食いつきが期待できます。
本来肉食の猫が穀物アレルギーを起こすリスクを配慮して、穀物不使用のグレインフリーです。
もちろん着色料や香料は使用していません。
子猫からシニア猫まで、しっかりと栄養バランスを考えたオールステージ対応の質の良いフードです。
参考:モグニャンキャットフード
シシアゼリータイプシニアツナ&アロエ
正式名称はシシアキャットシリーズ ゼリー&クッキングウォータータイプ「シニア ツナ&アロエ」
シニア猫が消化しやすく水分も摂りやすいゼリーを使った、食べやすいウェットフードです。
ビタミンやミネラルを多く含み、栄養補給しやすく工夫されています。
材料の約半分を占めるツナに豊富に含まれるオメガ6、オメガ3で皮膚や被毛の健康をサポートしてくれます。
シニア猫の若々しさを保つ効果も期待できますね。
一般食なので、総合栄養食と一緒に与えてください。
テイストオブザワイルドキャニオンリバー
猫ちゃんの健康を第一に考えて作られた、全猫種・全年齢対応のドライフードです。
材料の85%は猫にとってアレルギーの心配が低い、フランス産のアヒル肉とオランダ産のニシン肉を使用。
化学合成された添加物は使用されていません。
消化吸収率にも徹底的にこだわっており、シニア猫の健康維持にも配慮されています。
ヤラー サーモンと海藻のキャットパテ
栄養たっぷりのサーモンと消化器にやさしい海藻に、オーガニックの牛肉・鶏肉を加えたパテ状のウェットフードです。
ビタミン・ミネラル・アミノ酸を豊富に含む海藻は、免疫力を高め、消化器系の健康を守ります。
人間の食品用のオーガニック認証を、欧州4カ国で取得済みです。
参考:ルシアン
まとめ
シニア猫の餌はどうしたらいいの?と悩むことありますよね。
実は、シニア猫の餌の量や与え方にはコツがあるのです。
本記事ではシニア猫の食餌に注目し、餌についての6つの知識と、シニア猫に人気のキャットフード4種を紹介しました。
シニア猫ちゃんが快適に暮らせ飼い主さんも安心できるよう、ぜひ参考にしてくださいね。
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