外見のかわいらしさに加えて佇まいの凛々しい柴犬。

本記事は柴犬の魅力と、柴犬が世界中で大人気の理由を紹介します。
柴犬の魅力を知りたい方は、参考にしてくださいね。
世界中で人気の理由はこれ!柴犬の魅力
柴犬が世界中で人気となった理由は6つあります。
- くりっとした目
- モフモフの毛
- くるんと丸まったしっぽ
- 子犬時代のコロコロしたフォルム
- 飼い主一筋
- マイペースな性格
詳しく説明します。
くりっとした目
柴犬の魅力といえば、くりくりっとしたつぶらな瞳です。
澄んだまなざしでジッと見つめられたら何とも言えない気持ちになってしまいます。
人懐っこくあどけない表情は、多くの愛犬家を魅了しています。
モフモフの毛
後頭部から首のあたりまであるモフモフの毛も柴犬の魅力です。
柴犬は犬の中では短毛種に分類されるのですが、柔らかな毛足が短く綿毛のような下毛と毛足が長く硬い毛質の上毛の二層構造になっていて、モフモフ感を醸し出しているのが下毛です。
柴犬のモフモフした毛の触り心地良さは、ついつい触りたくなります。
くるんと丸まったしっぽ
柴犬には、くるんと丸まったしっぽ「巻き尾」があります。
なんと「巻き尾」には、「右巻」「左巻」「右二重巻」「左二重巻」「車巻」「半巻」「差尾」「半差尾」「太刀尾」の9種類もあるのです。
巻尾は柴犬チャームポイントというだけではなく、走る時にバランスを取ったり、感情表現をしたりする役割があります。
くるんとした巻尾を左右に振りながら走って近づいて来られたらもうたまりません。
子犬時代のコロコロしたフォルム
子犬時代のコロコロしたフォルムも、柴犬の魅力です。
モフモフのボールに足が生えているようで、とてもかわいいですよね。
歩く姿は歩くというより転がっているようにも見え、「あれ?」と思うとひっくり返って寝ころんで少しもじっとしていません。
自分より大きなおもちゃに噛みつき、左右に振ろうと思うのですが、大き過ぎてうまくできない姿も愛くるしいです。
おとなしくなったなと思えば、ぬいぐるみさながら手足を伸ばして寝ているなんてことも。
ずっと見ていても飽きない子犬時代も柴犬の魅力です。
飼い主一筋
「飼い主一筋」の性格も、柴犬の魅力であり最大の特徴です。
柴犬のルーツは猟犬で、猟師とともに山間部を駆け巡って小獣や鳥を仕留めていました。
そのため賢く自立心と警戒心の強い犬種であり、飼い主に対しての忠誠心があるため、とことん尽くすタイプで家族以外にはほとんどなつきません。
柴犬の一途さは大きな魅力です。
マイペースな性格
柴犬の魅力に「マイペースな性格」があります。
前述の「飼い主一筋」の一方で、マイペースな一面があるのです。
たとえば、散歩の時のストライキの座り込みが典型的です。
「帰るよ」と声をかけようがリードを引っ張ろうがびくともせず、根比べするか強引に引っ張っていくしか方法がなく困り果ててしまいます。
また、飼い主が食事をしているとそばに寄ってお尻を向けて横に立ち、食事中にもかかわらず「撫でてよ」のサインを出してきます。
こちらのタイミングなどおかまいなしのマイペースな性格は憎めません。
魅力の裏側には大変さも…柴犬を飼う時の注意点
柴犬の魅力を紹介しましたが、裏側には大変さもあります。
柴犬を飼う時の注意点を3つ紹介します。
- しつけをしないと下に見られる
- ペースに振り回される
- 抜け毛が多い
詳しく解説します。
しつけをしないと下に見られる
柴犬はしつけが大事で、人間と柴犬が穏やかに暮らすのにしつけが欠かせません。
かわいがる一方でしつけをしないと下に見られ、主従関係の逆転で飼い主の言うことを聞かなくなるのです。
他人に迷惑をかけてしまうことも起こってしまうかもしれません。
飼い主がリーダーであることを理解させることが肝心で、できたらたくさん褒めてあげましょう。
頑固なところもありますが賢い犬種なので、焦らず根気強く愛情をもって接すれば理解してくれます。
ペースに振り回される
柴犬を飼う際の注意点として、柴犬のペースに振り回されわがままにならないようにするのも重要です。
家という一番小さい社会のルールを教えていかねばなりません。
ルールを学ばせるときには家族間で統一しておかないと、人によって指示が違っていたらどうしていいかわからなくなり、ストレスがたまって吠えたり噛んだりします。
信頼関係を築きながら上下関係のけじめをつけ、ダメなことはダメと甘やかさないことが大切です。
抜け毛が多い
柴犬を飼う際は、人間と犬の健康のために抜け毛の対策が必要です。
柴犬は「短毛種」に分類されますが、普段から抜け毛が多い犬種で、年2回の換毛期になると気温の変化に対応するために抜け毛が多くなります。
シャンプーで抜け毛を一気に流すという方法もありますが、毎日のブラッシングが効果的です。
声をかけたり撫でたりしながらのブラッシングは、飼い主と愛犬の大事なスキンシップの機会でもあります。
柴犬の魅力を堪能するコツ
柴犬と暮らしながら柴犬の魅力を堪能するコツを紹介します。
- テリトリーをつくる
- 赤ちゃんの時からしつけをする
- ブラッシングをする
- 運動しやすい環境を整える
詳しく説明します。
テリトリーをつくる
警戒心と自立心が強く縄張り意識が強い柴犬を室内で飼う場合、自分だけのスペースやテリトリーが必要なのでケージを用意しましょう。
嫌なことや怖いことが起きたときの避難場所や留守番する場所、犬嫌いの人が来た時の別室の役割をするのがケージです。
たとえば、飼い主が不在でケージに入れられないと、リーダー不在時の警戒範囲が家全体となり柴犬は気疲れしてしまいます。
柴犬には、自分のテリトリーが必要なのです。
赤ちゃんの時からしつけをする
柴犬は、赤ちゃんの時(家に迎え入れた時)からしつけを開始します。
まずは飼い主との主従関係や上下関係を理解させ、次はトイレトレーニングです。
賢い犬種なので、トイレトレーニングは一度覚えてしまうと失敗はほとんどありません。
ただし、早いうちに覚えてもらわなければ、外でしか排泄しないようになってしまいます。
また、おうちと家族のルールも教えてあげましょう。
小さくて愛くるしい柴犬ですが、ダメな時は「ダメ!」とはっきり教えてあげるのです。
一方、上手にできた時はたくさん褒めて、早く家族の一員になってもらいましょう。
成犬になってからでもしつけはできますが、できるだけ早くから行った方が楽です。
ブラッシングをする
柴犬は短毛種で手入れが必要ないように思えますが、実はもっとも抜け毛の多い犬種の一つで、ブラッシングは欠かせません。
柴犬の被毛は二重構造で、春と秋の換毛期には体温調節するため抜け毛が多くなります。
抜け毛を除去しないと、皮膚病や毛玉の原因になる場合も。
換毛期は毎日、そうでない時は1週間に1〜2回ブラッシングを行いましょう。
体を触られることに慣れると、動物病院へ行った時も抵抗なく診察を受けられるので、ブラッシングは大切です。
運動しやすい環境を整える
室内で飼う場合、運動しやすい環境を整える必要があります。
床がフローリングの家は滑りにくいマットを敷いたり、常に整理整頓しておいたりしましょう。
犬の爪は長いのでフローリングで滑ったり、物にぶつかってケガをしてしまったりする可能性があります。
マットを敷いてフローリングの部分を減らしたり、物の置き場所を工夫したりする必要があります。
また、柴犬は何でも口に入れてしまうので、誤飲を防がなければなりません。
柴犬は運動量が多い犬種なので、ストレス解消と社会勉強のためにも、ワクチンプログラムが終わってから外の散歩の時間を設けます。
子犬が賢く元気に育つよう運動しやすい環境を整えてあげましょう。
まとめ
外見のかわいらしさに佇まいが凛々しい柴犬。
柴犬の人気は国内はもちろん、海外でも高まってきています。
本記事では柴犬の魅力と、柴犬が世界中で大人気の理由を紹介しました。
柴犬の魅力を知りたい方は本記事を参考に、柴犬との新しい暮らしをイメージしてみてくださいね。
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