つい子供に怒りすぎて、怒鳴ってしまうことってありますよね。
本記事では、怒鳴ってしまうのをやめられる方法や、怒鳴ったあとのフォロー方法をご紹介します。
もう子供に怒鳴りたくない方は、参考にしてくださいね。
子供に怒鳴ってしまうのをやめたい…苦しむママの経験談
「今日も子供に怒鳴ってしまった…」と後悔し、子供に怒鳴ってしまうのをやめたいと悩んでいるママはたくさんいます。
そこでどんな時にママたちは怒鳴って悩んでいるのか、実際の経験談を紹介します。
- 怒っている状態がデフォルトになっているママ
- 産後メンタルで子供に怒鳴ってしまったママ
- 怒りすぎたママたちのつぶやき
一つずつ、紹介していきますね。
怒っている状態がデフォルトになっているママ
筆者の友人Cさんは年子の兄弟のママで、「もはや怒っている状態がデフォルト」と苦しんでいます。
毎日子供たちに怒ることが当たり前すぎて、子供たちが普通に話しかけてきても怒った口調で返事をしてしまうそうです。
常に怒っている状態なので、少しでも子供がいたずらをするとすぐに怒鳴ってしまうと、いつも悩んでいました。
産後メンタルで子供に怒鳴ってしまった
私は、産後メンタルで子供に怒鳴ってしまった経験があります。
私が次女を出産した時、長女は2歳3ヶ月。
長女はかまって欲しくて必死で、無理ばかり言っては私を困らせていました。
しかし、赤ちゃんのお世話と産後の不安定なメンタルで私も感情コントロールができません。
ある日、私は長女を恐ろしい顔で怒鳴りつけてしまったのです。
その時の脅えたような長女の顔は、今でも忘れられません。
それが原因かどうかはわかりませんが、翌日から長女に吃音(どもり)が出るようになりました。
吃音は2ヶ月ほどでなくなりましたが、今でもあの時の吃音は自分が怒鳴ったことが原因だと思っています。
自分の感情に任せて長女を傷つけてしまったことは、今でも後悔しています。
怒りすぎてしまったたくさんのママたち
Twitterを見てみると沢山のママ達が、子供を怒りすぎてしまったことに苦しんでいました。
”脳内大反省中…
いくら何でも今日は怒りすぎた。
まだ8歳なのに。我儘言ったとしても人を傷つけたんじゃないのに。それくらい許されるような事なのに。
私はアホだ。向いてない。
謝ったけど、もっと話しないと。
手遅れになる。”
https://twitter.com/maqcin1/status/1622573443123396610?s=46&t=a48mow-uyKID4Tr0rxgojQ
”子供達もグズグズで機嫌悪い分
怒る怒鳴ることが多くてもう何するのも嫌になってしまった。
子供はギャーギャー泣けば思い通りになったりするからいいよね。”
https://twitter.com/na_mi1225/status/1621072787464130560?s=46&t=a48mow-uyKID4Tr0rxgojQ
”生理後だけど最近ずっとイライラしてて、とうとう赤ちゃんに怒鳴ってしまった
こんな事したくないのにー
赤ちゃんに怒ったってキョトンとしてるし”
https://twitter.com/darekana125/status/1620982751473303553?s=46&t=a48mow-uyKID4Tr0rxgojQ
”今日子どもたち2人に外出先でめちゃくちゃ怒鳴ってしまった、、、
子育てするまでこんなに怒った事なんて無かった。割と穏やかな性格だったのにな、、、自己嫌悪”
https://twitter.com/ovtgtuin2h98hcs/status/1622590652923154433?s=46&t=a48mow-uyKID4Tr0rxgojQ
”子供にイライラした時に怒らない方法…誰か教えて。怒っても仕方ないの分かってるし私自身もほんとは怒らない育児をしたい。でも怒らない!って心に誓っても全然ダメ”
https://twitter.com/naatanyukitan/status/1539039972862201856?s=46&t=a48mow-uyKID4Tr0rxgojQ
子供に怒鳴ってしまうのをやめられた!変われたママの経験談
大好きな自分の子供に怒りたい親なんていません。
ではどうすれば、子供に怒鳴るのをやめられるのでしょうか。
この方法で子供に怒鳴るのをやめられたよ!という経験談を集めてみました。
- 自ら気づくようにさせる
- まぁいっか精神で子育てする
- その場を離れる
- 今が1番幸せだと理解する
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
自ら気づくようにさせる
イライラを積み重ねて怒鳴ってしまう前に、子供自身に自分が悪いことをしていると気付かせる方法を、実践したママの経験談をご紹介します。
”怒鳴らない方法として自分がやってたのは
「え!?え!?えぇ!?」
(めちゃめちゃ驚いた顔で静止、子供に手を添える)
こっちに注意が向いた時点で
「….何してんの?」
子供に答えさせる事で自分がどうも悪い事をしてると気付き易い気がします
これを続けてると視線と表情だけで理解するように”
https://twitter.com/sou93988143/status/1540556612800495618?s=46&t=a48mow-uyKID4Tr0rxgojQ
子供に「それはダメだよ!やめて!」と言うと、さらに当てつけのようにやってきませんか?
筆者の次女はまさにそんなタイプ。
もしくは怒られてギャン泣きになり、その声でこちらがイライラして、結局怒鳴ってしまうなんてことも…。
しかしこの方法なら、否定言葉を使わなくても、子供が自分で気づけるかもしれません。
自分で気づかせることによって、今後同じことをしなくなるかもしれませんよね。
これは筆者もぜひ試してみたい方法です。
まぁいっか精神で子育てする
何事も完璧を求めず、「まぁいっか」と考えるようにしてみると、怒鳴るのをやめられ楽になります。
子育てしていると、「しなくてはいけない!」と思ってしまうことが沢山あります。
でも、それがイライラの根源。
- 9時までに寝かさなきゃいけない!
- 汚れた服を着替えさせなきゃいけない!
- 学校に行かせなきゃいけない!
- 勉強させなきゃいけない!
- 早くトイトレしなきゃいけない!
子供が言うことを聞かなくてイラっときたら「まぁいっか!」と口にしてみます。
これは現在、わたしも実践中です。
まぁいっかで済まないことも沢山ありますが、まぁいっかで済むことは済ませてしまいましょう。
意外とまぁいっか!と思って子供の好きなようにさせておくと、そのあと自分から行動にうつしてくれることもあるのでおすすめです。
その場を離れる
子供の安全が確保できている状態で一度その場を離れることで、子供を怒鳴ってしまうのをやめられたママもいます。
とくに子供が泣き喚いている状態や、もうこちらに耳を傾けてくれないときにおすすめです。
怒りの感情のピークは6秒間だそうですが、6秒我慢しても同じ状況なら怒りが収まるはずがありません。
子供の泣き声は、イライラ増幅剤です。
怒鳴ってしまう前に隣の部屋に行く、トイレに行くなど物理的にイライラの種から離れてみてください。
一時的にその場から離れることで、上手に怒りのピークをやり過ごしましょう!
参照:https://president.jp/articles/-/58129
今が一番幸せだと理解する
今がいちばん幸せだと理解すると、ママが変われるきっかけになります。
子供に怒鳴ってしまうほど大変な今が、人生で一番幸せな時だそうです。
子育てを終えた人生の先輩たちが、子育てで悩む筆者に教えてくれました。
子供とこんなに密にいられる時間はいまだけ。
一時期ネットで話題になった、「育児に疲れたお母さんに贈る詩」と「最期の時」という詩を読むとよくわかります。
たしかに、詩を読んだからといって、子供に怒鳴ってしまうのを突然やめられることはありません。
しかし、私はどうしようもなく腹が立ったときに、この詩の内容を思い出すようにしています。
すると子供の苛立ちも、グズグズも、全てを受け入れてあげたいと思えるのです。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度読んでみてください。
https://www.porta-y.jp/life_with_kids/poems-for-mom
https://happykurashi.net/the-last-time/
怒鳴ってしまったらどうする?子供を傷つけないフォロー方法
怒鳴らないようにと努力しても、やっぱり怒鳴ってしまうこともありますよね。
そんな時は自分を責めずに、まずは気持ちを切り替えて子供をフォローすることが大切です。
- 怒鳴ってしまったことを謝る
- 怖がる子供に共感する
- 怒鳴った理由を伝える
- 「ママに嫌われたかも」という不安を取り除く
では、子供へのフォロー方法を詳しくみていきましょう。
怒鳴ったことを謝る
まずは大人も悪いことをしてしまった時には、謝ることが大切。
たとえ、子どもが悪いことをして怒ったのだとしても、怒鳴るのは良くないですよね。
最初に大人が謝るという姿勢を見せ、ぎゅっと抱きしめてあげてください。
抱きしめることで、怒っていた大人の気持ちも少し落ち着き、子供に気持ちが伝わりやすくなります。
そのあとは、子どもの気持ちが落ち着くまで、少し待ってあげましょう。
怖がる子供に共感する
「ごめんね、怒鳴られて怖かったよね」と怒ってしまった後の気持ちに、まずは共感してあげましょう。
共感してあげると、子供は「ママは自分の気持ちを理解してくれた」と少し安心できます。
さらに、怒るきっかけになった子供の行動にも共感できるといいですね。
- 「お水遊びがしたかったんだよね」
- 「壁に絵をかいてみたかったんだね」
- 「まだ遊びたかったよね」
子供がしていたことには、必ず理由があるはず。
子供が何をしたかったのか、してほしかったのかを考えて、共感しましょう。
共感してもらって安心したら、子供は大人の話に耳を傾けてくれるかもしれません。
「ママに嫌われたかも」という不安を取り除く
もし子供を怒鳴ってしまったら、まずは「何があっても大好きだよ!」という気持ちを伝えて不安を取り除きましょう。
大きな声で怒鳴られて「もしかしてママに嫌われてしまったかも」と子供は不安になっているかもしれません。
筆者は、どんなにママが怒っていても、あなたを大切に思う気持ちは変わらないと、必ず話すようにしています。
何があってもママが子供を嫌うことはないと、理解してもらいましょう。
怒鳴った理由を最後に伝える
「ママが怒ったのはこういう理由だよ」と、どんなに小さい子供にでもきちんとお話しすることが大切です。
その時はなるべく、優しい声と優しい話し方で。
ただし、分かりやすく簡潔に。
筆者はよくやってしまうのですが、くどくど細かいことを説教し始めると、またイライラが再燃してしまいます。
子供も、またイライラし始めたママの様子を察知し、せっかく傾けてくれた耳を閉じてしまうことも。
怒鳴った理由を簡潔に伝えて理解させ、サッと切り上げましょう。
まとめ
「子供に感情的に怒ってしまうママなんて私だけなのでは?」と悩んでいませんか?
実は子供に怒鳴ってしまうのをやめたいけど、難しいというママはたくさんいます。
この記事では、そのようなママの経験談や、少しでも怒鳴るのをやめられる対処法をご紹介しました。
もし怒鳴ってしまっても、その後子供の気持ちをフォローする方法も紹介しているので、参考にしてください。
自分に合った方法で、怒鳴るのを少しでも減らしていけるといいですね。
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