「猫を飼っているけれど、家族や友人に猫アレルギーの人がいる」
そんな時、アレルギーを予防する方法が分からないと、困ってしまいますね。
実は、猫を飼っている家の掃除のやり方があるのです。
本記事では、猫アレルギーを予防するための効果的な掃除の方法をご紹介します。
猫アレルギー予防のための掃除に関するQ&A
猫アレルギー予防のための掃除はどのようにしたらいいのでしょうか?
以下の3つのポイントについて説明しますね。
- 掃除でアレルギーは予防出来るの?
- どんな場所を重点的に掃除すべき?
- どれくらいの頻度で掃除したらいい?
ひとつずつ見ていきましょう。
参考:ねこのきもち
掃除でアレルギーは予防出来るの?
掃除をすることで、猫アレルギーはある程度予防できます。
猫アレルギーは猫の毛に多く付着している、フケなどのアレルゲンが原因で様々な症状を起こすのです。
猫アレルギーの人は猫の毛に触れると、アレルギー症状を発症します。
細くて軽い猫の毛は、ふわふわと空気中を漂っているので、知らないうちに吸い込んでしまうことも。
猫アレルギーを持っている人が猫と快適に過ごすための大切なポイントは「猫の毛を室内から出来る限り取り除くこと」です。
掃除をしっかり行うと、猫アレルギーを予防できる可能性が高まります。
猫と快適に暮らすために、丁寧な掃除を心がけましょう。
どんな場所を重点的に掃除すべき?
猫アレルギー防止のためには、どんな場所を重点的に掃除したらよいのでしょうか?
- エアコンの上やカーテンレールの上、電気のかさ
- エアコンや換気扇のフィルター、窓のカーテン・棚の上
- 廊下の隅や階段
- ソファーや椅子、クッション
- テレビやパソコンなどの家電の周り
- 猫のトイレ回り、エサ皿のまわり・猫ベッド
高いところは猫の毛が溜まりやすい場所です。
猫の毛は軽いので人の目線より上に舞って、部屋の上の方に溜まりやすくなります。
部屋や階段の隅などのほこりが溜まりやすい場所も、重点的に掃除をするポイントです。
猫が寝そべる場所も、毛がつきやすいので、こまめな掃除が必要になります。
静電気が発生するテレビやパソコンなどの家電の周りも、毛が集まる場所です。
猫のトイレや食事場所、猫ベッドの周辺など、猫の生活空間も毎日掃除しましょう。
どれくらいの頻度で掃除したらいい?
猫を飼っている家の掃除は、基本的に毎日行いましょう。
猫の毛は軽くてどこにでも飛んでいきます。
室内から猫の毛をできるだけ取り除くことが、猫アレルギー防止には一番大切なのです。
猫を飼っていると一般の家庭に比べて、掃除の頻度が高くなるのは仕方のないことですね。
毎日の小掃除を心がけて、猫アレルギー防止に努めましょう。
猫アレルギーを予防する掃除方法
猫アレルギーを予防するための掃除方法は、どのような点に注意したらよいのでしょうか?
必要な道具や掃除の手順を紹介します。
必要な道具
- 掃除機
- フローリングモップ
- 粘着シートのコロコロ
- 吸着タイプのハンディモップ
- 水分を含んだお掃除シート
- マスク
掃除機はアレルギー対応のものが理想的ですが、ほとんどの猫が掃除機の音を嫌います。
猫があまりにも掃除機の音を嫌がる場合は、猫の状態や行動を確認して掃除の手順を変えることも大事です。
床の掃除には音の出ないフローリングモップを使うのもよいでしょう。
粘着シートのコロコロは猫の毛を取り除くのに役立つ道具です。
いつでも手の届くところに置いておくと、こまめに掃除できます。
掃除をするときに猫の毛を吸い込まないように、マスクの着用をお勧めします。
大切なのは、猫の毛を散らさないように掃除することです。
手順1:電気のかさや棚の上、カーテンレールの上
猫の毛は高いところに溜まりがちなので、基本的に掃除は高い所から始めます。
はたきで叩くと、猫の毛を散らすことになってしまい逆効果です。
吸着タイプのハンディモップや水分を含んだお掃除シートなどで、そっと拭き取るようにするとよいでしょう。
手順2:猫の生活空間(トイレ、ベッド、餌場、キャットタワーなど)
猫トイレ・猫ベッド、餌場・キャットタワーなど猫の生活空間は、基本的に毎日の掃除が必要です。
猫は人間以上にきれい好きな動物なので、生活空間が汚いと怒って粗相をしてしまうことも。
猫の生活空間を清潔に保つと、アレルゲンの飛散予防になります。
猫が過ごす場所も、毎日掃除しましょう。
手順3:ソファークッション、布団
ソファーやクッション、布団には細い猫の毛が繊維に入り込んでしまいます。
布団対応の掃除機や粘着シート(コロコロ)で、こまめに猫の毛を取り除きましょう。
手順4:テレビ、パソコン周り
テレビやパソコンなどの静電気を帯びた電化製品は、猫の毛が集まりやすいのです。
吸着タイプのハンディモップなどを利用して、猫の毛を除去します。
テレビやデスクトップタイプのパソコンでは、モニターの裏側もしっかりと掃除しましょう。
手順5:カーペット、床
最後に掃除するのがカーペットや床です。
猫の毛はふわふわと空中を舞って高いところに集まりがちですが、床にも落ちています。
猫が歩いたり、グルーミングをしたりする場所も猫の毛が落ちているので、掃除します。
アレルギー対応の掃除機を使うのも効果的です。
普段の小掃除では、ドライタイプのフローリングシートとウェットタイプのお掃除シートの併用がおすすめです。
カーペットや床に落ちた猫の毛を、出来るだけ取り除くようにします。
補足
上記にしっかりと掃除をする時の手順を記載しましたが、猫の様子を見ながら掃除することも大切です。
猫の状況や行動によって手順を変えたり、都合によって出来ることだけをやったりします。
やらないよりは毎日続けることが、猫アレルギー防止には大切なのです。
猫アレルギー予防になる猫のお手入れ方法
猫アレルギー防止になる猫のお手入れ方法は、どのようなものがあるのでしょうか?
手軽に出来るお手入れを紹介します。
- 猫のブラッシング
- 猫をお風呂に入れる
猫のブラッシング
猫の抜け毛を防ぐには2~3日に一度のブラッシングが効果的です。
特に長毛種は、毎日ブラッシングを行いましょう。
やさしくブラッシングすると猫は気持ちよさそうにするので、タイミングを見計らって丁寧にブラッシングします。
抜け毛が散らばるのを防ぐ効果に繋がりますよ。
猫をお風呂に入れる
猫をお風呂に入れるのも抜け毛を防ぎ、身体を清潔にする効果があります。
ただし猫は本来水に濡れるのを嫌うので、猫が嫌がったらお風呂には入れずに、濡れタオルで身体を拭きましょう。
お風呂に入れる頻度は年に1~3回が限度です。
頻繁な入浴は猫の負担になるので、気を付けてください。
参考:ねこちゃんホンポ
まとめ
猫の飼い主なら、猫アレルギーの人がアレルギーを発症しないにはどうしたらよいか知りたいですよね。
実は猫を飼っている家の掃除のやり方があるのです。
本記事では、猫アレルギーを予防するための効果的な掃除の方法をご紹介しました。
猫アレルギーの予防が心配な方、ぜひ参考にしてくださいね。
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