シングルマザーで仕事に悩む…探し方や選び方、悩んだ経験談も紹介


最近は「ひとり親家庭」の支援制度が整備されていますが、「シングルマザーの就業」の現状は、相変わらず厳しいです。

テッちゃんママ
テッちゃんママ
本記事では、シングルマザーの仕事の探し方や選び方、悩んだ経験談を紹介します。

シングルマザーで仕事にお悩みの方は、参考にしてください。

 

 仕事が見つからない…仕事探しに悩んだ先輩シングルマザーの経験談

生計を立てるために仕事をしなければならないし、子供の世話も家事も1人でするのがシングルマザーです。

子供と過ごす時間を持ちつつ働くにはどんな仕事がいいのか、どうやって探せばいいのか、仕事探しに悩んだ先輩シングルマザーの経験談を紹介します。

 

子供と一緒にいる時間が短くなることに悩んだシングルマザーの経験談

幼児を抱えながらも上手く転職できたシンママ椿さんの経験談を紹介します。

未婚シングルマザーの椿さんは、出産後ももとの会社で仕事をするつもりでした。

 

しかし、キャリアアップするには残業を避けて通れず、子供との時間が減ってしまうことに悩みました。

悩んだ結果10以上の求人サイトに登録して転職活動を開始。

コロナ禍ということもあり、リモートワークの職に就くことができたそうです。

参考サイト:シンママWORK

 

突然の失業に悩んだシングルマザーの経験談

実は私もシングルマザーで息子2人を育てました。

まずは、私が突然の失業に悩んだ経験談を紹介します。

 

離婚当初、長男は13歳で二男は6歳でした。

実母と4人暮らしで、私も母もフルタイムで映画館で仕事をし生活していました。

ところが4年たった頃、オーナーの本業が倒産したことで映画館が閉館することになり、私と母は突然失業してしまったのです。

 

母は高齢で再就職は望めないため家のことを任せ、私が家計を支えていかなくてはならなくなりました。

当時、転職エージェントとか派遣会社などがあったかどうかはわかりません。

相談できる親戚も友人・知人もいなかった私は、ハローワークへ行きました。

 

当時のハローワークの母子家庭を優遇する措置は今とは違って、相談カウンターが専用で一般の人より待ち時間が短いだけでした。

私は焦るばかりで、仕事は一向に見つかりません。

 

資格やスキルがなくて悩んだシングルマザーの経験談

私は、資格やスキルがないことで仕事探しが難しいことにも悩みました。

仕事を探していた時、私は40歳、進学高校の普通科卒業で資格もないし技術も特技もありませんでした。

 

ハローワークのパソコンで、事務系に「年齢・経験不問」の文字を見つけては、相談カウンターに行き、応募を繰り返しましたが面接にはいたりません。

求人側は、「年齢・経験不問」は建前で、資格やスキルを持ち経験豊富で即戦力になる人や若い人を求めているようでした。

 

子供達2人分の児童手当が待ち遠しく、長男の進学の為に少しでもと貯めていた教育資金を切り崩しながら生活し、ハローワークに通うこと半年。

やっと、スーパーマーケットのレジ募集のパートの面接にこぎつけ、「あなたの接客業の経験を生かして」と採用されました。

 

仕事探しに悩む時はどうする?シングルマザーの仕事の探し方

では、仕事探しをしているシングルマザーのための仕事の選び方や、仕事の探し方をご紹介します。

 

 転職エージェントに相談する

仕事探しに悩んだら、1人で転職活動するより効率的な、転職エージェントに相談する方法がおすすめです。

転職エージェントとは、専任のアドバイザーがキャリア相談や求人紹介など、一連の転職活動を徹底サポートしてくれるサービスです。

残業ができない・就業時間等の待遇面・年収など、自分では交渉しづらい部分も代わりに交渉してくれます。

 

ハローワークで相談する

シングルマザーの仕事探しには、ハローワークの「マザーズハローワーク」を利用するのもおすすめです。

求人情報が得られ、就職に役立つ講習やセミナーが定期開催されており、ひとり親が対象のセミナーもあります。

同じ状況の人が集まるので、情報共有の場としても有効です。

 

 知人に仕事を紹介してもらう

シングルマザーが仕事を探す際、知人・友人に紹介してもらうのも方法の一つです。

事情を理解して紹介してもらえるので、子供がいても働きやすい仕事に就ける可能性が高くなります。

 

支援制度も活用する

シングルマザーは「ひとり親家庭」のための支援制度も利用しましょう。

改めて手続きしなければならないものや、市町村によって実施していないものもあるので、詳細は各市町村にお問い合わせください。

 

国や各自治体では、ひとり親のための資格取得支援や仕事の斡旋など、様々な支援を行っています。

有名なところでは、次のような給付金があります。

 

【自立支援教育訓練給付金】
指定講座の受講者本人が受講のために支払った費用(入学金及び受講料)× 60%

ただし、その60%に相当する額が20万円を超える場合の支給額は20万円、1万2000円を超えない場合は支給されません。

【高等職業訓練促進給付金】
ひとり親の方が資格取得を目指して修業する期間の生活費を支援する制度

参考サイト:厚生省|母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について

 

悩んだ時の基準に!シングルマザーの仕事の選び方

シングルマザーが仕事探しに悩んでしまった時の、仕事選びの基準や選び方を紹介します。

 

最低限の収入を確保できる仕事を選ぶ

シングルマザーの仕事探しにおいて、 生活の維持のために最低限の収入を確保することが必須の条件です。

毎月の家計を振り返って、最低限必要な収入を計算し把握する必要があります。

 

例えば、子供が小さいうちはパートやアルバイトをし、公的な援助を受けながら生活しなければならないことも。

その場合も、子供が成長し正社員のフルタイムでも大丈夫になったら、教育資金や老後の生活資金のことを考え正社員に転職する目標を立てるとよいでしょう。

 

勤務時間がフレキシブルな仕事を選ぶ

シングルマザーが仕事を選ぶ時に、子供が小さければなおのこと、勤務時間がフレキシブ ルな仕事を選ぶと精神的にも肉体的にも負担が少ないです。

保育園から急な呼び出しが来た場合など、時間に融通がきくと働きやすいからです。

例えば、フレックスタイム制やパート・アルバイト等の仕事を選択したり、実際に会社の面接時に聞いて確認したりしましょう。

 

 勤務先が近いこと

自宅から勤務先や保育園が近いことは、シングルマザーにとって大変助かります。

子供が小さいうちは急に体調不良になり、預けている保育園から迎えにくるよう連絡がきて、すぐに対応しなければならないこともあります。

普段も、家からの通勤時間が短いほうが体への負担が少ないです。

 

シングルマザーへの理解がある職場にする

シングルマザーにとって、理解ある職場環境、そして同じ境遇の人がいるかどうかも条件に入れておきたいことです。

シングルマザーに理解を示してくれる職場や同じ境遇の人がいる環境は、不安が少なくて済み、心に負担がない分働きやすいと言えます。

 

 いずれはスキルを伸ばして転職も考えていい

子育てと仕事の両立に余裕ができたら、自分のスキルを伸ばし、転職を考えるのもいいでしょう。

パート・アルバイトなどで子供を育てつつ、その間に、国や自治体の支援・援助・手当を受けながら資格取得をしておきます。

条件が整った時点で転職できるよう備えておくことも必要です。

 

まとめ

「ひとり親家庭」の支援制度が整備されてきていても「シングルマザーの就業」の現状は、相変わらず厳しいです。

本記事では、仕事を探す際に実際にシングルマザーが悩んだ経験談、仕事の探し方や選び方のポイントを紹介しました。

シングルマザーでこれから転職や求職をする方は、本記事を参考に、子供と過ごす時間を持ちつつ働ける仕事をみつけて下さいね。

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