「赤ちゃんが離乳食を始めたら、便秘になってしまった……いつまで様子をみたらいい?」
そんなとき、赤ちゃんの体調が心配になり、どう対処すればいいのか悩んでしまいますよね。
実は、離乳食期の便秘はよくあることですが、何日も長く続く際には受診が必要な場合もあります。
本記事では、離乳食期の便秘への対処法や受診のタイミングについて詳しく解説します。
赤ちゃんの便秘にお悩みのママは、ぜひ参考にしてくださいね。
なぜ?離乳食を始めた赤ちゃんが便秘になる原因
離乳食を始めた赤ちゃんは、なぜ便秘になってしまうのでしょうか?
離乳食期に多い主な原因を、2つ紹介します。
- 母乳や水分の不足
- 食物繊維の不足
母乳や水分の不足
離乳食期の赤ちゃんが便秘になる原因には、母乳や水分の不足が考えられます。
離乳食が始まると、母乳や粉ミルクの摂取量が徐々に少なくなっていきます。
母乳や粉ミルクには適量の水分が含まれているため、摂取量が減ると赤ちゃんの体内の水分が不足し、便秘を引き起こす恐れがあるのです。
特に離乳食の初期では、食べ物に含まれる水分だけでは十分でない場合が多く、便がかたくなりがちです。
赤ちゃんはまだ自分で水を飲むのが難しいため、意識的に水分補給をさせる必要があります。
食物繊維の不足
離乳食を始めた赤ちゃんが便秘になる原因として、食物繊維の不足も挙げられます。
離乳食の初期段階では、消化しやすい食べ物やペースト状の食品が中心となります。
離乳食初期の食材だけでは食物繊維が少なくなりやすく、便秘の原因になってしまう場合があるのです。
食物繊維には便のかさを増し、腸の蠕動運動を促す役割があるため、摂取によってスムーズな排便が促されます。
離乳食には、適度な量の食物繊維を含む食材を意識して取り入れることが大切です。
離乳食を始めた赤ちゃんが何日も便秘に!受診のタイミングは?
離乳食を始めた赤ちゃんが何日も便秘になってしまった場合には、どのようなタイミングで受診すればよいのでしょうか?
一般的な受診の目安を5つ紹介します。
- 1週間以上の便秘が何度も起こっている
- おなかが張って苦しそうにうなっている
- ウンチがかたく肛門が切れて出血した
- いきんでいるのにウンチが出ず苦しそうにしている
- 一般的には3日以上続く場合は医師に相談
参考サイト:baby band
1週間以上の便秘が何度も起こっている
1週間以上の便秘が何度も起こる場合には、医療機関を受診しましょう。
離乳食期において、便秘は一時的なものとしてよくみられますが、長期間続くと赤ちゃんの健康に影響を及ぼす恐れがあります。
長期間の便秘は腸内環境の悪化を招き、消化不良や栄養吸収の問題を引き起こすことがあるのです。
また、便秘が何度も繰り返される場合は、消化器系の疾患や甲状腺の問題などが原因である可能性もあります。
思わぬ他の病気が隠れているリスクもあるため、早めに医師に相談しましょう。
おなかが張って苦しそうにうなっている
赤ちゃんのおなかが張って苦しそうにうなっている場合には、便秘が悪化している恐れがあるため受診を検討しましょう。
便秘によるおなかの張りは、腸内にガスや便が溜まり腸の動きが鈍くなっていることを示しています。
赤ちゃんは言葉で表現できないため、うなったり泣いたりして不快感を伝えているのです。
おなかの張りは、授乳前の空腹時と比べると見分けがつきやすくなります。
赤ちゃんの苦しそうな様子が続く場合や、発熱や嘔吐・血便など他の症状があるとき、パンパンにおなかが張るなど症状が悪化する際には早急な受診が必要です。
ウンチがかたく肛門が切れて出血した
赤ちゃんのウンチがかたくなり、肛門が切れて出血するのは、便秘が進行しているサインです。
かたい便は排出時に肛門を傷つけることがあり、出血がみられる場合があります。
赤ちゃんにとっては痛みを伴うため、排便時に泣いたり、排便を避けようとしたりすることも。
肛門の傷や出血がひどい場合には、感染症のリスクもあるため、早めに医師の診断を受ける必要があります。
いきんでいるのにウンチが出ず苦しそうにしている
赤ちゃんがいきんでいるのにウンチが出ず苦しそうにしている場合には、医療機関を受診しましょう。
いきんでも便が出ないときは、便が腸内で固まり、さらに排便が難しくなっている恐れがあります。
便秘の典型的な症状で、赤ちゃんも不快感を感じているのです。
受診すれば医師の診断により、浣腸や内服薬など適切な処置や治療が受けられ、赤ちゃんの排便をサポートできます。
いきんでも便が出ないときや苦しそうな様子が続く場合には、早めに受診しましょう。
一般的には3日以上続く場合は医師に相談
一般的に、赤ちゃんの便秘が3日以上続く場合には医師への相談が推奨されます。
離乳食を始めると便秘になりやすいものの、3日以上便が出ない状態が続くと、赤ちゃんの健康に悪影響を与える恐れがあるのです。
ただし、排便リズムには大きな個人差があります。
1日に数回ウンチをする赤ちゃんもいれば、普段から3〜4日おきの排便でも平気な子もいます。
赤ちゃんの様子がいつもと違うなど他の症状がみられるときには、3日以内でも早急な対応が必要な場合もあるのです。
日数だけで判断するのではなく、赤ちゃんの全身状態に注意して受診を検討する必要があります。
【体験談】離乳食を始めた赤ちゃんが何日も便秘に!どう対処した?
離乳食を始めた赤ちゃんが何日も便秘になってしまった場合には、どう対処すればよいのでしょうか?
離乳食期の赤ちゃんをもつママの体験談を、3つ紹介します。
- 水分補給と食物繊維を増やしたAさんのケース
- おなかのマッサージを試したBさんのケース
- 便をやわらかくする薬を使用したCさんのケース
水分補給と食物繊維を増やしたAさんのケース
Aさんの赤ちゃんは離乳食を始めてから、毎日出ていた便の回数が減るようになりました。
最初のうちは便が出ない日があっても様子をみていましたが、2日近く便が出ないときがありAさんは心配になりました。
まず試したのは、離乳食の前後や間に少量の水を与えるなど、水分補給を増やしたことです。
さらに、さつまいもやかぼちゃなどを離乳食に取り入れ、食物繊維の摂取を意識しました。
受診を検討していたところ、3日目には便が出るようになり、毎日排便するリズムに戻ったそうです。
腹部マッサージを試したBさんのケース
Bさんの赤ちゃんも離乳食を始めてから便秘に悩まされるようになりました。
便が出ない日が続き、赤ちゃんのおなかが張ってきたため、Bさんは不安が募ったそうです。
まずは食物繊維を増やすために、離乳食にりんごペーストやバナナなどを取り入れました。
少しずつ便が出るようになりましたが、完全に解消しなかったため、小児科で相談してみることに。
家庭でできる便秘への対処法として、おなかのマッサージを教えてもらいました。
3、4本の指先で赤ちゃんのおなかを軽く押さえながら、へその周りを「の」の字を描くようになでると腸の動きが促進されます。
さらに、抱っこやお座りなど態勢を変えてあげたり、足をもって軽く動かしたりして体を動かすよう意識しました。
赤ちゃんの便秘は徐々に解消されていったようで、Bさんは「小児科に相談して安心した」と話しています。
便をやわらかくする薬を使用したCさんのケース
Cさんの赤ちゃんは、離乳食を始めてから便秘がひどくなりました。
便がかたく、いきんでも出ずに泣き出し、肛門が切れて出血することもあったようです。
症状が改善せず、赤ちゃんに苦しそうな様子がみられたため、Cさんはすぐに小児科を受診しました。
小児科では便をやわらかくする薬(便軟化剤)を処方してもらい、適切な離乳食のすすめ方についてアドバイスを受けました。
薬を飲ませつつ、水分補給を意識的に増やしながら離乳食をすすめ、便秘は解消されていったそうです。
Cさんは「早めに受診してよかった」と振り返っています。
まとめ
離乳食を始めた赤ちゃんの便秘は、多くのママが直面する問題ですよね。
本記事では、離乳食期の便秘への対処法や受診のタイミングについて詳しく解説しました。
食物繊維の摂取や水分補給など適切な対処法を試しても、赤ちゃんが苦しそうな様子をみせる場合には、早めに医師に相談することが大切です。
今回ご紹介した内容を参考に、赤ちゃんの便秘を早期に解消し、健康的な成長をサポートしてあげてくださいね。


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