赤ちゃんが生まれると、できるだけ母乳で育てたいと多くのママは思うものです。
しかし、実際の母乳育児は想像以上に大変で、辞めてしまいたいと思うママも少なくありません。
本記事では、母乳育児の何が辛いのか、母乳育児が上手くいかない原因と対処法についてご紹介します。
今まさに母乳育児で悩んでいるママや、これから出産を控えているプレママはぜひ参考にしてくださいね。
母乳育児がつらいから辞めたい…苦しむママの声
母乳育児のいったい何がつらいのでしょうか。
主な理由は以下の2つです。
- 母乳が充分に出ない
- 子供が母乳を飲みたがらない
筆者含め実際のママが体験したエピソードを交えながら、詳しく説明していきます。
母乳が充分に出ない
筆者も経験したようにしたように、母乳量不足に悩むママは非常に多いです。
「だんだん出るようになる」「頻回授乳が母乳育児のカギ」という言葉を信じ、昼夜問わず授乳を頑張っていました。
しかし、いくら授乳をしてもすぐに赤ちゃんが泣いてしまい、結局その度に「母乳が足りていないんだ」と悲しい気持ちでミルクを足すことに。
赤ちゃんを満足させてあげられない申し訳なさと、母乳育児がうまくいっていないやるせなさで、何度も泣きました。
子供が母乳を飲みたがらない
筆者の知る多くのママが経験していることとして、なかなか赤ちゃんが母乳を飲んでくれないという悩みも。
授乳に良さそうなことは何でも試し、授乳方法を工夫しても母乳を拒否されてしまい、毎回大号泣していたそうです。
仕方がないからと用意したミルクを美味しそうにごくごく飲む姿をみていると、母親失格のような気持ちになるといいます。
「なんで母乳を飲んでくれないの」「こんなに色々頑張って工夫してるのに」と、何度も自問しては途方に暮れるママは多いようです。
母乳育児は辞めたいと思って当然!辛い理由とは
なぜ母乳育児はこんなにも辛く、やめたいと思うママが多いのでしょうか。
7つの理由があります。
- 疲労
- 貧血
- 睡眠不足
- ストレス
- 水分・栄養不足
- 冷え
- 乳房周りのトラブル
1つずつ解説していきます。
疲労
母乳育児がつらいと感じる理由の1つに、ママの疲労があります。
出産という大仕事を終えた直後から続く、24時間待ったなしの赤ちゃんのお世話で、ママの体は相当な疲労が溜まっています。
疲労の蓄積でホルモンバランスが崩れると、母乳の分泌に影響し、母乳育児がさらに辛くなることも。
そのため、出産育児で疲労が蓄積すればするほど、母乳育児が大変になってしまいます。
貧血
貧血も母乳育児を辛くさせる大きな原因の1つ。
母乳は血液から作られるため、貧血気味の貧血気味のママは必然的に母乳の量を増やすことは困難になります。
筆者の場合、出産時の出血量が多く、産後2か月間は貧血状態であったことが、母乳不足の最大の原因でした。
貧血は早めに改善することが、母乳育児を軌道に乗せる大事なポイントになります。
睡眠不足
慢性的な睡眠不足も、母乳育児が辛いと感じる要因の1つです。
母乳は夜寝ている間に作られますが、昼夜関係ない赤ちゃんのお世話や生活リズムの変化で、産後のママは夜十分な睡眠が取れません。
たとえ頻回授乳をしていても、睡眠時間が大幅に削られると体が母乳を作る時間が減ってしまい、本末転倒に。
このように、睡眠不足の蓄積が母乳育児を辛くさせていることが考えられます。
ストレス
母乳育児を妨げる要因の1つに、ストレスも挙げられます。
ストレスが常にかかった状態でいると、母乳分泌に関わるホルモンバランスを崩してしまうことになります。
赤ちゃんの成長発達や育児への悩み、協力の得られない家族への不満、疲労や睡眠不足など、ママの悩みはあげたらきりがありません。
結果として母乳分泌が上手く行えず、母乳育児が一層大変になってしまうのです。
水分・栄養不足
十分な水分と栄養が取れないことで、母乳育児が上手くいかないことも。
母乳はママの血液から作られるので、ママが十分な水分や栄養を取ることは母乳育児にとって大事なことになります。
しかし、産後のママは、つい自分のことは後回しになってしまい、とてもバランスの取れた食事ができる状況ではありません。
このような現状が、母乳育児を辛くさせてしまいがちです。
冷え
体の冷えも、母乳育児を辛いものにする原因の1つ。
体が冷えて血の巡りが悪くなると、血液から作られる母乳の量も自ずと減ってしまいます。
また、1日に何度も授乳をしていると、服装も授乳のしやすさを重視して厚着がしにくいという悩みも。
その上、産後1ヶ月は湯船に浸かれないので、身体は冷えやすくなってしまいます。
このように、産後のママは身体が冷えやすく、その結果母乳が上手く出ず母乳育児が辛いと感じてしまうことがあります。
乳房周りのトラブル
乳首の裂傷や乳腺炎は、母乳育児を大いに辛くさせる原因です。
赤ちゃんへの授乳が慣れていない産後初期は、乳首が切れてしまい、授乳のたびに激痛を伴うことも。
また、乳腺が詰まって起こる乳腺炎も、激しい痛みや発熱を伴うため、ママにとって非常につらい状況になります。
これらのトラブルが起こることで、授乳をやめたいと思うほど母乳育児を辛く感じてしまうママは多いようです。
先輩ママが実践した母乳育児がつらい時の対処法
時に辞めたいと思うほど大変な母乳育児を、先輩ママはどのようにして乗り切ってきたのでしょうか。
以下の5つが主な解決方法になります。
- 貧血の改善
- 食事の見直し
- ストレスからの解放
- 母乳外来
- ミルクを足す
詳しく説明していきます。
貧血の改善
母乳育児を乗り越える方法の1つ目は、貧血を改善することです。
母乳はママの血液から作られるので、貧血が改善されると母乳不足が解消されます。
貧血が比較的軽度である場合は、鉄分を多く含む食材を積極的に取り入れて、日々の食事から鉄分を補給するのがいいでしょう。
筆者は貧血の程度がひどかったので、病院で医師に鉄剤を処方してもらっていました。
貧血の改善にの改善に伴って母乳の分泌量も増え、筆者は産後3か月で完全母乳に移行できました。
貧血の悪化は、ママの健康を損なうリスクもあるため、改善に務めることが大切です。
食事の見直し
ママの食生活を見直すことも、辛い母乳育児への対処法として大切になります。
母乳量を増やし、良質な母乳を作るには、栄養バランスのいい食事と充分な水分補給が不可欠だからです。
産後里帰りをした筆者は、母に1日3食バラエティに富んだ食事を用意してもらえたので、乳分泌量も増え、栄養面も安心できました。
ママの食事は、母乳の質にも関わってくるため、少しずつでも栄養面を考慮した食事を意識することが大切です。
ストレスからの解放
産後のストレスを減らすことができれば、母乳育児も軌道に乗りやすくなります。
ストレスからくるホルモンバランスの乱れを整えると、母乳分泌がスムーズになるからです。
筆者は里帰り中、母と喧嘩をすることが多く、そのストレスから解放されたくて最後は逃げるように自宅へ帰りました。
家事ができるか不安でしたが、母とのストレスから解放された分、心が穏やかになり母乳の分泌が安定したように思います。
小さなことであっても、ストレスはできるだけなくしていきましょう。
母乳外来
辛い母乳育児の解決には、母乳外来の利用が有効である場合が多いです。
母乳外来は、母乳育児のプロが授乳方法やトラブルの解決方法などをアドバイスしてくれるところです。
おっぱいが痛い、乳首が切れた、授乳のポジションがわからないなど、トラブルの原因や対処方法を教えてもらえるので、悩みを一気に解決できます。
筆者も母乳外来で受けたおっぱいマッサージで、乳腺のつまりが取れ母乳の出がすごく良くなった経験があります。
母乳外来や母乳ケアを行っている産院などに、一度足を運んでみるといいでしょう。
ミルクを足す
最後の辛い母乳育児への対処法は、思い切ってミルクを足すことです。
なぜなら、赤ちゃんが十分な栄養が取れて、すくすく成長してくれることが、育児において1番重要なことだからです。
はじめのうちは母乳が十分でなくても、ママが授乳に慣れたり、体力が回復してきたりすることで、少しずつ母乳育児が軌道に乗ってくることがあります。
なので、母乳が足りなければ、迷わずミルクを足してみましょう。
授乳がつらいときは、ミルクにも頼ることを選択肢の1つに入れてみてください。
まとめ
本記事では、母乳育児が辛くてやめたくなる理由とその対処法を紹介しました。
本記事を参考に、つらくて苦しいと感じる母乳育児から少しでも解放され、赤ちゃんとの幸せな時間になることを願っています。


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