「自閉スペクトラム症の子供が夜ハイテンションでなかなか寝ない…」
日中の育児だけでも疲労困憊なのに、夜も休めないと本当に辛いですよね。
小児科の医師によると、自閉スペクトラム症の子どもが夜ハイテンションになってしまうことは珍しくありません。
しかし実は自閉スペトラム症と、夜のハイテンションや睡眠障害の医学的なメカニズムはよく分かっていません。
だからといって何も対処できないのは、先が見えないようで本当にしんどいですよね。
筆者も重度自閉スペクトラム症で夜ハイテンションだった我が子に対し、メカニズムが分からないなりになんとか対策をして、夜も落ち着いて欲しい思いでいっぱいでした。
本記事では自閉スペクトラム症の子どもを持つ筆者が、夜ハイテンションになる理由や対処法をご紹介していきます。
自閉スペクトラム症の子どもでお困りのママの参考になれば、とても嬉しいです。
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる理由
筆者が考えた、自閉スペクトラム症の子どもが夜ハイテンションになる4つの理由をご紹介しますね。
- 昼寝をしたことで眠くならないから
- 体力が有り余っているから
- 暗くなったら眠ることが分からないから
- 低気圧が続いているから
昼寝をしたことで眠くならないから
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる理由の一つとして、「昼寝をしたことで眠くならない」ことが考えられます。
我が子は夜ハイテンションからの不眠で、日中昼寝をする習慣がありました。
30分程度の昼寝なら夜の活動に影響ないのですが、一度昼寝をすると3時間以上深く眠ってしまい、なかなか起きられませんでした。
日中3時間も眠れば、夜は元気いっぱいのハイテンションになってしまうのも頷けますよね。
体力が有り余っているから
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる理由の二つ目として、「体力が有り余っている」ことが考えられます。
自閉スペクトラム症の子どもは定型発達の子どもに比べて疲れやすいと言われています。
我が子も一日中抱っこをせがんだり横になっていることが多く、「疲れやすいから無理させないように」と積極的には外に遊びに行かせなかった時期もありました。
それが逆に体が疲れていない状態になり、良くなかったことも考えられます。
暗くなったら眠ることが分からないから
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる理由の三つ目として、「暗くなったら眠ることが分からない」が考えられます。
自閉スペクトラム症の子どもは、一般的に定型発達の子どもに比べ時間の感覚や認識が乏しいです。
特に我が子は年齢も幼いため、「明るくなったら活動する」「暗くなったら体を休める」ことが感覚的にもまだ理解できないことが考えられました。
低気圧が続いているから
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる理由の四つ目として、「低気圧が続いているから」が考えられます。
これは自閉スペクトラム症の子ども全体に言えることではないのですが、療育センタースタッフによると「天気に、特に気圧の変化にとても敏感な子どもはいる」とのことです。
そこで我が子の夜間の活動と気圧の変化について調べたところ、日本列島周辺に低気圧が2〜3つ以上あるか低気圧が続くと、夜の活動が活発になったりやたら不機嫌になることが分かりました。
自閉スペクトラム症の子どもが夜ハイテンションになって困っている方は、一度気圧との関係をチェックしてみてもいいかもしれません。
気圧は毎日のニュースやネットなどで調べられますが、私は「頭痛ーる」というアプリを使っていました。
もし気になる方がいたら参考にしてみてくださいね。
参考サイト:頭痛ーる
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる時の対処法
ここでは、筆者が実際に自閉スペクトラム症の我が子が連日夜ハイテンションだった時に実際にやってみた対策を4つご紹介しますね。
- 生活リズムを整える
- 日中の活動量を増やす
- 夕方以降の過ごし方をルーティン化する
- 薬を服用する
生活リズムを整える
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる時の対処法の一つ目は「生活リズムを整える」です。
日々の生活リズムを整えることは、夜間しっかりと体を休めるのにとても重要です。
最初はちょっとしんどいかもしれませんが、前日の活動がどうであれ「朝は◯時〜◯時の間には起こす」「食事は◯時〜◯時の間」と大まかで良いので整えていくことは、長い目でみてもやってみて損はないと思います。
日中の活動量を増やす
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる時の対処法の二つ目は「日中の活動量を増やす」です。
前項でも触れましたが、筆者の自閉スペクトラム症の子どもは以前日中の活動量がとても少ない状況でした。
そこで公園に行ったり川沿いを散歩したり積極的に活動量を増やしたところ、夜、いつの間にか寝ていた嬉しい日がありました。
ただ「今日は絶対早く落ち着かせよう」と意気込んで、日中これでもかと活動量を増やすと、返って夜さらにハイテンションになり全く眠る気配がないこともあったんです。
塩梅が難しいところですが、日中の活動が極端に少ない自閉スペクトラム症の子どもは試してみるといいかもしれません。
とはいえ、筆者は極度の面倒くさがりで、「平穏な夜のため…」と思いながらも日中自閉スペクトラム症の我が子を連れて外出するのが苦痛で苦痛で…。
そんな時は自宅で息子の好きな歌を流しながら2人で踊ったり、自宅でシャボン玉を飛ばしたりして、息子を喜ばせていました。
夕方以降の過ごし方をルーティン化する
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる時の対処法の三つ目は「夕方以降の過ごし方をルーティン化する」です。
一般的に自閉スペクトラム症の子どもは見通しがきくことや、ルーティンが得意・安心すると言われていますよね。
そこで療育センターのスタッフにも、夕方以降の過ごし方をルーティン化することをおすすめされました。
我が家の夕方以降のルーティンは以下の通りです。
- 17:30 お風呂
- 18:30 夕食
- 19:30 好きなYoutubeをみる
- 20:30 歯磨き
- 21:00 絵本を2冊読む
- 21:30〜22:00 家族みんな就寝
ルーティンと大きく違ってしまうことも多々ありましたが、なるべく添うように心がけていました。
ポイントは最後の「家族みんな就寝」だと個人的には思います。
我が子に「暗くなったら体を休める」ことを感覚的に理解してもらう目的で、時間になったらまず家中の電気を消しました。
いくらハイテンション状態を落ち着かせようと部屋を暗くしても、ハイテンションなまま隣の部屋に行ったら部屋に煌々とあかりがついていた…なんてことになったら悲しいですもんね。
まずは家中の電気を消す。
そして大人は子どもの様子を伺いながら、ひたすら寝たふりをしていました。
即効性は期待できないかもしれませんが、うまくいけば「暗くなったら休む」というルーティンを理解してくれるかもしれません。
薬を服用する
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになる時の対処法の四つ目は「薬を服用する」です。
我が家の自閉スペクトラム症の子どもは、先にご紹介した三つの方法である程度は夜のハイテンションが落ち着いたものの、やはり完全には落ち着かず筆者や夫を長く悩ませていました。
薬の服用に踏み切りったところ、最初に内服した興奮を抑える薬はあまり効果を実感しませんでした。
しかし別の薬に変えてもらったところ、夜もそれほどハイテンションにならず、一定の時間には眠ってくれるようになりました。
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになった時のNG対応
最後に自閉スペクトラム症の我が子が夜にハイテンションになった時、筆者がやってしまい、後悔した対応を2つご紹介しますね。
- 怒鳴ったり叩いたりする
- 放置する
怒鳴ったり叩いたりする
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになった時のNG対応の一つ目は「怒鳴ったり叩いたりする」です。
筆者も自閉スペクトラム症の子どもの対応に疲労困憊で、何度も大声で怒鳴ってしまった経験があります。
しかし怒鳴ったことで我が子が大人しくなるわけでもなく、私の怒鳴り声など聞こえなかったかのように遊び続けていました。
残るのは私のイライラと大きな後悔だけ。
以来怒鳴りたくなったら、私はお気に入りのYoutubeチャンネルやSNS投稿を見て気持ちを落ち着かせるようにしています。
放置する
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになった時のNG対応の二つ目は「放置する」です。
筆者も自閉スペクトラム症の子どもと同じ空間にいることが本当に苦痛で、しばらく放置していたことがありました。
気持ちも落ち着いたところで様子を見に行ってみると、包丁を持ち出してニコニコしている我が子を見て心底ゾッとしたのを覚えています…。
取れない場所に刃物を隠しておかなかった筆者も悪いのですが、やはり放置したことをとても後悔しました。
まとめ
自閉スペクトラム症の子どもが夜にハイテンションになってしまうことについて、理由が分からないと対処のしようがありませんよね。
本記事では、自閉スペクトラム症の我が子が夜ハイテンションになってしまうことに対して、実際に筆者が考えた理由や対処法をご紹介しました。
自閉スペクトラム症の子どもでお困りのママの参考になれば、とても嬉しいです。
参考サイト:阪野クリニック


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