押すだけで簡単に対処!肩こりからくる頭痛におすすめのツボ9選

「肩こりがひどくて頭痛がする……」

そんな時、どうにかして頭痛や肩こりを緩和したいですよね。

実は、肩こりから頭痛に効果的なツボがあるんです。

本記事では、肩こりからくる頭痛に効果的なツボと、上手な押し方を紹介します。

肩こりや頭痛を少しでも緩和したい方は、参考にしてくださいね。

 

肩こりからくる頭痛がつらいときにおすすめのツボ

肩こりからくる頭痛がつらいときにおすすめのツボは9つあります。

  1. 太陽
  2. 合谷
  3. 率谷
  4. 天柱
  5. 風池
  6. 肩外兪
  7. 肩井
  8. 崑崙
  9. 足臨泣

詳しく説明します。

 

太陽

眉尻(眉毛のいちばん外側)と目尻(目のいちばん外側)を結んだ線の真ん中から少し外側に寄ったところにある、こめかみのくぼみにあるツボが太陽です。

頭痛が辛いときに、このツボを押すことで痛みが緩和されるだけでなく、気持ちも楽になります。

 

合谷

合谷(ごうこく)は、親指と人差し指の骨の際にある、手の甲側のくぼみにあるツボです。

合谷を刺激することで全身の血流が改善され、痛みが和らぎます。

偏頭痛で全体が痛いとき・どこが痛いのかよく分からないときにこのツボを押すと痛みが和らぎます。

 

率谷

率谷(そっこく)は、耳の上、髪の生え際から指2本分上にあります。

頭の筋膜が張ってくると、側頭部がパンパンに腫れた状態になります。

率谷を指三本くらいで幅広く当てて軽く押さえながら回していき、張ってしまった筋膜にゆとりを持たせるようにマッサージしていきましょう。

肩首のコリ・頭痛・耳鳴り・側頭部の頭痛の軽減に効果的です。

また、食欲不振やホルモンバランスの安定化にも期待できます。

 

天柱

天柱(てんちゅう)は、首の後ろの髪の生え際、2本の太い筋の外側にあるくぼみに位置します。

天柱がある位置は、ちょうど頭の重さがずっしりと首にかかるところです。

首に加重がかかることで、血流を妨げて頭皮の筋膜が硬くなり、頭痛の原因となります。

目の方向に向けて斜め前方に押すことで、肩こり・眼精疲労・めまい・冷え・自律神経の安定に効果的です。

頭重感やぼんやりするとき、肩こりで頭に血流が不足している場合などにまず試してほしい一穴です。

 

風池

風池(ふうち)は、後頭部の首の付け根、後頭骨の下のくぼみから2~3cmほど外側の髪の生え際よりも少し上にあります。

肩こりや肩の緊張、視力回復や目の病気にも効果的です。

また、後頭部のツボというからもわかるように、脳の活性化にも有効なツボでもあります。

 

肩外兪

肩外兪(けんがいぐ)は、肩甲骨の逆三角形の骨の上部・内側の頂点あたりにあります。

手が届きにくい場所なので、傘の柄の部分などを使って刺激を加えるといいですね。

肩こり・頚こり・背中の痛みに効きます。

特に肩から肩甲骨外側にかけての重ぐるしさや痛みを和らげる効果があります。

また、肩こりからくる眼精疲労やムチウチ症にも効果的です。

 

肩井

肩井(けんせい)は、首のつけ根と肩先を結ぶ線の中央に位置します。

ツボを押すことで肩周りの血流を促し、肩こり・頭痛・冷え性に効果があり、体のバランスを整え眠りを誘う効果があります。

また、肩井は肩や首のコリだけでなく、寝違いや眼精疲労にも効果的です。

拳で軽く叩いたり、首をすくめるように肩全体を上げ、力を抜きストンと落とす方法もおすすめです。

 

崑崙

崑崙(こんろん)は、足の外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあるツボです。

足にあるツボですが、体の高いところにある頭部に効果的です。

偏頭痛で頭の後ろ(後頭部)が痛いとき、このツボを押すと痛みが和らぎます。

東洋医学では、上の病は下で、左の病は右で治すという法則があります。

人体において上下左右のバランスが大切ということですね。

 

足臨泣

足臨泣(そくりんきゅう)は、足の薬指と小指の間を指ですり上げていって、指の骨が交わる位置にあります。

「泣」という字が入っているとおり、強く押してしまうと泣くほど痛いツボですが、効果は抜群です。

偏頭痛の緩和が期待できるツボとして有名で、沢山ある頭痛に効くツボの中でも即効性のあるツボです。

他にも、肩のコリや生理不順、ストレスにも効果があります。

 

ツボ押しを避けた方が良い場合

ツボ押しを避けた方が良い場合が3つあります。

  • 食前・食後の1時間
  • 飲酒後
  • 入浴前後

詳しく説明します。

 

食前・食後の1時間

食前・食後の1時間はツボを刺激しない方が良いです。

食事を摂ることで血流が胃腸に集中し、ツボ押しによる刺激で不快感が生じることがあります。

食事後は消化を優先させ、ツボ押しは時間を空けて行いましょう。

また、安心して効果的なツボ押しを行うためにも、適切なタイミングを心掛けましょう。

 

飲酒後

飲酒後はツボ押しを控えましょう。

アルコール摂取によって血管が拡張し、ツボ刺激による影響が増す可能性があります。

また、ツボ押しによる刺激とアルコールの影響が重なると、不快感やめまいが生じることも。

安全を考え、飲酒後はツボ押しを避け、体調が回復してから行うようにしましょう。

 

入浴前後

入浴前後のツボ押しも注意が必要です。

お風呂に入ることで血流が増加し、ツボ刺激の影響が大きくなる可能性があります。

特に熱めのお湯に入った後や、温泉などでリラックスした状態では、ツボ刺激が強く感じてしまいます。

入浴後は体温が上昇しているため、ツボ刺激の影響が増すことに注意しましょう。

入浴前後はツボ押しを避け、安定した状態で行うことが大切です。

 

まとめ

本記事では、肩こりからくる頭痛に効果があるツボ9つを紹介しました。

頭痛が伴う肩こりは、本当につらいですよね。

本記事で紹介したテクニックは、どれもちょっとしたスキマ時間で実践できます。

また、ツボ押しの際に気をつけるポイントも併せて紹介しました。

日常のちょっとした工夫で肩こりと頭痛を軽減し、快適な毎日を過ごしてくださいね。

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