【モラハラ夫と依存妻】共依存のチェックリストと抜け出し方

モラハラ夫に依存している人は、苦しんでいるにも関わらず夫婦関係を続けてしまいます。

なぜなら相手から必要とされていると思い込み、自立できない状態だからです。

本記事では、共依存のチェックリストと抜け出し方をご紹介します。

離れられなくても、あなただけのせいではないことをお伝えしていきます。

モラハラ夫に悩み苦しんでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

依存妻の特徴は?モラハラ夫との共依存のチェックリスト

モラハラ夫に依存してしまう妻には、どんな特徴があるのでしょうか?

共依存に陥りやすいかどうかの目安になるチェックリストをご紹介します。

  • 自尊心が低い
  • 人から必要とされたい
  • 夫をなんとしても自分が支えなくてはいけないと考える
  • 夫がいなくては生きていけないと感じる
  • 夫に根拠のない期待をしている
  • 夫のために自分を犠牲にする

 

自尊心が低い

自尊心が低い人ほど、モラハラ夫と共依存に陥ってしまう可能性が高いです。

自己肯定感も低いため、何をやっても自分自身に自信がなく否定的になりくよくよしてしまいます。

なのでモラハラ夫のように、自己肯定感の高い人に憧れや魅力を感じてしまうのです。

まずは小さいことからでもいいので、自分に自信を持ち自己肯定感を高めましょう。

 

人から必要とされたい

人から必要とされたいという思いも、共依存になりやすい人の特徴の一つです。

他人に必要とされることでしか、自分の価値を確認することができないからです。

人からどう思われているのかが常に気になり、相手の顔色ばかりうかがってしまいます。

まずは自分と向き合い、受け身ばかりの姿勢はやめましょう。

 

夫をなんとしても自分が支えなくてはいけないと考える

自分が支えなければならないと強く考えてしまうことも、共依存になりやすい特徴です。

だれかを助けることで自分の存在意義を感じ、安心してしまいます。

助けてあげたいというよりも、助けなければならないという思いが強いからです。

本当に自分が支えるべき相手なのか、今一度よく考えてみましょう。

 

夫がいなくては生きていけないと感じる

夫がいないと生きてはいけないと感じてしまうのは、依存度の最も強い特徴です。

共依存はお互いが強く過剰に依存している状態です。

依存に答えることで自分自身を保ち、全てにおいて夫を最優先させてしまいます。

夫の存在がなくても自立して生きていけるような、強さと自信を持ちましょう。

 

夫に根拠のない期待をしている

夫に対して根拠のない期待をしていることも、共依存を助長してしまう特徴です。

いつかは優しくなってくれる、いつかは分かってくれると思い込むことで自分を納得させています。

しかしモラハラは人格であり生き方なので、直ることはまずあり得ません。

根拠のない期待は相手をつけ上がらせるだけです。

現実を見て期待せずに、自分自身を成長させることに努力しましょう。

 

夫のために自分を犠牲にする

夫のために自分を犠牲にしてしまうことも、依存してしまう人に多い特徴です。

自分を犠牲にすることで、歪んだ夫婦のバランスを保っているのです。

依存しやすい人は自分の意見より相手の意見を尊重することがとても得意なため、自分の意見を抑え込んでしまいます。

嫌なものは嫌だとはっきり断る勇気も必要です。

自分の思いや気持ちを、主張する強い意志を持ちましょう。

 

モラハラ夫と依存妻の末路

モラハラ夫に依存していた妻はどのような末路を迎えるのでしょうか。

共依存に陥った妻の、実際にあった体験談を紹介します。

  • 長年のモラハラの末に
  • 子どもに悪影響を及ぼすモラハラ夫
  • 再婚相手がモラハラだった悲劇

 

長年のモラハラの末に

長年モラハラ夫に悩まされていた妻が、何とか離婚した後の経験です。

長かったモラハラからの苦しい生活に終わりを告げ、落ち着いた生活を取り戻しました。

そして何年か過ぎた頃、別れた夫に居場所がばれ復縁を迫られ困ってしまいました。

初めはきっぱりと断っていたものの、次第に優しく改心したような態度で懇願し始めます。元妻もついつい「今度こそは大丈夫かもしれない」と心を許してしまい、また一緒に生活を始めてしまうのです。

しかし優しかったのは最初だけ。

気づいたときには元のモラハラ状態で、以前と何も変わっていません。

今でもモラハラ状態は続き、精神的にも前より苦しんでいるそうです。

 

子どもに悪影響を及ぼすモラハラ夫

子どもを持つお母さんが、モラハラをされ続けていた時の経験です。

優しく穏やかな人と結婚し、子どもにも恵まれ幸せな毎日を過ごしていました。

しかし子どもが生まれしばらくすると、少しずつ夫からのモラハラ行為に悩まされるように。

妻はそれでもなお「子どもが大きくなったら、いつかは変わってくれるだろう」と思い、我慢していました。

ところが夫は変わるどころかひどくなる一方です。

やがて物心ついた子どもの前でも怒鳴り散らし罵倒するようになったため、子どもにも悪影響が出始めます。

今では中学生の子どもも不登校になり、不安定な毎日を過ごしているそうです。

 

再婚相手がモラハラだった悲劇

再婚した相手がモラハラ夫だった妻の経験です。

子どもも高校生になり子育ても落ち着いたとき、出会った相手が今の夫でした。

とても頼りになる男らしい人だったので、何の不安もなく再婚を決めました。

しかし一緒に生活をしてみると細かいことを指摘し、自分の思い通りにならないと怒鳴り散らすように。

時には子どもの生活にまで入り込み、責め立て攻撃することに悩んでいました。

毎日ひどくなるモラハラに最初は抵抗していましたが、とにかく相手は何に対しても一枚上手。

結局言い負かされてしまい、次第に諦め怒らせない努力をするようになってしまいました。

今では子どもは家が嫌になり独立し、妻はモラハラ夫との生活を苦しみながら続けているそうです。

 

モラハラ夫との共依存から抜け出す方法

モラハラ夫との共依存から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?

共依存から抜け出すための以下のような4つの対処法をご紹介します。

  • 共依存関係であることを自覚する
  • 信頼できる人に相談する
  • 家以外の居場所を作る
  • 別居する

 

共依存関係であることを自覚する

まずは、自分が共依存関係であることを自覚することが必要です。

モラハラ夫に悩んでいる人の中でも、依存していることに自覚のない人が多くいます。

自覚をすることで、今まで気が付かなかったことも見えてくるはずです。

共依存であることを自覚し、今後どのように夫と接していくのかを考えましょう。

 

信頼できる人に相談する

信頼できる人に相談することも、共依存から抜け出す方法の一つです。

誰かに話すことによって、自分の今の状況を客観的に確認することができます。

的確なアドバイスも受けることができるかもしれません。

ただし夫側の人に相談する時は注意してください。

相談することによってモラハラ夫に話が伝わり、後で恥をかかせたと逆上しかねません。

相談する相手は慎重に選び、信頼できる人に相談しましょう。

 

家以外の居場所を作る

自分の居場所を家以外にも作り、現実から離れることも抜け出すための方法です。

怒鳴られたり無視されたりしていると、自宅ですら居心地が悪くなってしまいます。

さらにモラハラ夫を刺激しないため顔色をうかがい、余計に頑張ってしまいますよね。

居場所のない夫婦生活など異常です。

今すぐモラハラ夫から離れ、安心できる居場所を作りましょう。

 

別居する

精神的な被害がこれ以上ひどくなる前に、まずは別居をして冷静になりましょう。

モラハラを受けつづけていると、正常な判断ができなくなり共依存の関係も強くなります。ひどいモラハラに耐え続けていても、相手はもちろん自分自身も何も変わりません。

「もう二度とモラハラ行為をしないから許してくれ」という約束も、守られることは皆無でしょう。

自分の人生を無駄にしないためにも、早急に決断しましょう。

 

まとめ

モラハラ夫に依存している人は、なかなか離れられず夫婦関係を続けてしまいます。

しかし依存してくる人をコントロールすることは難しいですが、関わり方を変えることで依存させない対応もできます。

本記事では、共依存のチェックリストとモラハラ夫からの抜け出し方をご紹介しました。

モラハラに悩んでいる方は本記事を参考に、モラハラ夫に振り回されない自立した幸せな日々を手に入れてくださいね。

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