「息子夫婦と良い関係を築きたい!」
そんな時、上手に付き合うためには、どのようなことに気を付ければ良いのか悩みますよね。
実は、ある程度の距離感を保ち、最低限のマナーを守ることで良い関係が築けます。
本記事では、息子夫婦と良い関係を築く付き合い方や、嫌われる原因となる関わり方も紹介します。
息子夫婦に気持ちの負担をかけずに良い関係を築きたい方は、ぜひ参考にしてください。
【体験談】息子夫婦との付き合い方で心がけていること
お姑さんはどのようなことを心がけながら、息子夫婦と付き合っているのでしょうか?
息子夫婦と上手に付き合うために、努力をしているお姑さんに聞いた体験談を紹介します。
- 用がある時以外は連絡をしない
- お嫁さんの前で息子については話さない
- 子供がいない夫婦に孫の話はしない
- お礼や感謝の言葉はお嫁さんにする
- 夫婦のトラブル時はお嫁さんの味方になる
用がある時以外は連絡をしない
特別に用がなければ、連絡しないように心がけている筆者の体験談です。
私は、息子が結婚したら生活には口を出さず、余計なことはしないように決めていました。
息子たち夫婦からすれば、親からの用のない連絡は面倒くさく必要がないものと、自分自身が感じているからです。
特に、お嫁さんには「何か必要があれば連絡してね」程度のスタンスで付き合っています。だからといって全く連絡をしないわけではなく、息子やお嫁さんの誕生日など、節目にはLINEやプレゼントは欠かしません。
今では、たまに息子夫婦と食事をするなど、付かず離れずの距離感で上手に付き合えるようになっています。
お嫁さんの前で息子については話さない
お嫁さんの前では、息子についての話はしないように気を付けている友人の体験談です。
彼女は、息子夫婦といる時は息子についての食の好みや性格など、詳しい話はしないようにしています。
息子が大人になり、親の知らない部分が増え「お嫁さんの方が今は息子を理解しているから」だそうです。
息子は結婚して新しい家庭を持ったのだから、お嫁さんにすべてを任せ、面倒を見てもらえば良いとのこと。
手がかかった息子を任せられ、感謝すらしているとも言っています。
その後も、今までの接し方は変わらずお嫁さんを立てながら、息子夫婦と上手に付き合えているそうです。
子供がいない夫婦に孫の話はしない
子供がいない夫婦には、孫の話はしないと決めている友人の体験談です。
彼女は、本当は孫ができることを望んでいますが、息子夫婦には絶対に孫の話や要望はしないと決心していました。
自分自身なかなか子供ができず、姑からの「子供はまだなの?」という言葉に傷ついた経験があったからだそうです。
彼女は子供が大好きで、子供に関わる仕事をしていることもあり、心から孫ができることを期待しています。
しかし、息子夫婦には子供のことを含め、ふたりの生き方や考え方を尊重してあげたいとのこと。
その後、孫はまだいませんが、息子夫婦と旅行などしながら楽しく過ごしているそうです。
お礼や感謝の言葉はお嫁さんにする
お礼感謝の言葉は、できるだけお嫁さんに伝えるようにしている友人の体験談です。
彼女は、母の日などで何かしてもらった時は、直接お嫁さんに伝えることで気持ちを示しています。
家庭のお財布は女性が管理していることが多く、気を遣ってくれているのも、お嫁さんだと分かっているからだそうです。
実際に贈り物はセンスが良く「自分の好みや雰囲気を見てくれているので嬉しい」と言っています。
お嫁さんも「きちんと私自身を認めてもらえている」と喜んでいるとのこと。
今では、お嫁さんと一緒に買い物に行ったり食事に行ったりするなど、良好な関係が築けているそうです。
夫婦のトラブル時はお嫁さんの味方になる
息子夫婦がケンカなどのトラブルが起きた時は、お嫁さんの味方になる知人の体験談です。
彼女は、喧嘩の内容にもよりますが、息子夫婦がトラブルで困っている時はお嫁さんの味方になるようにしています。
自分が息子の味方になってしまうと、解決する話もまとまらず、自分とお嫁さんの関係性まで悪くなるからだそうです。
彼女は離婚をしていますが自分が嫁の立場だった時、誰も味方になってくれずに孤立し、非常につらい思いをしたとのこと。
少なからず相手の親とは良い関係性は築けていなかったとも言っていました。
その後も、何かあればお嫁さんを中心に意見を尊重しながら、息子夫婦と上手に付き合っているそうです。
【要注意】息子夫婦に嫌われる原因となる付き合い方
息子夫婦に嫌われる原因となる付き合い方にはどのようなものがあるのでしょうか?
嫌われる付き合い方は主に4つあります。
- 息子夫婦の育児方針に口出しする
- 頻繁に連絡したり家に行ったりする
- 上から目線のアドバイス
- 誕生日やクリスマスなどイベントの強要
詳しく説明します。
息子夫婦の育児方針に口出しする
息子夫婦に嫌われる原因となる付き合い方のひとつが、息子夫婦の育児方針に口出しすることです。
大きな問題がない限り、子育ては基本的に「子供の責任者は親」という認識を持ち、むやみな口出しはトラブルの元です。
子育ての方針は様々で、違う環境で育ってきたお嫁さんの意見が違っても、間違いではありません。
また、子育ての常識は昔と今では変わっていることが多く、サポートの立場で子世帯の意見を尊重する配慮が必要です。
息子夫婦が困ってきたら助けるくらいのスタンスで、余計な口出しや手出しはせずに見守ってあげましょう。
頻繁に連絡したり家に行ったりする
頻繁に連絡したり家に行ったりすることも、息子夫婦に嫌われる原因となる付き合い方のひとつです。
息子夫婦は、仕事や家事・育児など非常に忙しく、頻繁に連絡されると迷惑でしかありません。
自分自身に悪気がなくても過ぎた干渉だと捉えられ、避けられる原因にもなります。
さらに、家に度々訪問されると来られる側は、家の中の片付けや気遣いなどが辛くなり苦痛を感じるようになります。
息子の家族とは言え、ひとつの別家族として考え「親しき中にも礼儀あり」の通り、踏み込みすぎないようにしましょう。
上から目線のアドバイス
上から目線のアドバイスは、確実に息子夫婦に嫌われ避けられる原因となります。
お嫁さんのためにと親切心からだとしても、自分の経験から得た知識の押しつけは、ただのお節介にしかすぎません。
「〇〇はこうするべき」「私の時は〇〇だった」などと、上から命令されるようなアドバイスは、相手にとってストレスです。
さらに、お嫁さんのやり方を否定するようなアドバイスは、信頼を失い話さえもしてくれなくなる恐れも。
相手からの理解が得られず、距離を置かれるような、一方的な上からのアドバイスは絶対にやめましょう。
誕生日やクリスマスなどイベントの強要
息子夫婦に嫌われる原因として、誕生日に集まるなどイベントの強要があります。
夫の家族から、イベント時は一緒に過ごしたいと誘われたり連絡があったりすると、お嫁さんは断れません。
毎回イベントごとに集まるとなると、特にお嫁さんが気を遣わざるを得なくなります。
息子夫婦は別家族ですので、誕生日やクリスマスなどのイベントごとは、ふたりで過ごしたいでしょう。
特に、子供が生まれてからの誕生日などは、息子夫婦だけで家族水入らずの思い出として過ごしたいものです。
お祝いしたい気持ちは分かりますが、イベントは誘われたら受けるくらいの気持ちで、無理強いするのはやめましょう。
まとめ
親は息子が独立して結婚してからも何かと心配をして、息子夫婦のことが気になるでしょう。
しかし、姑である自分から一方的に踏み込むと、息子夫婦との関係は壊れやすくなります。
本記事では、息子夫婦と良い関係を築く付き合い方や、嫌われる原因となる関わり方も紹介しました。
本記事を参考にして、何かの時に助けになる存在でいられる、程よい距離感で息子夫婦と付き合ってくださいね。
コメントを残す