孫育てのトラブルが増えている!双方がモヤモヤする理由や体験談も紹介

「孫育てにモヤモヤする……」

パパママが仕事の場合、孫の預け先として祖父母はありがたい存在ですが、うまく噛み合わないとお互いに不満を感じることも。

本記事では、祖父母・パパママそれぞれの立場から見た孫育てにモヤモヤする理由や、トラブルを予防する心得をお伝えします。

ぜひ参考にして、上手に孫育てを乗り切ってくださいね。

 

なぜトラブルになるの?孫育てにモヤモヤする理由

なぜ孫育てにはトラブルが発生するのでしょうか。

孫育てにモヤモヤする以下の4つの理由を紹介します。

  • 【祖父母側】子供夫婦から感謝の言葉がない
  • 【祖父母側】子供夫婦からの要求がエスカレートしている
  • 【パパママ側】子育て方針に口を出してくる
  • 【パパママ側】子供を必要以上に甘やかす

 

【祖父母側】子供夫婦から感謝の言葉がない

孫育てにモヤモヤする理由の一つに、子供夫婦からの感謝の言葉がないことが挙げられます。

小さい子供のお世話は休む暇もないほど忙しいので、「やって当たり前」と思われるのは良い気持ちがしないのです。

子供は活発に動き回るので、一緒に遊ぶだけでも高齢の体では重労働ですし、危険がないように常に目を配るのも疲れます。

子供夫婦は、祖父母の苦労を理解して感謝の言葉でねぎらうと良いでしょう。

 

【祖父母側】子供夫婦からの要求がエスカレートしている

子供夫婦からの要求がエスカレートしているのも、孫育てにモヤモヤする理由です。

最初は遠慮していた要求が次第にエスカレートして、祖父母の負担が増えていく場合があります。

例えば、毎日預かるよう依頼されたり、習い事や保育園の送迎を毎日頼まれたりすることなどがあります。

祖父母の負担の重さを考えない子供夫婦からの要求が次々にくると、快く孫を預かれなくなってくるのです。

 

【パパママ側】子育て方針に口を出してくる

祖父母が子育て方針に口を出してくるのは、パパママがモヤモヤする原因になります。

祖父母にとっては「よかれ」と思ってのアドバイスでも、パパママにとっては異なる価値観を押し付けられているように感じるのです。

あまりに口うるさく干渉されると、祖父母の孫育てサポートを諦めて距離を置く事態になる場合も。

パパママとしては自分たちの意見を尊重して見守ってほしい気持ちが強く、過剰な口出しにストレスを感じます。

 

【パパママ側】子供を必要以上に甘やかす

孫育てにモヤモヤするのは、子供を必要以上に甘やかすのも理由の一つになります。

祖父母がお菓子やおもちゃをたくさん与えると、子供がわがままになってしまうのではないかと心配になり、パパママは困るのです。

普段とは異なるしつけをされると、子供も混乱する可能性があるため祖父母の甘やかしに抵抗を感じてしまいます。

 

【体験談】孫育てでどんなトラブルになった?

孫育てのトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。

先輩ママの4つの体験談を紹介します。

  • 【祖父母側】同居で孫育ての負担が重くなり、息抜きができなかった体験談
  • 【祖父母側】自分の時間を犠牲にして孫を預かった体験談
  • 【パパママ側】しつけや食事の与え方を守ってもらえなかった体験談
  • 【パパママ側】孫を預けるたびに嫌味を言われた体験談

 

【祖父母側】同居で孫育ての負担が重くなり、息抜きができない

子供夫婦の離婚をきっかけに同居が始まり、息抜きができなくなった祖母Aさんの体験談です。

孫はやんちゃ盛りで、外出時は常に危険がないように気を張っている状態だったそうです。

孫には手料理を食べさせたいと思い料理は手を抜かず、洗濯やお風呂、歯磨きをさせるなどの家事にも忙しい毎日。

祖父と二人暮らしのときには、疲れた日の食事は惣菜で済ませて体を気遣っていましたが、同居により孫のお世話が生じると休めなくなったそうです。

体力的な負担が大きく、いつまで孫育てが続くのか不安になるようです。

 

参考:【読者会議】孫育て 本音を言うと…(Reライフ.net)

 

【祖父母側】 自分の時間を犠牲にして孫を預かった体験談

祖母がパートを休んで孫を預かったときの祖母Bさんの体験談を紹介します。

孫の学校で学級閉鎖があり、共働きの娘のために孫を預かってお世話をしていたそうです。

しかし、ねぎらいの言葉もなく「孫を連れてきてあげて親孝行している」という態度にうんざりしたとのこと。

祖父母の都合を考えず、当たり前のように孫を預ける態度には辟易しますね。

 

【パパママ側】しつけや食事の与え方を守ってもらえない

しつけや食事の与え方を守ってもらえなかった先輩ママCさんの体験談です。

祖母(ママの実母)に孫を預けた際、口移しで噛んだものを食べさせていたそうです。

口移しで食べさせると虫歯菌が移ってしまうので、やめさせたいところ。

つい怒鳴ってしまったら、祖母からはもう預かりたくないと言われ、関係の修復が難しかったようです。

昔とは違う子育て方針を理解してもらえないのも、実の親だからこそトラブルが悪化しやすいのも、難しい問題ですね。

 

参考:孫育てのトラブル続出!?「祖父母が孫は預かりたくない」と思う理由とは?(BRAVA)

 

【パパママ側】孫を預けるたびに嫌味を言われた体験談

近所にある夫の実家に孫を預けたときの先輩ママBの体験談です。

共働きをしているため、仕事の都合で孫を預ける場面が複数回あったそうです。

預けるたびに「孫にこんな思いを嫌味させて、どれだけ偉い仕事をさせているのだ」という嫌味を言われ、気分が悪くなったとのこと。

仕事のためやむを得ず預けているのに、を言われるとムッとしますよね。

参考:孫育てのトラブル続出!?「祖父母が孫は預かりたくない」と思う理由とは?(BRAVA)

 

トラブル予防!孫育ての心得とは

トラブルを予防するために、孫育てをする上でどのような心得が必要なのでしょうか。

以下の4つの心得を紹介します。

  • 【祖父母側】今と昔の子育ての違いを知る
  • 【祖父母側】育児の主役はパパママで祖父母はサポーターと認識する
  • 【パパママ側】感謝の気持ちをきちんと伝える
  • 【パパママ側】子育てのNG事項は最低限にする

 

【祖父母側】今と昔の子育ての違いを知る

孫育てのトラブルを予防するために、祖父母は今と昔の子育ての違いを知ることが大切です。

今の子育てでは、昔は常識と言われていたことが覆る場合がよくあります。

例えば子供が泣いたとき、昔は抱き癖がつくからと抱っこは控えていましたが、今は愛着形成のため積極的な抱っこが推奨されています。

また、昔は入浴後には白湯を飲ませていましたが、今は母乳やミルクをあげるのが良いとされているのです。

医学の発達に伴い、今と昔では子育ての違いが生じていると理解して適応するのが大切です。

 

参考:子育て方針に口出しされてイライラ 「孫育て」の位置づけ、祖父母と付き合うポイントは(AERAdot)

 

【祖父母側】育児の主役はパパママで祖父母はサポーターと認識する

トラブルを予防するために、孫育てをする上で祖父母は「育児の主役はパパママで祖父母はサポーターと認識する」と心得る必要があります。

あくまでも育児をするのは子供夫婦であるため、手が足りない部分をサポートする意識で接しましょう。

子供夫婦に子育て方針を確認して、どんな子育てをしたいのか、どんなサポートをしてほしいのかを聞いてみましょう。

子育てを経験した身として、子供夫婦の子育てには気になる部分もあるかもしれませんが、サポートだけをする意識を持つのが大切です。

 

【パパママ側】感謝の気持ちをきちんと伝える

孫育てのトラブルを回避するために、パパママは感謝の気持ちをきちんと伝えるのも重要です。

祖父母にとって、いたわりの言葉は頑張って孫のお世話をしようという活力になるのです。

祖父母はよかれと思って、活発な孫のために体力と気力を振り絞ってお世話をしています。

時には自らの趣味や予定をキャンセルしてまで、孫のために時間を使っていることも。

祖父母のサポートを当たり前と思わずに、大げさなくらいに感謝を伝えると、祖父母と良好な関係を維持できる傾向があります。

 

【パパママ側】子育てのNG事項は最低限にする

子育てのNG事項は最低限にするのも、孫育てのトラブルを予防するために必要です。

祖父母は孫のために最善と思うことをやっているので、危険でない限りは、ある程度諦めると衝突せずにうまくいきます。

例えばお昼寝の仕方やお菓子の食べさせ方など、禁止事項や手順があると祖父母は余計に気を遣わなければならず、疲弊します。

子供は、親と祖父母で対応が違っても混乱せずに理解できるため、NG事項は最低限にして伝えるようにしましょう。

 

まとめ

祖父母が孫を預かる場合、負担の大きさや子育て方針の違いに大変さを感じるケースがあります。

子供夫婦側も、祖父母に孫を預けると小言を言われてストレスを感じる場合も。

本記事では、祖父母・パパママそれぞれの孫育てにモヤモヤした体験談や、不満が募りやすいポイントをお伝えしました。

祖父母やパパママが孫育てにモヤモヤした体験談も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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