「子供が中学生になって、友達との関係に悩んでいるみたい」
そんな時、親として何ができるか分からないと困りますよね。
実は、友達関係に悩みを持つ中学生の子供の親としてできることがあります。
本記事では、子供の友達関係の悩みについてどう対処したらいいのかを紹介します。
友達関係の付き合い方に悩みを持つ中学生の親御さんは、参考にしてくださいね。
中学生の子供が友達関係で悩む理由とは?
中学生の子供が友達関係で悩む主な理由を7つ紹介します。
詳しく説明します。
- 自分なりの価値観が芽生えてくるから
- 成績や部活動で友達と比較されるから
- SNSでプライベートが流出し過ぎているから
- 恋愛感情が芽生えてくるから
- 友達の中で上下関係が出てくるから
- グループができてしまい自由に動きにくいから
- 親が友達のことに口出ししてくるから
自分なりの価値観が芽生えてくるから
中学生になると、自分なりの価値観が芽生えることも友達関係で悩む理由です。
成長に伴い、自分の価値観が生まれてきます。
しかし全員が同じ価値観ではないため、合わない友達がどうしても出てきてしまいます。
「小学校までは仲が良かったのに、中学生になったら気が合わなくなってしまった」と悩む子もいるのです。
仲良しのグループで自分だけが異なる価値観を持っていると、仲間外れにされるなどのトラブルも起こるケースもあります。
子供が友達関係のトラブルを抱えている場合は、自分なりの価値観が芽生えている可能性もあると考えましょう。
成績や部活動で友達と比較されるから
中学生になると、成績や部活動で比較されるのも友達関係で悩む理由です。
「友達はうまくできるのに、自分はどうして出来ないんだろう」と悩む子もいます。
自分だけができないと思い込み、自己肯定感が下がることがあります。
友達関係で悩んでいるときは、比較されていることで苦しんでいるかもしれません。
「部活はどう?」など、声をかけてみるといいでしょう。
親が友達と比較しないことも大切です。
SNSでプライベートが流出し過ぎているから
中学生になると、SNSでのやりとりが主流となりプライベートが流出し過ぎるのも友達関係で悩む理由です。
友達とのやりとりが拡散されることで、プライベートな部分まで流出してしまうからです。
親しい友達だけでなく、知らない人にまで拡散されることになります。
親しいグループから仲間外れにされたときなど、注意が必要です。
子供が友達関係のトラブルを抱えている場合は、SNSでプライベートが流出していないか確認してみましょう。
恋愛感情が芽生えてくるから
中学生になると、好きな子ができるなど恋愛感情が芽生えてくることも友達関係で悩む理由です。
好きな子と話したいのに友達の目が気になり、悩んでしまうこともあります。
特に好きな子と話していると、ひやかされたりやっかまれたりすることがありますよね。
子供が友達関係のトラブルを抱えている場合は、恋愛感情が芽生えている可能性があります。
さりげなく聞いてみるといいでしょう。
友達の中で上下関係が出てくるから
中学生になると、友達の中で上下関係が出てくることも友達関係で悩む理由です。
例えば友達が他の子供に対して見下した態度を取っているのは、ストレスの発散に利用している場合があるからです。
ストレスの発散に利用され悩んでいる子もいることでしょう。
子供が友達関係のトラブルを抱えている場合は、上下関係に悩んでいる可能性があります。
学校の先生などに相談したり、子供にさりげなく確認したりするといいでしょう。
グループができてしまい自由に動きにくいから
中学生になると、グループができてしまい自由に動きにくくなることも友達関係で悩む理由です。
グループから「仲間外れにされるかな?」という不安や悩みを持つ子もいるでしょう。
グループの悩みは、男子よりも女子に多く見られることがあります。
子供が友達関係のトラブルを抱えている場合は、グループができたことでうまく立ち回れていないかもしれません。
交友関係を学校の先生に尋ねてみるといいでしょう。
親が友達のことに口出ししてくるから
中学生になると、親が友達のことに口出ししてくることも友達関係で悩む理由です。
親としては、心配でつい言いたくなるもの。
しかし、子供は思春期に入ると独立心が芽生えてくるので、親に反発することが多くなるでしょう。
例えば「遊んではダメ」「家に行くな」など親が友達のことに口出ししてくるので、悩む子もいるのです。
子供が友達関係のトラブルを抱えている場合は、親が友達のことに口出ししていないか振り返ってみましょう。
子供が友達関係で悩んだ時に中学生の親ができることや注意点
子供が友達関係で悩んだ時に親ができることや注意点を5つ紹介します。
- 今がすべてではないことを教えてあげる
- いつでも味方だということを伝える
- 学校に行かない選択肢もあることを教える
- 口出しし過ぎずに見守る
- 子供の体調の異変やSOSを見逃さない
今がすべてではないことを教えてあげる
「今がすべてではない」と、他に目をむけさせることも必要です。
例えば、今いる友達だけが友達ではありません。
高校に行けば、ガラッと世界が変わるものです。
嫌な時は無理に合わせることもありませんし、付き合う友達を変えるのも選択の一つです。
今現在のことで子供は頭がいっぱいになりがちですが、時が経てば変わっていくと教えてあげましょう。
いつでも味方だということを伝える
「いつもあなたの見方だよ」と伝えることが大事です。
子供の話を聞き共感したり助言したりするのもいいでしょう。
本当に必要な時に、親に相談できる関係を作ることができます。
友達とトラブルがあっても、家族が味方だとわかれば心強いのです。
「どのようなことがあっても味方だよ」と、折りに触れて伝えましょう。
学校に行かない選択肢もあることを教える
子供があまりに辛そうなときは、学校に行かない選択肢もあると教えてあげましょう。
学校を休むのは、リフレッシュの期間と考えることが大切です。
ストレスを抱えながら無理に学校へ行くことは、うつ症状にも繋がっていきます。
学校の人間関係を一旦リセットするためにも、学校に行かないという選択肢があります。
思い切って休むことも提案してあげましょう。
口出しし過ぎずに見守る
親は、あれこれ口だしせず見守ることも重要です。
成長していくと人間関係での苦労が多くなりますが、経験し悩みながら自分で解決策を見つけられるようになります。
子供のうちの友達関係は、人間関係を練習し経験を積んでいる期間です。
社会に対応できるような練習期間なので、口出ししすぎず見守っていきましょう。
子供の体調の異変やSOSを見逃さない
毎日の生活の中で体調が普段と様子が違ったときは、SOSのサインかもしれません。
ちょっとしたことでイライラしたり、情緒が不安定になったりすることがあります。
自分をコントロール出来ないときは、子供が苦しんでいる合図かもしれません。
見逃さないよう注意しましょう。
ストレスが溜まると心に余裕がなくなり、ひどい時は体調にまで影響を及ぼしてしまいます。
子供のSOSに気づいたときは子供に寄り添い、休める環境を作ってあげましょう。
まとめ
中学生の子供が友達関係で悩んでいると、親としては心配で何ができるか迷ってしまいますよね。
実は、中学生の子供が友達関係に悩んだとき、親としてできることがあります。
本記事では、子供の友達関係の悩みについてどう対処したらいいのかを紹介しました。
友達関係の付き合い方に悩みを持つ中学生の親御さんは、参考にしてくださいね。
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