反抗期の子どもが嘘をつくのはなぜ?理由と対処法を紹介

反抗期の子どもが嘘をつくようになると、親なら心配してしまいますよね。

しかし、思春期の子どもが嘘をつくのにはしっかりとした理由があるのです。

本記事では、反抗期の子どもが嘘をつく理由と対処法を紹介します。

子どもの心の中が分からず対応に困っている方は、参考にしてくださいね。

 

反抗期の子どもが嘘をつく理由

反抗期の子どもが噓をつくのは以下のような理由があるからです。

  • 叱られたくない
  • 干渉されたくない
  • その場しのぎのため

 

嘘をつく3つの理由をしっかり知って、理解することから始めましょう。

 

叱られたくない

反抗期に子どもが嘘をつくのは、ただ叱られたくないことが大きな要因でしょう。

本当のことを言って叱られるくらいなら、バレないうちに目標を達成してしまえばいいと思っているのです。

叱られたくないという思いから嘘をつく子どもは、親が強く叱れば叱るほど嘘をつきやすくなります。

親から頭ごなしに叱られるのを避けるために、とっさに嘘をついて自分を庇っているのです。

 

干渉されたくない

反抗期の子どもは、親に干渉されたくないという理由で嘘をつくこともあります。

常に親から監視され1から10まで根掘り葉掘り聞かれれば、子どもは嫌気がさして親から解放されたいと感じます。

筆者の息子に反抗期の頃にされて嫌だったことを聞いてみると、「うざい干渉」と言っていました。

反抗期の子どもに対して親があまりにも過干渉になりすぎると、子どもは自分が信頼されていないと感じます。

子どもの領域にズカズカと立ち入る行為ばかりしていると、子どもは嘘をついて誤魔化すようになってしまうのです。

 

その場しのぎのため

反抗期の子どもは、自分自身を守るためにその場しのぎの嘘をつくこともあります。

自分がやってしまった行為に対してつじつまが合わなくなり、嘘をつくしか方法がなくなるからです。

宿題が残っているのに遊びに行ったり、塾をサボったりしたことを誤魔化すための嘘で、

この年頃の子どもにはよくみられます。

自分自身の保身のため、とっさにその場しのぎの嘘をついてしまうのです。

 

【体験談】反抗期の子どもの嘘への対処法

反抗期の子どもに嘘をつかれて悩む親は多いと思います。

実際にこの悩みに直面し、解決された親御さんの対処法をご紹介します。

 

反抗期の小さな嘘はスルーをしていました

反抗期の子どもが分かりやすい小さな嘘をついたときは、基本スルーしていました。

小さな嘘まで指摘するとこちらの身がもたないので、知らん顔をして放っておくに限ります。

もちろん、嘘の状況や度合いによっては、厳しく叱らないといけない場面もあります。

しかし、あえて指摘する必要のない嘘は放っておくことで、親の体力を消耗しすぎずに反抗期の子どもと向き合えました。

 

許せない嘘は徹底的に叱るようにしていました

反抗期の子どもは基本的に何を言っても耳を貸さないため、細かいことは放っておくのですが、許しがたい嘘をついたときは許さずに徹底的にるようにしています。

人を陥れたり、傷つけたりするような悪意のある嘘は絶対に許しません。

大声で怒鳴り散らさなくても、本気の怒りは子どもにも通じるものです。

いつも怒ってばかりだと効果が薄れてしまうので、メリハリをつけて言わなければならないときはしっかり伝えるように意識しています。

 

親の理想のハードルを下げるようにしています

反抗期の子どもの嘘が気になったときには、親の理想のハードルを下げるようにしていました。

親が譲れない部分が多すぎると、子どもが追い込まれて嘘をつかざるを得なくなります。

子どもの行動にはつい口を出したくなりますが、少し我慢して子どもへの期待値を下げるとお互い楽になると思います。

 

親はいつも冷静に同じ土俵に上がらないようにしていました

子どもの嘘に本気で頭にくることもありますが、極力感情的にならないようにしていました。

まずは子どもの話を聞き、冷静にこちらの意見を伝えます。

途中で子どもが横柄な態度や乱暴な言葉を使っても、無表情で対応してから本題に戻ります。

何も言い返さず常に冷静さを保ち、子どもと同じ土俵に上がらないようにするのがポイントです。

 

反抗期には過干渉をやめるようにしていました

子どもに対して、過干渉にならないように気をつけていました。

細かいことにまで意見したり、先回りして失敗を回避させようとすればするほど、子どもの嘘が増えると感じたからです。

反抗期は親と子どもの距離をおく時期だと考えるようにしていました。

 

本気で突き放しました

反抗期の子どもが嘘ばかりつくときは、最低限の衣食住を確保しつつ本気で突き放すようにしていました。

優しく世話をすることが当たり前だと思っていましたが、突き放すことも成長には必要かと思い子どもができることからは手を引きました。

親から突き放された子どもは「干渉されなくなった」と喜んでいましたが、次第に自分が甘えていて一人では何もできないことに気が付いたようです。

 

まとめ

本記事では、反抗期に子どもが嘘をつく理由や対処法をご紹介しました。

反抗期に子どもが親に嘘をつくのは、成長過程での自然な反応です。

あまり神経質にならずある程度の嘘は見逃しつつ、許せない嘘には断固とした態度で対応しましょう。

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