「夫のモラハラがつらい……」
そんな時、モラハラには何か原因があるのではないかと考えますよね。
実は、男性がモラハラになるのには、母親が関係している場合があるのです。
本記事では、モラハラ夫の母親はどんな親なのか、モラハラ母の7つの特徴と対処法を解説します。
モラハラ夫と義理の母親に悩まされている方は、参考にしてくださいね。
モラハラ夫の母親はどんな親?モラハラ母の7つの特徴
モラハラ夫の母親にはどのような特徴があるのでしょうか?
特徴は主に7つあります。
- 息子を叱らない
- 息子に気をつかっている
- 息子をいくつになっても甘やかす
- 息子を否定されると怒る
- 息子の言いなり
- 嫁に厳しい
- 嫁を仲間はずれにしようとする
詳しく説明します。
息子を叱らない
息子を叱らないのは、モラハラ夫の母親の大きな特徴のひとつです。
息子が小さいころから、悪いことをしたり間違ったりしていても、しっかりと叱る習慣がない人が多い傾向があります。
過保護なタイプの母親は、可愛がるばかりで本気で叱るつもりなどないため、やんわりとした注意にとどまるのです。
反対に、無関心な母親は何をしても放置し、息子を叱るほど息子に興味がありません。
どちらのタイプの母親に育てられても、他人に対する思いやりが持てずに劣等感を抱き、モラハラになりやすいといえます。
いずれにせよ、モラハラ夫の母親は息子を叱らない傾向があります。
息子に気をつかっている
息子に気をつかっていることも、モラハラ夫の母親に多く見られる特徴です。
息子を怒らせないように、ご機嫌をとったり顔色を伺ったりするなど、親子関係のバランスが悪い傾向があります。
息子に対して気をつかう母親は嫁にも非常に優しく、空気を読みすぎて先回りしているようにも見えることも。
さらに、小さな出来事にも「ありがとうございます」や「お疲れさまでした」などと労いの言葉を欠かさない神経質な印象があることも。
母親の気をつかいすぎた行動により、モラハラ夫は「妻も自分に気をつかうべきだ」勘違いをする恐れがあります。
息子に対し過剰に気をつかう母親は、モラハラ夫の母親によく見られる大きな特徴といえるでしょう。
息子をいくつになっても甘やかす
モラハラ夫の母親の特徴として、息子がいくつになっても甘やかすことがあげられます。
過保護な母親は息子を甘やかして育てたため、失敗や都合の悪いことは、全て周りや環境のせいにする癖がしみついています。
そのため息子は自分の行動に責任が取れず、思い通りにならないことが許せない自分勝手なモラハラへと成長するのです。
さらに、息子が結婚する相手にも自分のような存在を求め、嫁は何をしても許して甘やかしてくれると思い込む傾向も。
息子をいくつになっても甘やかしダメにするのは、モラハラ夫の母親によく見られる特徴です。
息子を否定されると怒る
息子が否定されると怒ることも、モラハラ夫の母親の特徴のひとつです。
息子が何か問題やトラブルを起こしても擁護して肩を持ち、周りや他人のせいにするため、否定されると怒り始めることも。
自慢の息子が「絶対に間違いを起こすはずがない」と本気で思っているため、否定されることが許せずに猛反発するのです。
したがって、嫁が夫のモラハラについて相談しようものなら、「息子は悪くない」「モラハラさせるお前が悪い」などと言い出すかもしれません。
モラハラ夫の母親は、息子が否定されると認められずに怒り出すのが、大きな特徴といえます。
息子の言いなり
息子の言いなりであることも、モラハラ夫の母親の大きな特徴です。
小さなころから息子の身の回りの世話をするのはもちろん、いつまでたっても息子中心に物事を考え、息子の思い通りに動く傾向があります。
何でもかんでも言いなりなため、息子が問題を起こしても陰で尻ぬぐいをし、知らないうちに問題を解決してしまうのです。
嫁に対しても「息子の好きなようにさせてあげて」などと息子のわがままを強要し、周囲を説得しようとすることさえあります。
息子の言いなりになることは、わがまま過ぎるモラハラ夫の母親の典型的な特徴のひとつなのです。
嫁に厳しい
モラハラ夫の母親は息子が可愛いため、嫁には非常に厳しいこともよくある特徴です。
必要以上に息子の世話をしてきた母親は、夫婦間の問題にも口をはさみ、大抵は息子の肩を持ち嫁に対して厳しく接します。
事あるごとに「息子の立場を考えろ」「お前が悪い」などと息子を庇い、全て嫁のせいにして嫁に非があるかのように言うのです。
また、大事な息子を嫁に取られたような気になって、何をしても面白くなく腹いせに厳しく当たっていることも。
モラハラ夫の母親が息子に甘く嫁に厳しいのは、非常に多く見られる傾向です。
嫁を仲間はずれにしようとする
モラハラ夫の母親は事あるごとに、嫁を仲間はずれにしようとする傾向もあります。
過保護タイプの母親に多く、「息子を理解できるのは自分だけだ」と嫁に対して嫉妬心を抱き排除しようとするのです。
夫の実家で家族や親せきが集まる時に嫁だけ呼ばないなど、あからさまに家族として認めないことをアピールします。
息子への依存心が強く、彼にとって一番の女性という立場を守るために、嫁を拒絶して仲間外れにするのです。
モラハラ夫の母親への対処法
モラハラ夫の母親へはどのような対処法が効果的なのでしょうか?
対処法は主に3つあります
- 距離を置く
- 早い段階で別居する(同居している場合)
- 周囲に相談する
詳しく説明します。
距離を置く
モラハラ夫の母親とは、できるだけ距離を置きましょう。
夫の母親に対しできる限りの努力をしても、認めてもらえず態度が変わらない時は、関係を良くしようと頑張らないことも必要です。
頑張れば頑張るほど努力は報われずに心が疲れ、母親のことを考えたり会ったりする度に、ストレスを感じるようになります。
したがって完全に無視をするのではなく「夫の母親」であるという立場だけを尊重し、深く関わる必要は全くありません。
寧ろ物理的な距離を置くことで、母親と自分との関係性が良い方向に変わる可能性も考えられます。
嫁の心を疲弊させるモラハラ夫の母親とは、しっかりと距離を置くことも、効果的な対処方法のひとつです。
早い段階で別居する(同居している場合)
モラハラ夫の母親と同居している場合は、早い段階で別居しましょう。
毎日顔を合わせなければならず、考えるだけで辛い気持ちやストレスを感じたら、心が疲れ切っている証拠です。
特に過干渉なタイプの母親が一緒に暮らしていると、夫は自立できずに甘え続け、モラハラが酷くなる恐れもあります。
さらに、夫と母親の両方からモラハラを受けかねず、母親が常に自分の味方になってくれるので強気でいられるとも考えられます。
少なくとも同居していて良いことは何もないため、見切りを付け早い段階での別居がおすすめです。
周囲に相談する
モラハラ夫の母親に悩んだら、信頼できる周囲の人に相談しましょう。
母親に何かやめて欲しいことを直接お願いをしても「息子も私も何も悪くない」と開き直られ、嫌な思いをするだけです。
モラハラ夫の母親も外面を気にする傾向が強く、普段の言動や行動を周囲に知られることを非常に恐れています。
したがって、弱点を突くには周囲の人に被害を訴えるような形で相談をするなど、第三者の介入が非常に効果的です。
もしかすると、身近な人に厳しく注意されることで、自分の落ち度を自覚する可能性も。
モラハラ夫への対処法に困ったら、身近で信頼できる周囲の人への相談も非常におすすめの方法です。
まとめ
男性がモラハラ夫となる原因はいろいろありますが、母親の存在が影響しているケースは少なくありません。
本記事では、モラハラ夫の母親はどんな親なのか、モラハラ母の7つの特徴と対処法を解説しました。
モラハラ夫と母親は、切っても切れない非常に根の深い関係です。
本記事を参考に、深く傷つく前にモラハラ夫の母親との関わり方を考えてみてくださいね。
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