かかとは古い角質が溜まって固くなりやすく、ひどいときにはひび割れになってしまいます。
さらに、かかとのケアをしても何度もひび割れを繰り返してしまい、困ってしまうことも。
本記事では年中割れていたかかとをつるつるにした経験を持つ筆者が、かかとの角質がひび割れる原因や、ケアの方法を紹介します。
かかとのひび割れに悩む方は、ぜひ参考にしてくださいね。
かかとの角質のひび割れがひどい原因
かかとの角質がひび割れてしまうのには、どのような原因があるのでしょうか?
ひび割れるほど角質がひどくなるのには、4つの理由があります。
- 外的刺激
- ターンオーバーの乱れ
- 乾燥
- かかと水虫の可能性も
詳しく説明します。
外的刺激
かかとがひび割れてしまう原因の1つは、外部からの摩擦や刺激によるものです。
大きな力がかかったときにかかとの皮膚が伸びず、割れてしまいます。
普段から足の裏には常に体重という負荷がかかっており、刺激や乾燥で角質層が厚くなりがちです。
厚みを増した角質が原因で水分が不足し、角質層の細胞が乱れます。
一度乱れた角質層にはさらに乱れた角質層が作られるため、ひび割れたりガサガサになったりしてしまうのです。
(参考:にん内科)
ターンオーバーの乱れ
かかとがひび割れる原因に、ターンオーバーが乱れていることも考えられます。
年齢を重ねて代謝が落ちると、ターンオーバーが遅くなったり乱れたりするのです。
ターンオーバーが遅くなると、古い角質がはがれにくくなって、どんどん角質が厚くなってしまいます。
若くても、冷え性などで血行が悪い人は血液が足の末端まで行きわたりません。
血行が悪いとターンオーバーが遅れがちで、かかとに角質が溜まりやすくなってしまいます。
乾燥
かかとのひび割れは、足裏の乾燥も1つの原因です。
足の裏には、水分を蒸発させる汗腺は多いのに、うるおいをもたらす皮脂腺がないので乾燥しやすいのです。
冬場は空気も乾燥し、冷えることで足先まで血が巡らなくなって、さらに乾燥しがちになります。
乾燥して柔軟性がなくなり、かかとがガサガサになったりひび割れてしまったりするのです。
かかと水虫の可能性も
かかとのひび割れは、かかと水虫が原因になっている可能性もあります。
水虫は足指の間などにできるイメージがありますが、足裏やかかとにできる角質増殖型の水虫もあるのです。
かかとがガサガサしたり皮が剥けたりするなどの症状で、乾燥との区別がつきにくいこともあります。
水虫の場合は家族にうつす恐れもあるので、きちんと治療することが大切です。
かかとの角質のひび割れがひどいときのケア方法
かかとの角質のひび割れがひどいときには、どのようにケアをすると良いのでしょうか?
3つのケア方法を紹介します。
- 保湿ケア
- ピーリングケア
- 削るケア
保湿ケア
かかとの角質のひび割れがひどいときは、しっかりと保湿をするのがおすすめです。
足裏の乾燥を改善し、角質を柔らかくすることが大切なのです。
実際に筆者がカチカチかかとを改善した、保湿の手順を紹介します。
- フットバスや入浴で、足裏をしっかりとあたためる
- 血行を良くするために、足裏をもみほぐすようにマッサージする
- 入浴後にボディやフェイス用の化粧水をかかとに塗って染み込ませる
- ワセリンなど保湿力の高いクリームを塗って、水分の蒸発を抑える
- かかとケア用の靴下でさらにしっかりと保湿する
ピーリングケア
かかとの角質のひび割れには、ピーリングケアもおすすめの1つです。
足をピーリング液に漬けると数日後から足裏の皮が剥けはじめ、古い角質を削らずに取り除けます。
一週間ほどかけて、足裏の角質がポロポロとはがれてきれいになるのです。
厚くなりすぎたかかとをどれだけ保湿しても、保湿液はうまく浸透しません。
ピーリングで固い角質層を少し取り除き、しっかりと保湿をすると効果が期待できます。
ただし皮膚への刺激が強いため、使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。
削るケア
かかとのひび割れをケアするには、固くなった角質を削るのもおすすめの1つです。
カチカチになった厚い角質に保湿クリームを塗っても、なかなか奥まで浸透しないからです。
固くなった部分はやすりなどを使って削ってから、しっかりと保湿するのがおすすめ。
ひび割れるほどのかかとには粗目のやすりを使い、カサつく程度なら目の細かいやすりを使いましょう。
また削りすぎは、さらに角質が厚くなってしまう恐れもあるので、適度に削ってしっかり保湿することが大切です。
おすすめのかかとのセルフケアアイテム
かかとのセルフケアにおすすめのアイテムはどのようなものでしょうか?
筆者のおすすめを4つ紹介します。
- ニュートロジーナ 集中部分ケア インテンスリペアリッチバーム
- 旅美人 かかとつるつるクリーム
- かかとちゃん
- 5セカンズシャイン かかと削り
ニュートロジーナ 集中部分ケア インテンスリペアリッチバーム
かかとのセルフケアにはニュートロジーナのインテンスリペアリッチバームがおすすめです。
肌荒れを改善するCICA成分が配合され、肌を乾燥から守って角質を滑らかにする効果が期待できるのです。
また保湿力の高い医療グレードのグリセリンを使用し、角質の奥深くまでしっかりとうるおいを与えてくれます。
どのクリームでも改善しなかった筆者のひび割れかかとに、非常に効果がありました。
しつこくひび割れを繰り返すガチガチのかかとに、ぜひおすすめしたいクリームです。
(参考:Amazon)
旅美人 かかとつるつるクリーム
かかとのセルフケアには旅美人のかかとつるつるクリームもおすすめの1つです。
尿素とうるおい成分の海洋性コラーゲンが配合され、柔らかいかかとを取り戻す効果が期待できます。
尿素は角質を溶かし、カチカチになったかかとを柔らかくする効果があります。
尿素で柔らかくなった角質の奥にまで、保湿成分が届きやすくなるのです。
しっとりするのにベタ付きが少なく、毎日手軽に使いやすいのもうれしいポイント。
尿素の力で角質を柔らかくしながら保湿したい方に、おすすめのクリームです。
(参考:Amazon)
小林製薬 かかとちゃん
かかとのケアには、小林製薬の「かかとちゃん」という、靴下のようなケアアイテムもおすすめです。
寝るときに履くだけで、かかとから蒸発する水分を閉じ込めて保湿してくれるのです。
「かかとちゃん」には4層構造のラバーがあり、水分を密閉保湿してくれます。
保湿クリームを塗ってから履くと、さらに効果アップも期待できます。
丈夫で長持ちし、何度も洗って使用できるのでコスパも良いのがうれしいポイントです。
さらに2サイズ展開で、足に合わせたサイズで快適に使用できます。
履くだけで簡単にかかとをケアしたい方に、おすすめのかかとケアアイテムです。
(参考:Amazon)
5セカンズシャイン かかと削り
かかとのセルフケアには5セカンズシャインのかかと削りもおすすめの1つです。
ガラス製のかかと削りで、0.01mmの精度で加工された凹凸が、かかと表面の角質を削って滑らかに整えてくれます。
濡らさずにそのまま擦るだけでつるつるになるので、手軽にケアできるのもうれしいポイントです。
削ったあとは、しっかりと保湿するのを忘れないようにしましょう。
(参考:Amazon)
まとめ
かかとは古い角質が溜まりやすく、カチカチになったりひび割れたりすることがあります。
実は、かかとがひび割れるのは、乾燥やターンオーバーの乱れなどが原因です。
筆者も年中ひび割れしていたかかとを、セルフケアでつるつるにしました。
本記事ではかかとのひび割れの原因やセルフケアの方法、筆者おすすめのかかとケアアイテムを紹介しました。
かかとのひどい角質やひび割れにお悩みの方は、ぜひ参考にして、つるつるかかとを手にいれてくださいね。
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