「スワッグを長持ちさせて、できるだけ長く飾っておきたい!」
そんな時、スワッグをきれいに保ちながら飾れる方法がわかると嬉しいですよね。
実は、飾る場所やお手入れの仕方に気をつけるなど、スワッグを長持ちさせるコツがあるのです。
本記事では、生花やドライフラワーのスワッグを長く楽しむ飾り方について、フラワーアレンジメントが趣味の筆者が紹介します。
スワッグを長く楽しめるコツが知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
スワッグを飾れる期間
スワッグは、どのくらいの期間飾れるのでしょうか?
次の2つの場合について、詳しく説明します。
- 生花を使用したスワッグの場合
- ドライフラワーを使用したスワッグの場合
生花を使用したスワッグの場合
生花を使用したスワッグは、通常では2週間から3週間でドライフラワーに仕上がります。
生花は新鮮な状態で美しさを保てますが、鮮度が下がるとしおれやすくなります。
乾燥していく途中で花首が柔らかくなるため、逆さまにして吊るすスワッグにするときれいに乾燥させられるのです。
使用する花材にもよりますが、生花からきれいなドライフラワーに仕上がれば、スワッグをより長く楽しめるでしょう。
ドライフラワーを使用したスワッグの場合
ドライフラワーを使ったスワッグは、花材により違いがあるものの、一般的に3ヶ月程度はきれいに飾れます。
鮮度の良い状態で乾燥処理されたドライフラワーを用いたものでは、半年から1年近く飾れるスワッグも。
花びらや葉が崩れやすくなりますが、カビや害虫の発生がなければ、処分するタイミングは自由に決められます。
時間が経つにつれて色あせてくる、ドライフラワー独特のアンティークな風合いや色の変化を楽しみましょう。
スワッグを長持ちさせるコツ
スワッグを長持ちさせるためには、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか?
長持ちさせるコツを8つ紹介します。
- 直射日光があたらない場所に飾る
- 湿気が少ない場所に飾る
- 強い風があたらない場所に飾る
- こまめにホコリをはらう
- 生花を使ったスワッグの場合はこまめに保湿をする
- 定期的にスワッグの結び目が緩んでいないか確認する
- 飾る位置を定期的に変える
- 専用のスプレーを使用する
直射日光があたらない場所に飾る
スワッグを長持ちさせるためのコツは、直射日光があたらない場所に飾ることです。
強い日差しがスワッグにあたると、使われている生花やドライフラワーの劣化を早めてしまいます。
生花の花びらや葉がしおれてしまったり、ドライフラワーが壊れてポロポロと落ちたりすることも。
壁際・玄関の直射日光のあたらない場所や、室内のドアなどに飾るのがおすすめです。
直接日差しがあたらないよう、カーテンやブラインドを使用して間接光にするなど、工夫するのも良いでしょう。
直射日光を避けて飾れば、きれいな状態を保て、スワッグを長持ちさせられます。
湿気が少ない場所に飾る
湿気が少ない場所に飾ることが、スワッグを長持ちさせるコツです。
ドライフラワーのスワッグを湿度が高い場所に飾ると、水分を吸収して傷んでしまう恐れがあります。
スワッグは、湿気が少なく風通しの良い場所を選んで飾りましょう。
特に、湿度が高くなる梅雨の時期は管理が難しくなるため、注意が必要です。
湿気が少ない場所に飾り、できる限りドライフラワーに最適な環境を作ってあげてくださいね。
強い風があたらない場所に飾る
スワッグを長持ちさせるためのコツとして、強い風があたらない場所に飾るよう気をつけましょう。
強い風があたると、スワッグが揺れたり吹き飛ばされたりして、花材が傷ついてしまう恐れがあります。
屋外に飾っているスワッグは、風や雨が強い日には屋内に避難させましょう。
特に、ドライフラワーは強い風でポロポロと落ちて壊れてしまいやすいため、注意が必要です。
強い風があたらない室内の風通しの良い場所に飾ることで、ドライフラワーが持つ繊細な形状や質感をより長く保てますよ。
こまめにホコリをはらう
こまめにホコリをはらうことが、スワッグを長持ちさせるコツの1つです。
ホコリは、カビや害虫が発生する原因になってしまいます。
できるだけホコリを取り除くよう、こまめに手入れをすることが大切です。
ドライフラワーに付着したホコリは、柔らかい筆やメイクブラシなどを使って優しくはらい落としましょう。
ドライヤーの弱めの冷風を当てたり、静電気を利用したホコリ取りを使ったりするのもおすすめです。
ドライフラワーは繊細なため、タオルできつく拭いたり、掃除機の強い風で吸ったりするのは避けてくださいね。
お手入れを怠ってホコリが溜まると、ベタつきが出て簡単にはらえなくなるため、こまめなお手入れを心がけましょう。
生花を使ったスワッグの場合はこまめに保湿をする
生花を使ったスワッグは、こまめに保湿をすることで長く飾れる場合があります。
クリスマススワッグなどグリーンを多く使ったものであれば、こまめに保湿を行うと、形を保ったままきれいに乾燥できるのです。
グリーンが乾燥するまでの間は、1日に数回ほど霧吹きなどを吹きかけて保湿しましょう。
葉っぱがカサカサとして乾いてきたら、霧吹きの回数と量を減らしていきます。
ただし、花材によって乾燥するのを邪魔してしまう恐れもあるため、花びらの厚いものなどには注意が必要です。
また、傷んできた花や葉はすぐに取り除くようにして、カビや害虫の発生を防ぎましょう。
生花を使ったスワッグは手入れをすれば、2〜3週間できれいなドライになるため、より長くスワッグを楽しめますよ。
定期的にスワッグの結び目が緩んでいないか確認する
結び目が緩んでいないか定期的に確認することが、スワッグを長持ちさせるコツです。
結び目が緩んでいると、花材の配置が崩れて擦れ合ったり、下に抜け落ちたりしてスワッグが壊れてしまいます。
結び目の形状や強度を点検し、手で軽く触れてみて、定期的に緩んでいないかチェックしましょう。
特に、風や動きのある環境に飾っている場合には緩みやすいため、こまめに結び直す必要があります。
定期的に結び目をチェックして、スワッグを安定させて飾り、長持ちさせましょう。
飾る位置を定期的に変える
スワッグを飾る場所を定期的に変えることも、長く楽しむためのコツです。
飾る環境を変えると、光のあたり方や湿度の影響による、色合いや質感の変化を最小限に抑えられます。
直射日光があたらず、湿度が少なく風通しの良い場所をいくつか選んで、定期的に位置を変えて飾りましょう。
場所や角度を変えて飾れば、同じスワッグでもデザインが新鮮に見えるなど、飽きずに楽しめます。
ドライフラワー専用のスプレーを使用する
ドライフラワー専用のスプレーを使用することも、スワッグを長持ちさせるコツの1つです。
繊細で壊れやすいドライフラワーは、注意して飾っていても少しずつ壊れてしまいます。
専用の硬化スプレーを使うと、花材が固められて、ポロポロと落ちにくく壊れにくくなります。
専用のものを使えば、スプレーによるテカリも少なく、見た目もほとんど変わりがありません。
花材によっては、事前にスプレーしておけば強度が上がりアレンジもしやすくなるため、スワッグを手作りする方にもおすすめですよ。
まとめ
せっかくスワッグを飾るなら、長持ちさせて、きれいな状態で長く楽しみたいですよね。
本記事では、生花やドライフラワーのスワッグを長く楽しむ飾り方について、フラワーアレンジメントが趣味の筆者が紹介しました。
直射日光のあたらない風通しの良い場所などに飾り、こまめなお手入れをすることで、スワッグをより長く楽しめます。
今回ご紹介した内容を参考に、スワッグを長持ちさせて素敵に飾ってみてくださいね。
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