うつ病の人が食べてはいけないものとは?おすすめの食事メニューも紹介

 

「うつ病の人が食べてはいけないものってあるのかな?」

うつ病の人が食事に気をつけたくても、食べてはいけないものを知らないと困りますよね。

実は、うつ病の人が食べてはいけないものがあるのです。

本記事では、うつ病の人が食べてはいけないものとおすすめ食事メニューを紹介します。

うつ病の人がどんなものを食べてはいけないのかで困っていたら、ぜひ参考にしてくださいね。

 

悪化につながる!うつ病の人が食べてはいけないもの

うつ病の人が食べてはいけないものは主に以下の3つです。

  • 消化しにくいもの
  • 腸内環境を悪化させやすいもの
  • 低血糖になりやすいもの

詳しく説明します。

 

消化しにくいもの

うつ病の人は、消化しにくいものは避けましょう。

主に油分が多い肉類や揚げ物などは消化しにくいものになります。

他には、食物繊維の多いものや甘いお菓子・コーヒーなどのカフェイン・アルコールなどが

消化しにくいものになります。

消化吸収に時間がかかると体のエネルギーを多く消費してしまうため、脳やセロトニンなどの活動を妨げてしまいます。

セロトニンはストレスに対する効能があり、精神の安定や安心感などを得られるために働く脳内物質です。

消化の良い食事内容にして、脳やセロトニンの活動にエネルギーが回りやすくさせることが大切です。

(参考サイト: たわらクリニック

 

腸内環境を悪化させやすいもの

うつ病の人は、腸内環境を悪化させやすいものは避けましょう。

糖質・脂肪・食品添加物・アルコールなどの過剰摂取は腸内環境を悪化させやすくします。

「腸は第二の脳」と言われており、腸と脳は密接な関係にあります。

腸内環境が乱れると精神状態が不安定になりやすくなるのです。

その逆で、腸内環境が整ってくるとともに精神状態が安定してくるといわれています。

腸内でセロトニンが作られますが、セロトニンの9割が腸内にとどまるとされています。

腸内環境が乱れるとセロトニンが腸内に留まりにくくなってしまうのです。

食品添加物では、特に人工甘味料、食品乳化剤、保存料は慢性炎症の原因となり腸内環境を乱すと考えられています。

(参考サイト: 新宿御苑前リワークセンター

 

低血糖になりやすいもの

うつ病の人は、低血糖になりやすいものは避けましょう。

低血糖状態になると、不安感や眠気など、うつ状態でよく見られる症状に陥ることがあります。

甘いお菓子や甘い飲み物、精製された白米や小麦粉は血糖値を急激に上昇させます。

体の反応として急激に上昇した血糖値を下げようと、今度は急激に血糖値を下げる働きが起きます。

鬱改善のためには、血糖値が緩やかに上昇して緩やかに下降する食事が望ましいといえます。

雑穀米や玄米、全粒粉パン、じゃがいもよりはさつまいもの方が血糖値は緩やかです。

 

うつ病の人の食事で心がけたいポイント

うつ病の人の食事で心がけたいポイントは主に3つです。

  • バランスよく栄養をとる
  • 朝食を食べる
  • 腸内環境を整える食べ物をとる

詳しく説明します。

 

バランスよく栄養をとる

うつ病の人は、バランスよく栄養をとりましょう。

栄養バランスの乱れは、うつ病の原因となるのではと言われています。

バランスの乱れた食事は、うつ病の人に不足している栄養素がさらに不足してしまいます。

食事はご飯や麺類などの主食、肉・魚・卵などの主菜、野菜や海藻類などの副菜を揃えるようにしましょう。

和食は自然とバランスよく栄養がとれる食事です。

 

朝食を食べる

うつ病の人は、朝食を食べましょう。

うつ病の人は不眠や昼間の眠気に襲われるといった症状が出ます。

朝食は体温を上げ1日の活動のスイッチを入れる働きがあります。

つまり、朝食をとることで体内リズムをリセットできるのです。昼起きて夜眠るという本来の生活リズムを取り戻すことが期待できます。

 

腸内環境を整える食べ物をとる

うつ病の人は、腸内環境を整える食物をとりましょう。

前述したように、腸は脳と密接な関係があるため、腸内環境を整えることで精神の安定につながります。

乳酸菌や食物繊維を積極的にとることで、腸内環境を整えやすくなります。

乳酸菌は、ヨーグルトやキムチなどに含まれ、食物繊維はごぼうなどの野菜や海藻類に含まれています。

味噌などの発酵食品やオリゴ糖を含む野菜や果物、大豆食品も腸内環境に良いとされます。

 

うつ病の人におすすめの食事メニュー例

うつ病の人におすすめの食事メニュー例を、朝食・昼食・夕食に分けて紹介します。

 

朝食のメニュー例

  • 全粒粉パン・目玉焼き・ブロッコリーのサラダ・バナナヨーグルト・紅茶

忙しい朝でも簡単にバランス良く栄養をとりたいものです。

全粒粉パンは血糖値を緩やかにしてくれます。

ヨーグルトをとり入れて腸内環境を整えたいですね。

 

昼食のメニュー例

  • 具沢山の煮込みうどん

野菜やお肉など、バランス良く一品でとれる消化の良いメニューです。

 

夕食のメニュー例

  • 五穀米入りご飯・焼きシャケ・きんぴらごぼう・長ネギとワカメとまいたけのお味噌汁

シンプルな和食なメニューです。

和食はバランス良く栄養がとれます。

ごぼうとワカメは、腸内環境を整える食物繊維がとれますし、お味噌汁は発酵食品である味噌がとれます。

雑穀米である五穀米は、血糖値を緩やかにすることが期待できます。

 

まとめ

うつ病の人が食事に気をつけたくても、食べてはいけないものを知らないと困りますよね。

実は、うつ病の人が食べてはいけないものがあるのです。本記事では、うつ病の人が食べてはいけないものと、おすすめの食事メニューを紹介しました。

うつ病の人が食べてはいけないものが分からなくて困っていたら参考にしてくださいね。

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