「日焼け止めをしっかり塗ったけれど、どうやって落とせばいいの?」
そんな時、気になるのはクレンジングが必要かどうかですよね。
実は、顔と体のそれぞれに適した、日焼け止めの落とし方があるのです。
本記事では、顔・体別の日焼け止めの落とし方を詳しく紹介します。
日焼け止めがしっかり落ちているか心配な方は、ぜひ参考にしてくださいね。
日焼け止めをしっかり落とさないとどうなる?
日焼け止めをしっかり落とせていないと、さまざまな肌トラブルを引き起こす恐れがあります。
日焼け止めは肌の表面に膜を作り、紫外線をブロックしてくれます。
しかし、しっかり落とせず成分が残ったままだと、乾燥やかゆみ・赤み・毛穴の詰まりを引き起こしやすくなるのです。
毛穴が詰まると、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの原因にもなります。
残った日焼け止めが酸化してダメージを与え、肌の老化を促進する可能性も。
特に、敏感肌の人は日焼け止めの成分が肌に残らないよう注意が必要です。
残った成分によって肌のバリア機能が低下すると、外部からの刺激に対してさらに敏感になってしまいます。
上記の理由から、日焼け止めは毎日しっかりと落とすことが大切です。
適切なクレンジングを行うことで、肌トラブルを防ぎ、健康な肌を保てます。
参考サイト:LIPS
日焼け止めの落とし方
日焼け止めは、どのように落とせばよいのでしょうか?
顔・体別の日焼け止めの落とし方について、それぞれ詳しく説明します。
- 顔用の日焼け止めの落とし方
- ボディ用の日焼け止めの落とし方
参考サイト:SevenShop
顔用の日焼け止めの落とし方
顔に使用する日焼け止めは、毛穴の詰まりや肌トラブルを防ぐために、丁寧に落とすことが大切です。
- 手順1:クレンジングをなじませる
- 手順2:ぬるま湯で乳化させる
- 手順3:しっかり洗い流す
- 手順4:ダブル洗顔を行う
- 手順5:保湿する
まず、乾いた手に適量のクレンジングオイルを取り、顔全体に優しくマッサージするようになじませます。
しっかりなじませることで、日焼け止めが浮き上がりやすくなるのです。
クレンジングオイルを広げた後は、少量のぬるま湯を手に取り、顔をマッサージするようにしてオイルを乳化させます。
乳化するとオイルが白っぽくなり、日焼け止めやメイクが浮き上がります。
指の腹を使ってクルクルと円を描くようにして、日焼け止めを落としていきましょう。
十分に落とせたら、ぬるま湯で顔全体を優しく洗い流します。
熱いお湯で流すと肌の乾燥の原因になり、水が冷たいと毛穴が閉じて汚れが落とし切れなくなってしまいます。
手のひらで顔全体を包み込むように何度もぬるま湯をかけて、しっかり落とし切るのがポイントです。
クレンジング後は、普段使っている洗顔フォームを用いてダブル洗顔を行いましょう。
二度洗顔することで、クレンジングオイルや残った日焼け止めをしっかりと落とせます。
洗顔フォームでの洗顔時も、泡を顔全体になじませた後、丁寧に洗い流します。
洗顔後は化粧水で肌にうるおいを与えましょう。
最後に乳液やクリームを使い、与えたうるおいが蒸発しないように蓋をすることが大切です。
ボディ用の日焼け止めの落とし方
ボディ用の日焼け止めも、肌に残さずしっかり取り除けるよう、以下の手順で落とすのがおすすめです。
- 手順1:ボディクレンジングを使用して洗う
- 手順2:ぬるま湯で乳化させる
- 手順3:スポンジやタオルで洗う
- 手順4:ボディソープで再度洗う
- 手順5:ボディローションで保湿する
SPFやPAの値の高い日焼け止めは、ボディクレンジングを使って落としましょう。
まず、シャワーの前に適量を手に取り、乾いた肌に直接塗り広げます。
ボディクレンジングを塗った後、ぬるま湯を少量ずつ加えながらマッサージして乳化させます。
オイルが白っぽくなるよう乳化させ、日焼け止めを浮き上がらせるのがポイントです。
日焼け止めが浮き上がったら、スポンジや柔らかいタオルを使って、しっかり洗い流します。
優しく円を描くようにして洗い、日焼け止めや汚れを取り除きましょう。
次に、普段使用しているボディソープで、再度体を洗います。
二度洗うことで、ボディクレンジングや日焼け止めの残りをしっかりと落とせます。
体のクレンジングを落とす際は、水圧が弱めのシャワーを当てるのがおすすめです。
シャワーの水圧が強すぎると、肌に負担がかかる場合があるため注意が必要です。
シャワーの後は、すぐにボディローションやボディクリームで全身を保湿しましょう。
石鹸やお湯で落とせる日焼け止めでもクレンジングは必要?
最近では、石鹸やお湯で簡単に落とせる日焼け止めが増えていますが、クレンジングは必要ないのでしょうか?
基本的に、石鹸やお湯で落とせると表示されている日焼け止めは、簡単に洗い流せる肌に優しい成分で作られています。
しかし、実際には完全に落とし切れていない場合もあるため注意が必要です。
汗や皮脂と混ざった日焼け止めは、石鹸やお湯だけでは十分に落とせないことがあります。
特に、日焼け止めを顔に使用している時には、クレンジングを使って落とすのがおすすめです。
メイクをしている際には、化粧の上に日焼け止めの成分が重なることで、より落としにくくなっているのです。
クレンジングを使うと日焼け止めの成分を取り除き、毛穴の詰まりや肌トラブルを防げます。
肌に負担をかけずに日焼け止めを落とすコツ
肌に負担をかけずに日焼け止めを落とすためには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか?
優しく効果的に日焼け止めを落とすコツを、3つ紹介します。
- ゴシゴシ擦らない
- 細かい部分まで丁寧にクレンジングする
- 落とした後は丁寧に保湿する
ゴシゴシ擦らない
肌に負担をかけずに日焼け止めを落とすためには、ゴシゴシ擦らないよう注意が必要です。
きれいに落とそうと強く擦ると肌の表面が傷つき、乾燥や炎症など肌トラブルの原因になります。
クレンジングや洗顔料を使う場合は、優しくなじませるようにし、指先で円を描くようになじませましょう。
特に、目元や口元などのデリケートな部分は、より丁寧になじませるのがポイントです。
強く擦らず優しいタッチで洗い流すことで、肌のバリア機能を守りつつ、日焼け止めを効率よく落とせます。
細かい部分まで丁寧にクレンジングする
顔や体の日焼け止めを落とす際には、細かい部分まで丁寧にクレンジングするのがポイントです。
特に、髪の生え際や耳の裏・首元などは見落としがちで、日焼け止めが残りやすい部分です。
細かい部分も忘れずにクレンジングをなじませ、日焼け止めの成分をしっかりと洗い流しましょう。
手のひらや指の間など、普段あまり意識しない部分も注意して洗うことが大切です。
クレンジングを行う際は、鏡を見ながら丁寧にチェックし、均一に洗えているか確認するとよいでしょう。
落とした後は丁寧に保湿する
肌に負担をかけずに日焼け止めを落とすためには、丁寧に保湿を行うことが大切です。
日焼け止めを落とした後は、肌が乾燥しやすくなっています。
洗顔やシャワー後には、すぐに化粧水や乳液、保湿クリームを使って肌にしっかりと潤意を与えましょう。
特に夏場はエアコンなどで乾燥しやすくなるため、保湿ケアを怠らないように注意が必要です。
保湿を十分に行うことで、肌のバリア機能を回復させ、健康的な肌を保てます。
まとめ
日焼け止めをしっかり落とさないと肌トラブルが心配ですよね。
本記事では、顔・体別の日焼け止めの落とし方を詳しく紹介しました。
日焼け止めは、肌に負担をかけないように注意しながら、擦らず丁寧に落とし切るのがポイントです。
今回ご紹介した内容を参考に、毎日のケアでしっかりと日焼け止めを落とし、トラブルのない健やかな肌を保ってくださいね。
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