「印鑑の素材は何を基準にして選べば良いの?」
そんな時、選び方の基準が分からないと困りますよね。
実は、印鑑の使い道を基準にすると、自分に合った素材は選びやすくなります。
本記事では、印鑑の素材の選び方や実印・銀行印向けの材質や男女別によるおすすめを紹介します。
印鑑が必要で素材選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
印鑑の素材の選び方
印鑑の素材はどのように選んだら良いのでしょうか?
素材の選び方は主に3つあります。
- 印鑑の種類に応じて選ぶ
- 性別に合わせて選ぶ
- 生まれ年から相性を占って選ぶ方法も
詳しく説明します。
印鑑の種類に応じて選ぶ
印鑑の種類に応じて選ぶことは、素材の選び方としておすすめです。
印鑑を使う人や使用目的、サイズなどの印鑑の種類によって、素材の選び方は変わります。
実印や会社の法人印などの重要な印鑑は、見栄えが良く長期間使用できる素材を選びます。
銀行印は、できるだけ長く使えるよう、耐久性重視で選ぶことが必要です。
また、認め印などのカジュアルな印鑑は、価格の安さや好みで選んでも問題ありません。
印鑑の素材選びに迷ったら、使用目的と印鑑とのバランスを考え、種類に応じて選びましょう。
性別に合わせて選ぶ
性別に合わせて選ぶことも、素材の選び方としておすすめのひとつです。
印鑑の素材は性別により好みが分かれることも多く、好き嫌いによっても選び方は大きく変わってきます。
男性は、比較的カッチリした印象の、濃い色味の素材を選ぶ傾向が多く見られます。
女性はやわらかい印象の強い、淡くきれいな色の素材を選びやすい傾向があるようです。
しかし、性別によって合う素材が決まっているわけではありません。
あくまでも素材の選び方に迷った時の参考として、性別に合わせて選ぶこともおすすめです。
生まれ年から相性を占って選ぶ方法も
素材の選び方としておすすめのひとつとして、生まれ年から相性を占って選ぶ方法も
あります。
単に素材といっても種類が多く、見た目や予算を考えて決められない人も多いでしょう。
印鑑を作る際の素材の選び方として、絶対的な基準があるわけではありません。
迷った時には、自分に相性の良い素材を占いで決めてもらうと、選びやすくなります。
九星気学などの占いをもとに、開運印鑑として専門的に印鑑の作成をしてくれるお店も多く見られ信頼できます。
印鑑の素材選びに悩んだら、占いによる選び方もおすすめの方法です。
参考サイト:女性が印鑑をつくるとき。 https://namae.kaiunya.jp/2014/02/kyuuseikigakudeinzai/
【実印】おすすめの印鑑の素材
実印としておすすめの素材はどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめは主に3つあります。
- 本柘
- 色牛角
- 象牙
詳しく説明します。
本柘
本柘は、印鑑の素材として代表的で、扱いやすく実印に適した素材です。
薩摩本柘などとも呼ばれ、印鑑の中では比較的安価で手に入りやすく人気があります。
木の色合いや質感を残しつつ温かみがあり、男女問わず幅広い年齢層に選ばれています。
本柘は、木材の中でもきめが細かく硬度もあり、耐久性は問題ありません。
また、使えば使うほど朱肉がなじみ、味が出るところも魅力的です。
実印の素材選びに迷ったら、使いやすい本柘を選びましょう。
色牛角
色牛角も、実印の代表的な素材としておすすめです。
牛の角を加工した高級感があり美しい、男女問わず人気の高い素材です。
天然素材ゆえにひとつとして同じ柄がなく、色や模様などから好きなものが選べるのも魅力といえます。
元は動物の角ですので耐久性にも優れ、朱肉にもなじみやすく、長期にわたり使用する実印に適しています。
色牛角は、色の濃淡のコントラストが美しく、個性的な実印としておすすめの素材です。
象牙
象牙は、印鑑の素材の中でも最も高級といわれる、実印に非常に適した素材のひとつです。
見た目の美しさや手触りなど、すべての条件において最高級な印鑑の素材です。
さらに、見た目の良さだけでなく耐久性にも優れているため、一生ものとして使われる実印として選べば間違いありません。
象牙の取り扱いは国によって厳しく管理されているので、登録をして認定を受けたお店での購入が必要です。
象牙は、実印として誰に見られても恥ずかしくない、非常におすすめの素材です。
参考サイト:象牙等はルールを守って取引しましょう! – 環境省
【銀行印】おすすめの印鑑の素材
銀行印としておすすめの素材はどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめは主に3つあります。
- 彩樺
- 楓
- シープホーン
詳しく説明します。
彩樺
彩樺は色も豊富で非常に丈夫な、銀行印におすすめしたい素材のひとつです。
真樺を圧縮加工し加熱処理をし作られた、硬度に優れキメの細かい美しい木目が特徴的です。
本体の色には、茶・赤・黒の3種類があり、それぞれ温かみのある色合いで多くの人から選ばれています。
また、木目が柔らかいラインで美しく、特に女性から選ばれることも多く人気があります。
専用のケースも用意されているので、保管が大切な銀行印にはおすすめの素材です。
楓
楓は、おしゃれで実用性もある、銀行印としておすすめの素材です。
細かい端材を樹脂で固めるなど、特殊な技術で作られたエコ素材です。
ゆがみやひび割れなどにも強く、耐久性にも優れているため、長期にわたり使用できます。
硬さもあるため欠けなどの欠点も少なく、銀行印として申し分がありません。
また、朱肉の付きも良く陰影の美しさにも定評があります。
環境を考えながらもおしゃれな銀行印として、楓は特におすすめの素材です。
シープホーン
シープホーンは、琥珀色が優雅な印象の、銀行印におすすめの素材です。
羊の角から作られた、印鑑の素材としては珍しく希少価値が非常に高いです。
硬さや粘りにも優れているため、朱肉の付き具合や陰影の美しさにおいても、銀行印に適しています。
また、天然素材のため模様や色合いも微妙に異なり、個性的な特徴もあります。
シープホーンは、気品と高級感に富み個性が主張できる、銀行印におすすめの素材です。
【法人向け】おすすめの印鑑の素材
法人印としておすすめの素材はどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめは主に2つあります。
- チタン
- 白牛角
詳しく説明します。
チタン
チタンは最近よく目にするようになった、非常に人気の高い素材です。
チタンには優れた特徴が多く、圧倒的な耐久性や高級感など、どの部分を見ても申し分がありません。
金属の持つ性質から水洗いが可能で扱いやすく、捺印の美しさにも定評があります。
ボディの色も、無機質なイメージの強いシルバーの他に、ゴールドやブラックもあり好みによって選べます。
チタンは強度が強く安定感があり、頻繁に捺印する法人印には特におすすめの素材です。
白牛角
白牛角は、持つ人に立派な印象を与えられる、法人印として特におすすめの素材です。
黒水牛や象牙のように「動物の角」というイメージも少なく、高級感があり知的な雰囲気があります。
見た目の良さだけでなく耐久性にも優れ、長期にわたって利用可能なところも法人印として魅力的です。
天然素材のためひとつとして同じ色味がなく、会社の個性も表現できます。
白牛角は、リッチな風合いが特徴的な、法人印としておすすめしたい素材です。
【男性向け】おすすめの印鑑の素材
男性向け印鑑としておすすめの素材はどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめは主に2つあります。
- 黒水牛
- アルミニウム
詳しく説明します。
黒水牛
黒水牛は動物の角や牙の中でも扱いやすく、男性に選ばれている素材です。
耐久性にも優れ、艶のある黒くスタイリッシュな外観を持つことから、男性に好まれる傾向があります。
天然素材のため朱肉がなじみやすく、捺印した印影が美しいところも特徴的です。
また、高級感があるにも関わらず、価格も手頃で購入しやすいことも魅力。
黒水牛は、黒く落ち着いた見た目からクールな印象を与えるため、特に男性におすすめしたい素材です。
アルミニウム
アルミニウムは都会的なイメージの強い、男性におすすめの素材です。
金属の素材の中でも、チタンに劣らない特徴をもっているのがアルミニウムです。
金属の持つ耐久性と重厚感が特徴的で、すべりが良く捺印のしやすさもポイント。
また、チタンと同様の機能性がありながら、リーズナブルな点も魅力です。
金属の持つ知的で、クールな雰囲気が魅力的なアルミニウムは、男性に特におすすめしたい素材といえます。
【女性向け】おすすめの印鑑の素材
女性向け印鑑としておすすめの素材はどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめは主に2つあります。
- パールカラー柘植
- ローズクォーツ
詳しく説明します。
パールカラー柘植
パールカラー柘植はきれいな色が印象的な、女性におすすめの印鑑素材です。
全体に華やかなパール加工が施された、きらきらと輝くカラフルな色が特徴的です。
印材自体は本柘のため、非常に扱いやすく捺印のしやすさにも定評があります。
カラーのバリエーションも豊富にあり、自分の好きな色が選べることも魅力。
パールカラー柘植は、品のある色合いが特徴的で、女性におすすめしたい素材です。
ローズクォーツ
ローズクォーツも、女性の印鑑として人気の高いおすすめの素材です。
パワーストーンのひとつで、バラのようなピンクの色合いが非常に特徴的です。
宝石印鑑とも呼ばれ「恋愛運があがり開運効果も叶えられる」として需要があります。
ローズクォーツの持つ癒しの効果で女性の本来の魅力が引き出される可能性も。
天然石特有の模様が魅力的なローズクォーツは、年齢問わず女性におすすめしたい素材のひとつです。
まとめ
印鑑を選ぶ時に素材で悩む人は多いでしょう。
本記事では、印鑑の素材の選び方や実印・銀行印向けの材質や男女別によるおすすめを紹介しました。
印鑑の素材は、使い道や使う人によって選び方は変わります。
本記事を参考に、自分に合った素材を見つけて、素敵な印鑑を作成してくださいね。
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