「印鑑を作りたい!」
そんな時、何を基準にして選べば良いのかわからないと困りますよね。
実は、簡単なポイントさえ押さえておけば印鑑は選びやすくなります。
本記事では、実印・銀行印・認印に適した印鑑の選び方をご紹介します。
印鑑が必要で選ぶことに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
印鑑の選び方
印鑑は、何をどのように選べば良いのでしょうか?
- 素材で選ぶ
- サイズで選ぶ
- 書体で選ぶ
詳しく説明します。
素材で選ぶ
印鑑を選ぶ際に、多くの人がこだわるのが素材です。
印鑑の素材といっても高級な象牙から耐久性の高いチタン、安価なアクリル材のものまで多くの種類があります。
「見た目」「耐久性」「価格」によっても違い、それぞれ素材も変わってきます。
何を重視して作るのかを決め、印鑑に詳しいお店の人と相談しながら選ぶことをおすすめします。
サイズで選ぶ
印鑑を作る時に、サイズで選ぶことも重要なポイントです。
印鑑のサイズには選び方があり、実印や銀行印や認印など用途によってサイズはそれぞれ違います。
必要以上に大きすぎても、小さすぎてもよくありません。
使用目的に合った適切なサイズを選び、長く使える印鑑を作りましょう。
書体で選ぶ
実際に彫刻をする書体を選ぶことも、印鑑を作る時にはとても大切です。
印鑑の書体もいろいろあるため、迷ってしまうかもしれません。
書体にも選び方があります。
印鑑の用途によって書体も変わるため、使い道をよく考えてから適切な書体を選びましょう。
【印鑑の使用目的別】おすすめの選び方
印鑑には主に以下のような3つの使用目的があり、それぞれ選び方が変わります。
- 実印
- 銀行印
- 認印
詳しく説明します。
実印
実印は役所に登録された、本人を証明するための貴重な印鑑です。
家族で共有するものではないため、実印の登録は一人につき一本と決められています。
欠けたり壊れたりしてしまうと再登録しなければならないため、耐久性が高く強い素材を選ぶ必要があります。
同じ印鑑が作られないよう、書体は文字が複雑で難解な篆書体や印相体がおすすめです。
実印は生涯にわたり長く使用するものですので、しっかりとした印鑑を選びましょう。
銀行印
銀行印は名の通り、銀行などの金融機関で登録され使用する印鑑です。
ATMの普及により利用頻度は少なくなりましたが、今でも金融機関の窓口での口座開設などに必要となります。
銀行印も自身の資産を管理するための大切な印鑑となので、耐久性の高いしっかりとした素材を選びましょう。
銀行印も実印と同様に、同じ印鑑が作られないよう防犯性の高い書体がおすすめです。
区別できるように実印よりも一回りほど小さく、長く使えるものを選びましょう。
認印
認印は荷物の受け取りや、会社などの簡単な書類に使用する印鑑です。
日常生活の中で、最も利用頻度が高い印鑑といえるでしょう。
実印のように登録の必要がないため、比較的安価な既製品を使用することもできます。
確認の意味を持つ印鑑のため、書体は誰からも読みやすい古印体や楷書体がおすすめです。
認印に合った小さいサイズのカラフルな印鑑も多く売られているので、自分の気に入った印鑑を選びましょう。
印鑑作成時によくある疑問
印鑑を作る時には、以下のような疑問が多く見られます。
- 女性が印鑑を作るタイミングは?
- 印鑑は名字のみ・名前のみ・フルネームのうちどれが良い?
- 名前がひらがなの場合はどうする?
印鑑を作る時の疑問を解消し、納得のできる印鑑を作りましょう。
女性が印鑑を作るタイミングは?
いつどのようなタイミングで、女性は印鑑を作れば良いのか悩みますよね。
女性が印鑑を作る時は、就職の前や結婚が決まった時が適したタイミングといえるでしょう。
就職であれば、給与の振り込みのための口座開設や車の購入のために必要です。
結婚で名字が変わる人もいるため、新しい印鑑が必要になります。
自分自身のターニングポイントが、印鑑を作るタイミングといえるでしょう。
印鑑は名字のみ・名前のみ・フルネームのうちどれが良い?
印鑑を作る時に、名字のみ・名前のみ・フルネームのうちどれが良いのか疑問に思いますよね。
基本的に何を選んでも問題ありませんが、使用目的やサイズに合った彫刻内容にすることが望ましいです。
小さな認印にフルネームは窮屈な印象になり、大きな実印に名字や名前のみだとバランスが悪くなってしまいます。
使用目的とサイズに合わせて、印鑑に彫刻する名前を決めましょう。
名前がひらがなの場合はどうする?
名前がひらがなの方は、印鑑を作る時にどのようにすれば良いのか疑問になると思います。
ひらがなの名前も漢字の名前と同様で、通常通りの作り方で全く問題はありません。
実印は住民票に登記されている名前と同じ必要があるため、ひらがなの名前の方はひらがな表記がルールです。
しかし、各自治体によっても細かいルールが変わることがありますので、一度窓口で相談すると安心でしょう。
まとめ
印鑑を選ぶ時に迷ってしまう方はとても多いようです。
しかし、誰でも印鑑は簡単に作れます。
選ぶポイントはいくつかあり、それほど難しく考える必要はありません。
本記事で紹介した印鑑の選び方を参考に、失敗のない自分だけの印鑑を作ってくださいね。
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