夜泣きのせいでうつっぽい時にできることは?寝てくれない時期の乗り越え方

 

「赤ちゃんの夜泣きがつらい……」

赤ちゃんが夜寝てくれないと、睡眠不足になってつらいですよね。

実は、赤ちゃんの夜泣きには効果的な対策があるのです。

本記事では、夜泣きがつらいときの対策や、先輩ママの夜泣きを乗り越えた体験談をご紹介します。

夜泣きがつらくてうつになりかけている人は、参考にしてくださいね。

 

赤ちゃんの夜泣きの基礎知識

赤ちゃんはなぜ夜泣きをするのでしょうか?

夜泣きの定義と夜泣きをする理由を解説します。

 

夜泣きの定義

夜泣きとは「生後半年頃から1歳半ぐらいの赤ちゃんにみられる、夜間の理由のわからない泣き」のことをさします。

昼間は機嫌よく遊んでいたのに、夜中になると急に泣き出して何をしても泣き止まない状態になるのです。

夜泣きが始まる月齢や期間は個人差が大きく、明確な解決策もないため大人たちは寝不足になり疲れ果ててしまいます。

近所の寝静まっている人の迷惑になってしまうという焦りが、ストレスを増大させる原因にもなります。

 

赤ちゃんが夜泣きする理由

赤ちゃんが夜泣きをするのは、「何らかの不快感が重なる」「睡眠の未熟さ」の2つが主な原因と考えられています。

赤ちゃんは言葉で感情を伝えられないため、「お腹が空いた」「暑い」などの不快感があるときには泣いて周囲に助けを求めます。

赤ちゃんは昼夜の区別がつかないため、夜も関係なく不快感があるたびに泣いて訴えるのです。

また、大人の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを90分で繰り返すのに対し、赤ちゃんは50分のサイクルで繰り返します。

赤ちゃんは眠りの浅いレム睡眠の割合が大人よりも多いため、眠りから覚めやすく、不快感も相まって夜泣きをするのです。

睡眠の未熟さに関しては、生後4ヶ月頃になり体内時計の機能が発達して昼夜の区別がつくようになると、徐々に改善されてきます。

 

赤ちゃんの夜泣きがつらくてうつっぽい時の対処法

赤ちゃんの夜泣きがつらく、うつっぽくなってしまった時はどうすれば良いのでしょうか。

3つの対処法をご紹介します。

  • パパに面倒をみてもらう
  • 両親に助けてもらう
  • メンタルクリニックを受診する

 

パパに面倒をみてもらう

夜泣きがつらい時は、パパに面倒をみてもらうのが良いです。

一緒に暮らすパパが一番頼りやすいですし、パパにとっても育児に参加することで父親の自覚が芽生えます。

家事育児はママに負担が偏りがちですが、すべてをママがやる必要はありません。

特に産後はママの体調が回復しておらず、ママ自身のホルモンの影響で、精神的に不安定になることもあります。

パパに頼れるときはパパにも面倒みてもらい、ママの負担を減らしましょう。

ママが笑顔でいることが家族みんなの幸せにつながります。

 

両親に助けてもらう

赤ちゃんの夜泣きがつらく、うつっぽい時には両親に助けてもらうのもいいでしょう。

子育て経験のある両親であれば、子供の扱いにも慣れているので預けやすいですよね。

少しの時間でも面倒をみてもらい、赤ちゃんから離れる時間を作れるだけで、ママは精神的にかなり楽になります。

両親は子育ての大変さを一通り経験しているからこそ、ママのつらい気持ちも理解してもらいやすいのです。

両親にとっても頼られるのは嬉しいはずなので、遠慮せずに頼るようにしましょう。

 

メンタルクリニックを受診する

赤ちゃんの夜泣きがつらくてうつっぽい時は、メンタルクリニックを受診することも大切です。

周囲の協力を得て赤ちゃんのお世話から解放されても、うつっぽい症状が治らない場合、医師の治療が必要です。

特に周りに頼れる人がいない場合、1人で思い詰めて限界を超えてしまうことがあります。

産後うつになってしまうと専門的な治療をしないと改善が見込めません。

治療をせずに放置してしまうと最悪の場合、絶望を感じて赤ちゃんに手をかけたりママ自身が死を選んでしまうこともあります。

手遅れになる前に、メンタルクリニックを受診して治療しましょう。

 

【先輩ママに聞いた】赤ちゃんの夜泣きの乗り越え方

先輩ママはどのように赤ちゃんの夜泣きを乗り越えたのでしょうか?

5つの体験談をご紹介します。

  • 育休中のパパと交代のシフトを組んだ
  • モニターを活用した
  • 赤ちゃんと一緒に昼寝をして睡眠を確保した
  • 抱っこ紐で抱っこしながらソファーで寝た
  • ハイローチェアでスイングさせた

 

育休中のパパと交代のシフトを組んだ

育休中のパパと昼夜で交代のシフトを組んで、夜泣きを乗り越えた筆者の友人Aの体験談です。

友人Aのご主人は半年間の育児休暇をとっていたため、昼はママ、夜はパパが赤ちゃんのお世話をしていたそうです。

抱っこからベッドに下ろして寝かそうとすると、背中スイッチが入りすぐに泣いてしまう赤ちゃんで大変でした。

夜をパパ担当にしてママは別の部屋で寝ることで、夜間に十分な睡眠を確保できてストレスを軽減できたそうです。

反対に昼は赤ちゃんのお世話をママが担当し、パパには気にせず睡眠を取ってもらうことでうまく交代で休息を取れたとのことでした。

パパも一通りの赤ちゃんのお世話に対応できるようになると、ママにばかり負担が偏らずに夜泣きも乗り越えやすいですね。

 

モニターを活用した

赤ちゃんを見守るモニターを活用して、夜泣きを乗り越えた筆者の友人Bの体験談です。

海外では一般的ですが、赤ちゃんが寝ている部屋にモニターを設置して、両親は別部屋で待機する形をとっていました。

赤ちゃんが夜泣きをしてもすぐには駆けつけず、様子を見てから赤ちゃんのもとに向かうようにしていたそうです。

赤ちゃんが夜泣きをするときは、まだ寝ている状態で泣いている場合もあります。

寝ている状態で夜泣きをしたとき、すぐに抱き上げてしまうと自分で寝付く力がつかなくなるのです。

日本は赤ちゃんが泣いたらすぐに駆けつけて抱っこする文化ですが、すぐに抱っこするのは余計に夜泣きが長引く原因になることも。

友人Bは、赤ちゃんの自力で眠る力を育てるためにモニターを活用した結果、夜泣きをする期間を1ヵ月程度に抑えられたそうです。

 

赤ちゃんと一緒に昼寝をして睡眠を確保した

赤ちゃんと一緒に昼寝をし、睡眠を確保して夜泣きを乗り越えた先輩ママCの体験談です。

夜泣きに加えて夜間の授乳も対応していると、睡眠不足になり疲れが溜まります。

昼間赤ちゃんが寝ている時をチャンスと捉えて家事をすると、ママは休む暇がありません。

先輩ママCは家事を最低限に留めて、赤ちゃんと一緒に昼寝をすることで、自分の睡眠時間を確保して疲れを癒したそうです。

睡眠で体が回復すると、精神的なストレスも軽減されるようです。

家事も完璧を目指さずに、適度に手を抜いて生活することがうつにならない秘訣ですね。

 

抱っこ紐で抱っこしながらソファーで寝た

抱っこ紐で抱っこしながらソファーで寝て、睡眠時間を確保して夜泣きを乗り越えた先輩ママDの体験談です。

赤ちゃんは抱っこから下ろして、ベッドに寝かすと背中スイッチが入ってすぐに泣いてしまう子だったそう。

そこでベッドに寝かせるのをあきらめて抱っこをしたまま寝ることで、座りながらでも寝られるようになり、疲れが軽減されたそうです。

夜泣きは一時的なものと考えて、夜泣きの期間を乗り切る気持ちになることが大事ですね。

 

ハイローチェアーでスイングさせた

ハイローチェアーでスイングさせて、夜泣きを乗り越えた筆者の体験談です。

赤ちゃんはずっと抱っこをしていないと泣いてしまう子でした。

そこで、音楽を流しながら電動でゆりかごのように揺らしてくれるハイローチェアを使ったところ、しばらくすると泣き止みました。

ずっと抱っこでは終わりが見えないので精神的にも疲れますが、抱っこ以外でも寝てくれる手段があると思えると心が楽になります。

ストレス軽減のためにも、道具に頼るのも必要だと感じました。

 

まとめ

赤ちゃんが夜寝てくれないと、睡眠不足になり近所の目も気になるのでつらいですよね。

実は、赤ちゃんの夜泣きには効果的な対策があるのです。

本記事では、夜泣きがつらい時の対策や先輩ママの夜泣きを乗り越えた体験談をご紹介しました。

夜泣きがつらくてうつになりかけている人は、参考にしてくださいね。

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