【柴犬が散歩中に動かない】理由や解決策と注意したいNG行動も解説!

 

柴犬と散歩をしていて急に動かなくなると、具合が悪くなったりケガをしたりしたのではないかと心配になりますよね。

実は、柴犬が散歩中に動かなくなってしまうのには理由があるのです。

本記事は、柴犬が散歩中に動かない時の解決策と、注意したいNG行動を詳しく解説します。

柴犬との楽しく散歩をしたい方は、本記事を参考にしてくださいね。

 

柴犬が散歩中に動かない理由は?

柴犬が散歩中に動かなくなってしまうのはなぜでしょうか?

次の3つが考えられます。

  • 違う方向に行きたい
  • 高齢などによる体力の低下
  • 外が暑すぎる

詳しく解説します。

 

違う方向に行きたい

違う方向に行きたいことを飼い主に伝えたい時、柴犬が動かなくなることがあります。

単にわがままななときもありますが、以下のように正当な主張がある場合もあります。

  • 過去のトラウマを思い出した場合(飼い主が進もうとしている道の先で、他の犬に吠えられたり子供にいたずらされたりなどの嫌な出来事を思い出した)
  • 進行方向から、柑橘類や化学物質の嫌いな匂いがしてくる
  • 警戒心が強いため、道幅が狭くなったり交通量が多かったりしてくたびれてしまった

座り込んで動かなくなることで、上記のような状態を飼い主に訴えている可能性があります。

 

高齢などによる体力の低下

柴犬が散歩中に動かなくなってしまう場合、高齢による体力の低下が考えられます。

シニア犬や肥満傾向の犬の場合、関節の痛みや体力の消耗などの理由で、途中で座り込んで休憩することがあるのです。

シニア犬の散歩拒否は体調不良による可能性もあるので、普段の様子にもよく注意し、異変を感じたら動物病院を受診してください。

思い通りに体を動かせずにひと休みしている肥満傾向の犬の場合は、頃合いをみて名前を呼んで再び歩かせましょう。

 

外が暑すぎる

柴犬が散歩中に動かなくなってしまうのは、暑さが原因かもしれません。

夏の暑い時期でも犬は肉球を直接地面やアスファルトにつけて歩くので、下手をすると火傷をする可能性があります。

さらにアスファルトからの太陽の照り返しは、ダブルコート犬種の柴犬にとっては、真夏に厚手の毛皮のコートを着ているようなもの。

いくら体が丈夫な柴犬でも、かんかん照りの中の散歩は不快指数が高いはずです。

飼い主の「お散歩に行こう!」の声に一旦は喜んで外に出ても、暑さで動けなくなるのも無理はないでしょう。

朝は日差しが強くなる前に、夕方は日差しが弱くなって路面の温度が下がり、少しでも涼しくなってから散歩にでかけましょう。

 

柴犬が散歩中に動かない時のNG行動

柴犬が散歩中に動かなくなってしまった時にやってはいけない行動はあるのでしょうか?

NG行動は次の3つです。

  • リードを強く引っ張る
  • 大きな声で怒鳴る・叱る
  • 散歩そのものをやめてしまう

詳しく解説します。

 

リードを強く引っ張る

リードを強く引っ張ると、首がしまって柴犬に負担がかかるのでやめましょう。

柴犬の首に負担がかかると、喉頭や頚椎を損傷する可能性があるのです。

また、無理にリードを引っ張ると、柴犬が「散歩は怖いもの」と認識する可能性があります。

リードを強く引っ張らず、別の方法で解決を試みましょう。

 

大きな声で怒鳴る・叱る

大きな声で怒鳴ったり叱ったりするのもNG行動です。

飼い主が大声で怒鳴っても叱っても、犬には人の言葉が通じません。

大好きな飼い主に大声を出された犬は、余計な恐怖心を抱き、何が悪いのかがわからずにパニックになってしまう可能性があります。

散歩に対してネガティブなイメージを抱いてしまうので、怒鳴ったり叱ったりするのはやめましょう。

 

散歩そのものをやめてしまう

柴犬が散歩中に動かなくなってしまったからといって、散歩そのものをやめてしまうのもNG行動です。

柴犬は、本来体を動かし遊ぶことが好きなので、運動を兼ねた散歩は欠かせません。

散歩そのものをやめるのではなく、動かなくなってしまう原因を探ってみましょう。

散歩のコースを変えたり、おやつやおもちゃで気を逸らして散歩は楽しいものだと再認識してもらったりして工夫するのです。

どうしても上手くいかなかったら、トレーナーさんに相談してみましょう。

 

犬が散歩中に動かない時の解決方法

柴犬が散歩中に動かない時の解決方法を6つ紹介します。

  • おやつやフードを活用する
  • 散歩のコースに変化をつける
  • 散歩の時間を変えてみる
  • ケガをしていないか確認する
  • ドッグランを利用してストレス発散させる
  • リードを緩めて待つ

詳しく解説します。

 

おやつやフードを活用する

柴犬が散歩中に動かない時は、おやつやフードを活用しましょう。

愛犬が指示通り歩いてくれたら、ご褒美としておやつやフードを与えるのです。

おやつやフードを与えると、犬は「指示通りに歩けばご褒美がもらえる」などと学習してくれます。

愛犬に負担をかけることなく、お互いにメリットがある解決方法といえます。

指示に従って散歩することに慣れてきたら、徐々にご褒美の回数を減らしましょう。

 

散歩のコースに変化をつける

柴犬が散歩中に動かなくなった時には、散歩のコースに変化をつけてみましょう。

飼い主が進もうとしている道の先で、他の犬とのトラブルや小さい子どもとの嫌な出来事などの過去の恐怖体験を思い出して動かなくなってしまったのかもしれないからです。

過去の恐怖体験を思い出したことが拒否の原因である場合は、愛犬が嫌な思いをした場所を探り、避けるコースを再検討しましょう。

たとえば、いつものコースを逆周したり、少し違う道を通ってみたりするのも手です。

愛犬も新鮮な気持ちになれるので、座り込みに関係なく、定期的に散歩のルートを見直すことも大切です。

 

散歩の時間を変えてみる

柴犬が散歩中に動かない時の解決方法として、季節や気温ごとに散歩の時間帯を変えるのも効果的です。

春や秋は時間により寒暖差があるので、その日の気温によって調節が必要です。

夏は涼しい早朝と日が沈んだ夕方以降に出かけ、熱中症になったり肉球が火傷したりするのを防ぐために日中の散歩は避けましょう。

冬は、その日の天候や気温を考慮して時間を調節するのがおすすめ。

柴犬はダブルコートの被毛を持つので寒さに強い傾向があります。

ただし、震えていたり散歩を嫌がったりする場合には寒さを感じているかもしれないので、服を着せるなど防寒対策をとりましょう。

 

ケガをしていないか確認する

柴犬が散歩中に動かない時は、ケガをしていないか確認してあげましょう。

柴犬は、性格が頑固なところもあるので、我慢して散歩している可能性もあるからです。

柴犬が散歩中に動かなくなったら、次のことを確認しましょう。

  • ガラスの破片や木片が刺さっていないかなど、肉球や爪に異常がないか確認する
  • 骨折やけががないか、足の周辺を触って反応をみる

痛がる様子がなければ、動かなくなってしまった原因は他にあるということです。

他の原因を探りましょう。

 

ドッグランを利用してストレス発散させる

柴犬がどうしても散歩に行きたがらない場合は、無理強いはせずにドッグランを利用するのもおすすめ。

自由に走り回ったり、他の犬と遊んだりすることで、散歩に出かけなかった分の運動量を取り戻せるしストレス解消にもなります。

犬の気分もかわるかもしれません。

ただし、他の犬とのトラブルを避けるためにも、友好的な柴犬に限ります。

 

リードを緩めてあげる

柴犬が散歩中に動かなくなった場合はリードを引っ張らずに、緩めて待ってあげるのも一つの方法です。

リードを無理に引っ張ると犬にストレスを与えてしまい逆効果ですが、飼い主が余裕をもって待ってあげることで、犬も反抗せず言うことを聞いてくれやすくなる場合があるのです。

実際になかなか動かない柴犬に、しばらく待ってから飼い主が「行くよ~」と声をかけると、柴犬がスッと立ち上がり歩き始めることがあります。

散歩中に柴犬が動かなくなった時は、体調や身体に異常がないかを確認してから、慌てたりイライラしたりせずにしばらく待ってみましょう。

 

まとめ

柴犬と散歩をしていて急に動かなくなると、具合が悪くなったりケガをしたりしたのではないかと心配になりますよね。

実は、柴犬が散歩中に動かないのには理由があるのです。

本記事は、柴犬が散歩中に動かない理由を探り、解決策と注意したいNG行動を詳しく解説しました。

柴犬との楽しく散歩をしたい方は、本記事を参考にしてくださいね。

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