「柴犬は朝晩の散歩が必要!」
そんな時、柴犬に引っ張られると困ってしまいますよね。
実は、柴犬の引っ張り癖は治せるのです。
本記事は、柴犬が散歩中にリードを引っ張る癖の原因や対処法を解説し、体験談も紹介します。
柴犬の引っ張り癖にお悩みの方は、本記事を参考にしてください。
なぜ?柴犬が散歩中にリードを引っ張る原因
なぜ、柴犬が散歩中にリードを引っ張るのでしょうか?
主な原因に次の4つがあります。
- リードを長く持ちすぎているから
- 好きな場所に行けると思っているから
- 先に進みたいから
- その場から逃げたいから
それぞれ説明します。
リードを長く持ちすぎているから
柴犬が散歩中にリードを引っ張る理由には、リードを長く持ちすぎているからがあります。
今人気の長さを自由に調整できるフレキシリード(伸縮リード)を長くして散歩すると、犬との距離感を保てず犬が混乱してしまうからです。
お散歩コースにはほかの歩行者や車も通るので、リードを長く持つのは危険です。
好きな場所に行けると思っているから
柴犬が散歩中にリードを引っ張る理由は、好きな場所に行けると思っているからです。
単に散歩が嬉しくて興奮しているだけかもしれませんが、しつけがうまくできていない場合に多いです。
犬は自分に主導権があると思っていて、飼い主をリーダーと認めていません。
だからといって引っ張り癖を治さないと、脱走・自己・トラブルが懸念されます。
先に進みたいから
柴犬が散歩中にリードを引っ張る理由は、先に進みたいからです。
特に「好奇心旺盛」という性格が影響しています。
「この先に何があるんだろう?」「早くこの先の世界を見たい!」と先を知りたくて、自分が行きたい方向へどんどん進みます。
好奇心が強い犬は、飼い主を力いっぱい引っ張る傾向があります。
散歩のコースを変えると特に引っ張りが強くなるのは、犬の好奇心が原因です。
その場から逃げたいから
柴犬が散歩中にリードを引っ張る理由は、その場から逃げたいからです。
犬にとって怖いものがあったり逃れたい環境だったりする場合、犬にストレスがかかるので強い力で引っ張ります。
気づいたら、なるべく早くその場を離れてあげましょう。
柴犬が散歩中にリードを引っ張る時の対処法
柴犬が散歩中にリードを引っ張る時にどんな対処法があるのでしょうか。
主な対処法が5つあります。
- 落ち着かせる
- 引っ張ったら立ち止まる
- 柴犬の名前を呼んで逆方向に歩き出す
- リードの見直しをする
- 散歩の時間にもひと工夫する
それぞれ説明します。
落ち着かせる
柴犬が散歩中にリードを引っ張る時の対処法に、落ち着かせることがあります。
「散歩に行くんだ!」と嬉しさのあまりに興奮した状態で外に出たら、引っ張りが強くなってしまいます。
興奮する子は「お散歩だ!」スイッチがあるのでしょう。
たとえば、飼い主がリードを装着したりお散歩バッグを持ったりすると、興奮状態で玄関に向かうなどです。
名前を呼んで、おすわりやお手など少し落ち着かせましょう。
リードを付けていないときと同じ状態になるまで待ち、出かける準備。
興奮しだしたらその時点でストップです。
引っ張ったら立ち止まる
柴犬が散歩中にリードを引っ張る時の対処法として、リードを引っ張ったら立ち止まる方法があります。
引っ張られてついて行くと「引っ張ると好きな場所にいける」と学習し、散歩の主導権が飼い主ではなく犬になってしまうからです。
リードを引っ張り出したら立ち止まり、以下の通り行います。
- 止まった状態をキープし動かない
- 犬の方からこちらに寄ってきて、リードが緩んだら歩く
- 再びリードが張ったら、止まる
飼い主は「背筋を伸ばしてきちんと歩けているか」が大切です。
背筋を伸ばし、飼い主が主体的に歩くようにしましょう。
柴犬の名前を呼んで逆方向に歩き出す
柴犬が散歩中にリードを引っ張る時の対処法として、柴犬の名前を呼んで逆方向に歩き出す方法があります。
主導権が自分にあると思っている可能性もあるので、リーダーは飼い主であることを分からせるためです。
散歩中にリードを引っ張られたら、飼い主は犬の名を呼んで回れ右して逆方向に歩きだすのです。
腕を使ってリードを引っ張ることも、犬を見る・怒る必要もありません。
犬が自分の方向に付いてきたときだけ、歩きながら褒めます。
逆方向に歩くときは、腕をつかってはいけません。
腕の力任せにリードを引くと、首輪によって気管が圧迫され首を痛める恐れがあります。
気管虚脱(きかんきょだつ)という病気を発症・悪化させたりする危険性もあるので力任せに引くのはやめましょう。
リードの見直しをする
リードの見直しをすることも、柴犬が散歩中にリードを引っ張る時の対処法の1つです。
犬が飼い主との距離感を保てるようになるまでは、長さが一定のリードを使うことをおすすめします。
リードが長ければ飼い主が、犬をコントロールしにくいからです。
自由に動けるので、犬に行き先の決定権を与えていることになってしまいます。
リードの長さは、犬との距離が1メートルぐらいがちょうどいい感じ。
広い場所で遊ばせる時には重宝する、伸縮リードを使用する際は注意が必要です。
散歩コースではストッパーがついているとはいえ緊急時に素早く対応できるかとなると不安があります。
引っ張り癖のある中型犬の柴犬の散歩には、伸縮リードではなく長さが一定のリードがコントロールしやすいでしょう。
散歩の主導権は飼い主であることを教え、引っ張り癖をなおしましょう。
散歩の時間にもひと工夫する
散歩の時間にもひと工夫することも、柴犬が散歩中にリードを引っ張る時の対処法の1つです。
毎日同じ時間に散歩にでかけると、犬はいつもの時間になると落ち着きがなくなり催促しだします。
つまり、「散歩に行くぞ」と主導権を主張しているのです。
決まった時間に散歩をしないで、毎日バラバラの時間に出かけます。
犬は、飼い主がリーダーが散歩につれていってくれるものなのだと自然と理解するようになります。
散歩の時間を変えることで、柴犬がいつも出会う苦手な他の犬や人などと会わずにすむメリットもあります。
世の飼い主さんに学ぶ!柴犬が散歩中にリードを引っ張る癖をどう治した?
世の飼い主さんはどのようにして柴犬が散歩中にリードを引っ張る癖を直したのでしょうか。
体験談を2つ紹介します。
- 散歩の時の引っ張り癖をなくすしつけ方
- 引っ張り癖は しつけでなおす!
散歩の時の引っ張り癖をなくすしつけ方
豆柴を飼っているAさんです。
お互いが気持ちよく散歩できるようにしつけるために、根気よく教え込みました。
飼い主が主導権を握り、犬のペースでは歩きません。
犬が飼い主より前に出ようとすると、リードを引っ張り首にショックを与えて「ダメ」ということを教えました。
あとはご褒美のおやつを使い、常に飼い主に注目するさせるようにしました。
(参考:犬のしつけ方教室)
引っ張り癖は しつけでなおす!
柴犬のオスを飼っているBさんです。
我が家の柴犬は、散歩をする人を見て引っ張ります。
Bさんの主人が休日で、主人がお散歩の時にかなり強引にグイグイ引っ張ります。
ハーネスが抜けた経験があるため、柴犬を引き戻せずついていくしかありません。
引っ張り癖を治すために、引っ張ったら立ち止まる・完全に止まってから「よし!」の合図で進むを繰り返しました。
完全には治らないまでもコントロールはできるので、焦らず諦めずにやっています。
(参考:金のハコ)
まとめ
柴犬の散歩で引っ張られると、飼い主さんは困りますよね。
実は、柴犬の引っ張り癖は治せるのです。
本記事は、柴犬が散歩中にリードを引っ張る癖の原因や対処法を解説し、体験談も紹介しました。
柴犬の引っ張り癖にお悩みの方は、本記事を参考にしてください。
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