「草むしりをしたばかりなのに、もう新しい雑草が生えてきた」
取っても取っても生えてくる雑草に、ウンザリしますよね。
実は、草むしりの回数を減らせるコツがあるんです。
本記事では、効率よく草を取るのにベストな時期や雑草を抜く方法を具体的に紹介します。
すぐに生えてくる雑草に困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
雨上がりの草むしりが最適なのはなぜ?
草むしりをするのに雨上がりが適しているのはなぜでしょう。
理由は3つあります。
- 土が柔らかく抜きやすい
- 草が成長しやすい
- 土埃が舞わない
詳しく説明します。
土が柔らかく抜きやすい
雨が降った後は、土が柔らかくなっているので、草むしりがしやすくなります。
地面に水分が多く含まれるからです。
天気が続くと、地面はカチカチに固まって、草が抜けにくくなります。
雨が降ると、土と土の間に雨がしみ込んで隙間ができるので、力を入れなくても簡単に根まで抜けるのです。
雨の後に、草の根まで取ってしまうと良いですよ。
草が成長しやすい
雨上がりは、雑草の成長スピードが早くなります。
草が水分を吸収し、照り始めた太陽の光で光合成をするからです。
雑草が大きくなってしまうと、抜けにくくなります。
雨の後、草が大きくなりすぎる前に一気に取りましょう。
土埃が舞わない
雨の後は土埃が舞いません。
土が湿っているからです。
晴れた日が続くと、土が乾燥しているので土埃がたちます。
目に土埃が入ったり、吸い込んで咳き込んだりして、作業が大変です。
雨上がりなら草をとる際に土埃が舞いませんよ。
効果が長持ち!草むしりのコツとは?
草をとった後、できるだけ長く草が生えてこないようにしたいですよね。
効果が長持ちする草むしりのコツが4つあります。
- 根が残らないよう抜きとる
- 根本を持って真上に引き上げる
- 種を残さないようにする
- 便利な道具を利用する
それぞれについて、説明します。
根が残らないよう抜きとる
草の根が残らないように抜き取ると、草むしりの効果が長く続きます。
多年草は、根が残っていると、残った根からすぐに生えてくるからです。
草を抜いた後に根が残っていたら、スコップで土を掘って取り除くと良いですよ。
根はしっかり抜き取りましょう。
根本を持って真上に引き上げる
雑草の根本近くをしっかり持って、真上に引き上げるようにして抜くと、草むしりの効き目が長続きします。
葉の部分を持って引っ張ると、途中で切れてしまう可能性があるからです。
生命力が旺盛な雑草はすぐに伸びるので、できるだけ根元を持って全て抜き取りましょう。
種を残さないようにする
効果が持続する雑草取りのコツは、種子を残さないことです。
種子がついていると、種子が飛び散ったり、落ちたりして新しい草が生えてくるからです。
種がつく前に草取りをして、種子を残さないようにしましょう。
便利な道具を利用する
雑草をとる便利なグッズを活用することも、草ぬきの効果が続く方法の1つです。
手で引っ張っただけでは抜けにくい草も、道具を使うと草の根ごと抜きやすくなるからです。
便利な道具として、「草取りフォーク」と「ねじり鎌」の2点を紹介します。
「草取りフォーク」は、てこの原理を利用して雑草を抜く便利な道具です。
フォーク状の刃が土を掘り起こすときに葉や根に絡むので、草をとるときに力を入れずにすみます。
「ねじり鎌」とは、柄に対してねじれたように刃がついている鎌です。
コテのような形状になっているため、草の根に刃をひっかけやすい点がメリットです。
土が固くても作業が可能で、草の根元からむしりとれます。
道具を使うと、手で草をむしり取る場合と比べて効率的に作業ができ、雑草の生える間隔が長くなります。
ぜひ、活用してみてください。
草むしりで注意する3つポイント
草むしりをする時に気を付けることはあるでしょうか。
注意すべきポイントは3つあります。
- 服装は長袖長ズボンで行う
- 害虫対策をする
- 熱中症に気をつける
詳しく解説します。
服装は長袖長ズボンで行う
季節を問わず、長袖長ズボンで草むしりをしましょう。
肌を露出していると、庭の草木や雑草で肌が傷ついたり、かぶれたりする恐れがあるからです。
草木によるかぶれは、触れた部分に症状がでます。
露出が少ない服装で作業を行いましょう。
害虫対策をする
蚊取り線香や防虫スプレーを使って、害虫対策をして作業をしましょう。
草むらには、蚊やマダニなどの毒を持った虫が潜んでいるからです。
スズメバチは黒や色の濃いものを標的にします。
黒っぽい服は避け、髪は帽子で隠すなど、服装にも気を付けましょう。
熱中症に気をつける
草むしりをする際は、熱中症対策が必要です。
屋外に長時間いると、身体に熱がこもったり、大量に汗をかいて水分を失ったりするからです。
水分・塩分をこまめに補給します。
さらに、通気性の良い服を着たり、冷感グッズで身体を冷やしたりしながら作業しましょう。
体調がすぐれない場合も発症しやすいので、無理をしないようにしましょう。
まとめ
次々と生えてくる雑草。
草むしりには、終わりがないですよね。
本記事では、草ぬきにベストなタイミングや草をむしりやすくする方法や道具について、具体的に解説しました。
ちょっとしたコツを知ることで、効率よく草むしりができるようになりますよ。
草むしりをする間隔をあけたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
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