断捨離の基準を明確化!迷わないための効果的な方法とは 

 

「断捨離の基準って何だろう?」

断捨離をして片付けようと思っても、何から手を付けていいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

実は、断捨離は、感情ではなく基準に基づいて淡々と作業を行うことがポイントなんです。本記事では、すんなり断捨離できるように基準を明確化して紹介します。

部屋を片付けて、スッキリ快適な生活を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

断捨離の基本基準を知る|捨てていいもの6選

断捨離をする時は、何に従って捨てると決めればいいのでしょうか?

捨てていいと判断する基本的な基準は、主に6つあります。

  • 明らかに不要なもの
  • 壊れて使わなくなったもの
  • 同じものがいくつもあるもの
  • 2年以上使わなかったもの
  • 期限が切れたもの
  • 気に入らない理由があるもの

順に、詳しく紹介します。

 

明らかに不要なもの

断捨離で捨てていいと判断する基本的な基準は、確実に不要だと分かるものです。

使わないものをキープしていると、部屋や収納場所のスペースを無駄に使ってしまいます。

部屋が狭くなったり片付けや掃除がしづらくなったりして、精神的なストレスにもつながりかねません。

サイズが合わなくなった服や過去の雑誌やカタログなど、明らかに不要なものを手放すと気持ちがスッキリするはずです。

旅先での思い出の品など、必要だと感じていたものが時間が経って不要になっている場合もあります。

今後も使う予定がないものは、思い切って断捨離してしまいましょう。

 

壊れて使わなくなったもの

壊れて使わなくなったものも、断捨離で捨てると判断していい基準になります。

というのも、壊れたものは本来の役割を果たせないため、持っていても意味がありません。必要なものならすぐに直して使っているはずなので、修理する予定がなければ処分するのが得策です。

もし、人からもらったものであれば処分は気が引けるかもしれません。

とはいえ、相手にお礼を言った時点で自分のものなので、遠慮なく処分してもいいのです。

動かない家電製品や破損したアクセサリーなど、「壊れて使わなくなったものは捨てる」と決めておきましょう。

 

同じものがいくつもあるもの

断捨離で処分すると判断できる基準のひとつは、同じものがいくつもある場合です。

生活の中で同じものをいくつも必要とする場面は、あまりないはずです。

たとえば、同じ用途のタオル類や調理器具などは、必要最低限あれば十分でしょう。

似たような服や靴、コンビニでもらう割り箸やおしぼりなども同じです。

適切な量を決めることで、収納と管理がしやすくなります。

同じものは選抜して、必要なものだけに絞ってみてくださいね。

 

2年以上使わなかったもの

断捨離で捨てていいと判断できる基準は、2年以上の長期間にわたって使わなかったものです。

2年以上使っていないのであれば季節によって必要なものでもないため、不要だと判断できます。

たとえば贈り物や調理器具、家電製品など、何年も使っていない場合は今後も使わない可能性が高いです。

買ったまま開封していないコスメなどは、内容物が変質して使うと肌に支障をきたすことも。

2年以上使わなかったものは今後も使わないと割り切って、躊躇せず処分しましょう。

 

期限が切れたもの

使用・賞味などの期限が切れたものは、迷わず断捨離する基準のひとつです。

というのも、食品や薬などは期限が切れると安全性が保証されません。

また、他の商品でも期限が切れて古くなったものは、品質の劣化につながる恐れがあります。

使用期限の切れたサプリや賞味期限の過ぎた缶詰など、もったいないと感じても捨てる方が安全です。

さらに、非常食などは、期限が切れて必要な時に使えないと意味がありません。

風水では、期限が切れたものは死蔵品で運気を下げるものとして扱います。

期限が切れたものは断捨離して、保管しないように注意しましょう。

 

気に入らない理由があるもの

気に入らない理由があるものも、断捨離の基準になります。

なぜなら、気に入らない理由があると、使わなくなったりストレスを感じたりするからです。

たとえば、嫌な思い出のある品物や色やデザインが好みでない服などは、視界に入るとネガティブな気持ちになることがあります。

反対に、お気に入りの服やアクセサリーなど、気に入っているものはポジティブな気持ちにさせてくれます。

断捨離は不要なものと必要なものを明確に区別し、快適な空間を作っていく作業です。

心地よい生活をするためにも、気に入らない点があれば捨ててしまいましょう。

 

【カテゴリー別】スムーズな断捨離のコツ

断捨離の際、スムーズに行うコツがあります。

コツを、次の5つのカテゴリー別に紹介します。

  • 衣類を整理する際の断捨離基準
  • 書籍や書類の断捨離基準のポイント
  • キッチン用品の断捨離を楽にする方法
  • 買い足しを防ぐ断捨離の基準作り
  • 断捨離を家族と共有する習慣作り

 

衣類を整理する際の断捨離基準

衣類をスムーズに片付ける整理のコツは、次の5つです。

  • 1年以上着ていない服
  • サイズが合わない服
  • 傷みが目立つもの
  • テイストが似ているもの
  • 気分が上がらないもの

季節の変わり目などのタイミングで、今シーズン着なかった服を分けます。

そして、クローゼットに入る分だけというように、先に持つ量を決めましょう。

さらに、インナーやTシャツなど、テイストが似ている服は気に入っているものだけ残します。

実際に着て、サイズ感の合わない服も処分しましょう。

また、着た時に気分が上がらない服も残しておく必要はありません。

衣類を整理する際、ルールを決めておけばスムーズに断捨離を進められますよ。

 

書籍や書類の断捨離基準のポイント

書籍や書類を片付ける時は、次のようなポイントがあります。

  • 情報が古いもの
  • 再読しないもの
  • デジタル化できるもの

イベントの情報など、時間が経って役に立たなくなったカタログや資料は捨てていいものです。

また、読み終わった小説など、読み返さない本を捨てても困るケースは少ないでしょう。

子供にまつわるプリント類は、必要な情報だけ写真を撮ってスマホに保存すれば紙を溜め込まずに済みます。

保険の約款や家電の取扱説明書などは、公式サイトで確認できるのであれば処分してもかまいません。

いきなり捨てるのが不安な場合は、一時的な保管ボックスを作って一定期間使わなければ処分するようにしましょう。

 

キッチン用品の断捨離を楽にする方法

キッチン用品をスムーズに片付ける時のコツは、主に次の4つです。

  • 1度も使っていないもの
  • 壊れているもの
  • 大量にあるもの
  • 賞味期限が切れたもの

購入後1度も使っていない家電や食器などがあれば、誰かに譲るか、リサイクルショップなどで引き取ってもらうといいでしょう。

おしぼりやストロー、添付のタレなど、大量に溜まりがちなものは収納場所と量を決めて定期的に掃除をします。

調味料や乾物、保存食など、賞味期限の切れたものは迷わず捨てます。

キッチンでの断捨離を楽にするには、思い切って捨てることだと割り切りが大切です。

 

買い足しを防ぐ断捨離の基準作り

スムーズな断捨離には、買い足しにもルールがあります。

  • 家にあるものを確認
  • 品質で選ぶ
  • 本当に必要かどうか判断する

まずは、購入する前に家にあるかどうかを確認する習慣を作りましょう。

そして、値段で選ぶのではなく品質を重視することで、買い直す頻度が減ると考えられます。

買い物リストを作ったり収納スペースを確認したりして、必要性をチェックすれば衝動買いや買い過ぎを防ぎます。

買い足しを防ぐことでものが減り、「要・不要」の見極めも少なくなるので、断捨離が楽になるはずです。

 

断捨離を家族と共有する習慣作り

スムーズな断捨離を行うポイントは、普段から家族と共有する習慣を作っていくこともあります。

なぜなら、家族の理解が得られていないと、後からものが増えたり揉めたりする原因になりやすいからです。

せっかくものを減らしてもすぐに増えたり、捨てたことを責められたりすると、断捨離は続けられません。

基準やルールを家族でシェアし、一緒に取り組める環境を整えておけば、無理なく断捨離ができるでしょう。

 

まとめ

断捨離をする時は、なんでもかんでも捨てるのではなく、基準を明確にすることが重要です。

本記事では、迷わず断捨離できるように基準を明確化して紹介しました。

断捨離の基準が分からず手が止まってしまう方は、ぜひ参考にして快適な生活を手に入れてくださいね。

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