「メルカリで購入予定だった商品が横取りされた!」
出品者とやり取りをして購入寸前だった商品を横取りされたら、とても不愉快ですよね。
メルカリのルールは早い者勝ちのため、横取りはルール違反ではありませんが対処によっては横取りを阻止できることも。
本記事では、メルカリで200件以上の取引経験のある筆者が、メルカリでの商品の横取りトラブルへの対処法や予防法を紹介します。
メルカリの横取りトラブルでお困りの方は参考にしてくださいね。
メルカリってどんなサービス?
そもそもメルカリとはどんなサービスなのでしょうか。
- メルカリ=フリマアプリ
- メルカリでの取引の流れ
上記2点について説明します。
メルカリ=フリマアプリ
メルカリは、ユーザー間で簡単に商品を売り買いできる人気のフリマサービスです。
不用品を出品したり、たくさんの商品の中からほしいものを探したり、誰でも気軽に利用できます。
個人間の取引を安心・安全に行えるよう、独自の入金システムや不正出品の監視などサポート体制が充実しているのが特徴です。
メルカリでの取引の流れ
メルカリでの取引の流れは以下の通りです。
- 出品者が売りたい商品を出品する
- 購入者が買いたい商品を購入し、支払いをする
- 出品者に支払い完了の通知が届く
- 出品者が商品を発送する
- 購入者が商品を受け取る
- 購入者が商品を確認し、受取評価をする
- 出品者が購入者の評価をし、売上が付与される
メルカリが商品代金を一時的に預かる独自の売買システムにより、「支払ったのに商品が届かない」等のお金に関するトラブルを防止しています。
メルカリでの横取りトラブルの体験談
メルカリでの横取りトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。
3つの体験談をご紹介します。
- 【購入者の体験談】出品者からコメントの返信がくる前に別の人が購入してしまった
- 【出品者の体験談】専用出品していた商品を横取り購入された
- 【出品者の体験談】値下げ交渉後に価格変更したタイミングで横取りされた
【購入者の体験談】出品者からコメントの返信がくる前に別の人が購入してしまった
筆者が以前メルカリで商品の購入を検討していたときの体験談です。
ほしい商品が出品されていたのですが、予算オーバーのため1割程度の値下げが可能か出品者にコメントで問い合わせをしました。
出品者からの返信を待っていたのですが、返信がくる前に別の人が値下げ交渉中の商品を購入してしまいました。
残念な気持ちはありましたが、メルカリは早い者勝ちのルールなので潔く諦めました。
以降、ほしいと思った商品はできる限り即購入を心掛けています。
【出品者の体験談】専用出品していた商品を横取り購入された
筆者の友人のAさんがメルカリで専用出品をしていたときの体験談です。
購入予定者から相談され、商品を専用出品(いわゆる商品の取り置き)にしていたAさん。
しかし、購入予定者とは別の人が商品を購入し、横取りされてしまいました。
購入予定者に申し訳なく思い、取引のキャンセル申請をしようか迷ったそうですが、ルール違反のペナルティを受けるリスクがあったのでやめたそうです。
購入予定者にはお詫びのメッセージを送ったそうですが、なんとも後味の悪い取引となってしまったようです。
【出品者の体験談】値下げ交渉後に価格変更したタイミングで横取りされた
筆者の知人のBさんがメルカリで商品を出品していたときの体験談です。
Bさんの出品に購入希望者からの値下げ交渉があり、交渉に応じてBさんが価格変更を行った途端、交渉相手とは別の人に横取り購入されしまったのだとか。
メルカリのルールに則り、横取りされた取引自体は行ったそうですが、取引後に横取り購入者をブロックしたそうです。
いくらルール違反でないとはいえ、メルカリの利用にも他人への配慮は大切ですよね。
メルカリでの横取りはルール違反なの?
メルカリでの横取りはルール違反なのでしょうか。
メルカリでは取引の基本ルールを以下のように定めています。
“メルカリは、最初に購入手続きをした方と取引を進めていただくルールです。
お客さま独自のお約束・ルールによる「取引を進行しないこと・キャンセルを求めること」は迷惑行為に該当するため、お控えください。”
引用:取引ルールとマナー|マナーについて|ルールとマナー|メルカリガイド
つまり、メルカリでの横取りはルール違反ではないということです。
しかし早い者勝ちのルールだとしても、ケースによっては関係するユーザーに不快感を与えることも。
メルカリでの取引は相手の顔が見えないため、対面でのコミュニケーション以上に他のユーザーへの配慮を忘れないようにしましょう。
メルカリでの横取りトラブルへの対処法
メルカリでの横取りトラブルにはどのように対処すればよいのでしょうか。
- 出品者ができる対処法
- 購入者ができる対処法
それぞれの立場の対処法について説明します。
出品者ができる対処法
出品者は、横取りした購入者と取引を進めるのが無難です。
メルカリは最初に購入した人と取引を進めるというルールであり、横取りは規則違反には当たりません。
取引を進めないと、出品者のアカウントがペナルティを受ける可能性があります。
もともとの購入予定者のことが気がかりかもしれませんが、特別な事情がなければ、横取りした購入者と取引をそのまま進めましょう。
専用出品を横取りされた場合、もともとの購入予定者を優先するために横取りした人との取引のキャンセル申請をすることもできます。
しかし、トラブルになったり出品者のアカウントがペナルティを受けたりするリスクが大いにあることには留意が必要です。
もし購入予定者のアカウントにコメントできる商品があれば、お詫びのメッセージを送るのも一つの方法です。
購入者ができる対処法
横取りされたら、残念ですが購入者は商品の購入を諦めましょう。
メルカリは早い者勝ちのルールなので、横取りは規約違反には当たらないためです。
どうしても諦めたくない場合には出品者に横取りされた取引のキャンセルをお願いすることもできますが、出品者にリスクのある提案なので、承諾してもらえる可能性は低いです。
出品者のなかには同じものを複数在庫として所有している人もいるので、同じ商品の出品予定がないか尋ねてみると、希望の商品が手に入るかもしれません。
メルカリでの横取りトラブルの予防法
メルカリでの横取りトラブルを予防するにはどうしたらよいのでしょうか。
- 出品者ができる予防法
- 購入者ができる予防法
それぞれの立場の予防法について説明します。
出品者ができる予防法
出品者ができる予防法としては、即購入OKにすることと、専用出品の内容を工夫することの2つが考えられます。
メルカリでは出品者が独自のルールを提示していることも多く、事前のコメントなしでの商品の購入を禁止している人もいます。
予防法として「即購入OK」とあえて商品説明欄に記載すると、横取りトラブルを避けやすくなるのです。
また専用出品をする際は、他のユーザーから出品内容がわかりにくい画像や商品説明に変更してみましょう。
一時的に価格を高額にするのも横取り対策として有効です。
ただし、商品の詳細がわからない取引はメルカリで禁止されているため、ペナルティを受ける可能性もあるので注意しましょう。
購入者ができる予防法
メルカリでほしい商品を見つけたときは、できる限り早く購入しましょう。
値下げ交渉等で出品者とコメントのやり取りをしている間にも、他の人に商品を購入されてしまう可能性があるからです。
支払いの都合などですぐに商品を購入できない場合は、出品者に専用出品をお願いすると、対応してくれる可能性があります。
商品内容がわかりにくい、検索に引っかからないような出品ページに変更してもらうことで、横取りされにくくなります。
ただし専用出品したとしても別の人も購入できることに変わりはないので、可能な限り速やかに購入するのが一番です。
まとめ
メルカリで購入予定だった商品を横取りされたら、嫌な気持ちになりますよね。
早い者勝ちがメルカリのルールですが、やり方によっては横取りを止められることも。
本記事では、メルカリで200件以上の取引経験のある筆者が、メルカリでの商品の横取りトラブルへの対処法や予防法を紹介しました。
横取りで嫌な思いをしないためにも、ぜひご紹介した方法を試してみてくださいね。
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