メルカリは個人が手軽にモノの売り買いを楽しめるため、たくさんの人が日々利用しています。
しかし、使い方に注意をしないと、思わぬトラブルに巻き込まれるということも。
本記事では、メルカリトラブルに多い住所の悪用の事例をご紹介します。
住所トラブルの防止策や対処法もお伝えするので、トラブルでお困りの方や、メルカリを利用することに不安のある方は参考にしてくださいね。
メルカリトラブルに多い住所の悪用とは?事例を紹介
メルカリのトラブルで住所を悪用される事例にはどのようなものがあるのでしょうか。
- ネットに晒される
- 送料を自己負担させられる
- 嫌がらせの手紙や荷物が届く
- 住所をダシに脅される
それぞれの事例についてご紹介します。
ネットに晒される
住所の悪用の事例のひとつが、ネットに晒されることです。
住所を知った取引相手に、SNSやネット掲示板に個人情報を書き込まれることがあります。
またメルカリに出品している商品のコメント欄に、住所やマンション名を書き込まれるケースもあります。
送料を自己負担させられる
本来支払う必要のなかった送料を自己負担させられる事例もあります。
メルカリで送料元払い(出品者負担)の商品を購入したのに、出品者が故意に着払いで商品を発送するケースです。
購入時の取引内容とは送料の負担者が異なる方法で商品が送られてきた場合、受取拒否などの対応をしましょう。
嫌がらせの手紙や荷物が届く
住所を悪用され、嫌がらせの手紙や荷物が届くこともあります。
中には、誹謗中傷をするような内容の手紙や、気分を害するような物が送られてきたという人も。
身に覚えのない手紙や荷物が届いた場合には受取拒否ができるので、防衛策として知っておきましょう。
住所をダシに脅される
住所をダシに脅されるという事例もあります。
取引相手に住所を伝えたあとトラブルになり、住所を公開すると脅されるケースです。
もし取引相手に脅迫されたら、メルカリ事務局や警察に相談するなど、早めに対処しましょう。
メルカリでの住所トラブルに対する防止策はある?
メルカリでの住所トラブルを防ぐ方法はあるのでしょうか。
3つの防止策をご紹介します。
- 匿名配送を利用する
- 取引前に相手の評価をチェックする
- 相手を不快にさせるような対応をしない
匿名配送を利用する
住所トラブルの防止策として最もおすすめの方法は、匿名配送を利用することです。
メルカリには「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」という匿名配送ができるサービスがあり、それぞれヤマト運輸と日本郵便が配送を行っています。
筆者はこれまでにメルカリで200件以上の取引経験がありますが、自分の住所を取引相手に知られることにやや不安があるので、ほぼすべての取引で匿名配送を利用しています。
匿名配送にすると相手の宛名を書く手間がかからず、配送料もお得になるので、ぜひ積極的に利用しましょう。
取引前に相手の評価をチェックする
住所トラブルを避けるためには、取引前に相手の評価をチェックすることも大切です。
悪い評価が全体の10%以上あるユーザーは、過去の取引でトラブルになっている可能性が高いです。
また、プロフィール欄に独自ルールの記載が多い場合にも、取引がスムーズに進まない可能性があります。
取引前に相手の評価やプロフィールを確認し、トラブルに発展しそうな相手とは取引を控えましょう。
相手を不快にさせるような対応をしない
相手を不快にさせるような対応をしないよう気をつけることも、トラブル防止に繋がります。
住所の悪用は、取引に問題があったことが原因となるケースが多いためです。
商品説明が不十分であったり、取引中のメッセージ対応が不適切であったりすると、相手が不快に感じトラブルに発展することもあります。
自分の身を守るという意味でも、お互いに気持ちよく取引ができるように配慮しましょう。
メルカリで住所トラブルに巻き込まれた時の対処法とは?
メルカリで住所トラブルに巻き込まれてしまったときにはどうしたらよいのでしょうか。
主な対処法は次の3つです。
- 相手をブロックしてスルーする
- メルカリ事務局へ連絡する
- 警察に相談する
詳しく説明します。
相手をブロックしてスルーする
簡単にできる対処法は、トラブルの相手をブロックしてスルーすることです。
メルカリ内でブロックすると、相手は商品の購入やコメントができなくなります。
相手のアカウントがわかっている場合には、非常に有効な手段です。
実害がなく、相手からのコンタクトを断ち切れば済むような問題であれば、遠慮なくブロックしてしまいましょう。
メルカリ事務局へ連絡する
メルカリの利用や取引上でトラブルが起きた場合、メルカリ事務局へ連絡しましょう。
ブロックする・無視するなどの自身でできる対処だけでは、解決しないトラブルも多いです。
たとえばメルカリの商品ページやコメント欄に個人情報を晒されたり、送料込みの商品を着払いや送料不足で発送されたりしたときに有効です。
トラブルに巻き込まれたら泣き寝入りせず、メルカリ事務局に対応してもらうことも検討しましょう。
警察に相談する
メルカリ内だけで解決できないトラブルは、警察に相談しましょう。
警察は事件性のない民事紛争には介入しないため、メルカリでのトラブルで警察が動くことは基本的にはありません。
ただし、個人情報の悪用や取引相手への執拗なストーカー行為といったケースについては、警察が動いてくれる可能性があります。
メルカリでのトラブルによって住所の悪用に悩まされている場合には、警察に相談することも検討しましょう。
メルカリ出品者が住所を記載しないことでトラブルになる可能性も?
出品者側が住所を記載しないことでトラブルになる可能性もあります。
届け先の住所が間違っていた場合、差出人の住所の記載がないと返送もできないため、商品が行方不明になってしまうからです。
差出人住所の記載がなくても、郵便物が相手に届く場合も多いですが、匿名配送以外で出品者が住所を記載しないのはマナー違反です。
相手に住所を知らせずに取引をしたいなら、匿名配送を選びましょう。
まとめ
メルカリは個人が簡単にモノの売り買いを楽しめるところが魅力ですが、利用の際にはトラブルに巻き込まれないよう注意が必要です。
本記事では、メルカリトラブルに多い住所の悪用の事例をご紹介しました。
住所トラブルの防止策や対処法についてもお伝えしたので、ぜひ取り入れてメルカリでのお買い物を楽しんでくださいね。
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