自己肯定感を高めたいと感じている人は多いですね。
しかし、どうしても自分を否定的にとらえてしまい、生きづらさを抱えがちになることも。
実は、日常でのちょっとした習慣を意識すれば、自己肯定感が高まる可能性があります。
本記事では、自己肯定感を高める簡単な方法と、実行して欲しい習慣をお伝えします。
自己肯定感を高めたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
自己肯定感を高めるとどのようなメリットがある?
自己肯定感を高めることで得られるメリットは、主に5つあります。
- 幸福感を得られる
- 周囲に対して寛容になれる
- 他人と自分を比較することがなくなる
- 失敗を恐れなくなる
- 落ち着いて物事を考えられるようになる
詳しく説明します。
幸福感を得られる
自己肯定感を高めると、幸福感を得られるようになります。
自己肯定感の高い人は、精神的な余裕がない状況でもポジティブに受け止められます。
自己肯定は、脳の報酬系と呼ばれる領域が活発になることが分かっているのだとか。
どんな状況の時でも自分のことを肯定的に受け入れるので、不平不満や愚痴が減ります。
失敗したり情けなかったりしても、自分のことを好きでいられるので、幸福感は上がるのです。
周囲に対して寛容になれる
自己肯定感が高いと得られるメリットは、周囲に対して寛容になれることです。
周囲の人たちによって、自分の価値が変わってしまうことはないと理解しているからです。
たとえば、場の空気を乱す人がいても善悪や優劣で判断はせず、相手の価値観を理解しようと努めます。
自分と他人との違いをありのまま受け入れられるので、対立する必要がありません。
周囲に対して寛容になれると、自然と争いごとは減るため、トラブルにも巻き込まれにくくなります。
他人と自分を比較することがなくなる
自己肯定感が高まると、他人と自分を比較することがなくなります。
ありのままの自分を認めているため、他人と比べて優越感を感じたり安心感を得たりする必要がないのです。
他人と好みなどが違っている時、比較して優劣をつけるのではなく、違いをそのまま受け入れられます。
自己肯定感を高めると、他人と自分を比べて、落ち込むことはありません。
失敗を恐れなくなる
自己肯定感を高めると得られるメリットは、失敗を恐れなくなることです。
失敗によって自分の価値が変わることはないと知っているため、「自分ならできるはず!」と失敗を前向きにとらえます。
たとえば、何かトラブルがあった時に「私なんかダメだ」と思うのではなく、「次はきっと大丈夫!」と頑張れるのです。
自己肯定感が高くなるとメンタルが強くなり、失敗をしても、くじけにくくなります。
落ち着いて物事を考えられるようになる
自己肯定感を高めることで、落ち着いて物事を考えられるようになります。
自分軸で物事を考えて判断できるので、周りの意見に流されたり、不安になったりすることがありません。
重要な決断を迫られる場面でも、落ち着いて考えられるので、自信を持って結論まで導き出します。
今すぐ始めよう!自己肯定感を高める簡単な5つの方法
今すぐにでも始められる、自己肯定感を高めるための簡単な方法を5つ紹介します。
- 自分自身を認める
- 感情を書き出してアウトプットする
- 自分に課しているハードルを下げる
- 体調を整える
- 環境を整える
自分自身を認める
自己肯定感を高めるには、自分自身を認めることです。
何か失敗した時に「自分には無理だ」と自身を否定するのではなく、「この方法は失敗だ」と事実を受け止めます。
事実を受け止めることで次の行動や対処法につながりやすくなるのです。
「失敗したけど前に進んでいる自分はエライ!」と、自分自身を認められます。
たとえ失敗しても、自分の価値は変わらないことを覚えていてくださいね。
感情を書き出してアウトプットする
自己肯定感を高めるには、感情を書き出してアウトプットすることも効果的です。
感情を書き出してアウトプットすれば、思考がスッキリするので、ポジティブな感情を意識しやすくなります。
ネガティブな感情も、書き出すことで原因に気づきやすくなり、解決できる可能性が高まるのです。
自分の感情を書き出すことで、客観的に自分の感情を整理できますよ。
自分に課しているハードルを下げる
自己肯定感を高める方法として、自分に課しているハードルを下げることがあります。
なぜなら、ハードルを下げることで課された目標を達成しやすくなり、自分を肯定的に受け入れられるからです。
反対にハードルが高すぎると、「自分にはできない」と自己肯定感を下げてしまいます。
簡単なことでも、できたことを認めて喜ぶようにすると自己肯定感は高まります。
自己肯定感を高めるには、「簡単過ぎる」と感じるくらい、自分に課しているハードルを下げることがおすすめです。
体調を整える
自己肯定感を高めるために、体調を整えることも有効な方法の1つです。
体が健康であれば、心も前向きになります。
ストレスを溜めたり睡眠不足が続いたりすると、体調を崩してしまいがちです。
体調が悪くなり、やりたい事がうまくいかないとネガティブな思考になりやすく、自己肯定感が下がってしまうことも。
未然に防ぐためにも、できる限り体調を整えるようにしましょう。
環境を整える
自己肯定感を高めるには、環境を整えることも重要です。
自己肯定感が高い人の近くや、自分の存在を肯定してくれる人の側にいると、ありのままの自分で良いと実感しやすくなります。
たとえば、ダメ出しや否定されることが多い職場にいたら「自分なんて」と落ち込みます。
足を引っ張る人に囲まれていたら、やる気を失ってしまうことも。
反対に、褒めてくれることが多い職場なら、自分に価値を感じ「頑張ろう」と前向きに考えやすいです。
常に成長をし続けている人の近くにいると、自分も成長したいと思えます。
自分が身を置く環境を整えることで、自己肯定感を高めることができます。
毎日実行しよう!自己肯定感を高めるための簡単な3つの習慣
自己肯定感を高めるための簡単な方法があります。
毎日続けて習慣にすると、自ずと自己肯定感は高まっていくと期待ができます。
- 早起きをする
- 口角を上げて笑顔を心掛ける
- ネガティブな言葉をポジティブに変換する
順に説明します。
早起きをする
自己肯定感を高めるために習慣にしたいこと、1つ目は早起きをすることです。
成功すれば「できた」と受け止め、失敗しても努力が「できた」と前向きに受け止めましょう。
筆者は若い頃から現在に至るまで、早起きが苦手です。
しかし、アラームをいつもより5分だけ早くセットしてみたところ、「ちょっと早く起きれた!気持ちが良い!」と、嬉しくなりました。
前向きな気持ちは、自分自身への肯定につながるため、自然と自己肯定感は高まります。
口角を上げて笑顔を心掛ける
自己肯定感を高めるために習慣にしたいこと2つ目は、口角を上げて笑顔を心掛けることです。
脳は、作り笑顔と本物の笑顔を区別できないと言われています。
口角を上げて笑顔を心掛けることで、気持ちが明るくなりポジティブな思考になります。
落ち込んでいても「終わったことは仕方がない。次は頑張ろう」と、考えられるので辛い時も効果的です。
歯を磨いたり顔を洗ったりする時に、ついでにニッコリするのがおすすめです。
ネガティブな言葉をポジティブに変換する
自己肯定感を高めるために習慣にしたいこと、3つ目はネガティブな言葉をポジティブに変換することです。
意識的にポジティブな言葉を選ぶことで、自己肯定感も高まります。
「どうせ自分なんて」という言葉を「私だって」、「無理だ」を「やってみよう」など、使う言葉を変えます。
マザーテレサの有名な格言にもあるように、言葉が変われば行動が変わり、習慣や性格も変わるのです。
まとめ
自分を否定的にとらえてしまう人は、生きづらさを抱えることになりがちです。
日常でのちょっとした習慣を意識すれば、自己肯定感が高まると期待ができます。
本記事では、自己肯定感を高める簡単な方法と、実行して欲しい習慣をお伝えしました。
自己肯定感を高めたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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