柴犬の睡眠時間の目安はどれくらい?不足した場合の影響は?

「うちの柴犬いつも寝ているけど、どこか悪いのかな……?」

そんな時、健康な柴犬の睡眠時間がどの程度かわからないと心配になりますよね。

本記事では柴犬の睡眠時間の目安や、睡眠不足になってしまったらどうなるのかを解説します。

柴犬の睡眠時間で悩んでいる方は、参考にしてくださいね。

 

柴犬に必要な睡眠時間

柴犬にはどれくらいの睡眠時間が必要なのでしょうか?

成長段階に合わせた必要な睡眠時間を紹介します。

  • 子犬
  • 成犬
  • 老犬

 

子犬

柴犬の子犬に必要な睡眠時間は16~19時間です。

人間の赤ちゃんと同じように、成長のためには長めの睡眠が必要なのです。

生後2~3ヵ月で18~19時間、生後4~5ヵ月で17~18時間、生後6~7ヵ月で16~17時間が必要だと考えられています。

子犬期の柴犬はコロコロとして特にかわいいので、つい構いたくなってしまいますが、寝ているときは起こさないようにしましょう。

安心して眠れる環境を作り、ゆっくりと休ませてあげることが大切です。

 

成犬

柴犬の成犬に必要な睡眠時間は、11~15時間です。

犬は眠りが浅いことが多いため、長い睡眠時間が必要なのです。

犬が野生で生きていたころは、外敵にいつ襲われるかわからなかったため、小さな物音にもすぐに気付いて行動できるように眠りが浅くなりました。

筆者の愛犬はとても警戒心が強いため、寝ている時に横を通ると、身体は寝たままでも必ず目を開けてチラリと見てきます。

また、大きい犬になるほど身体を動かすときのエネルギーが大きく、回復にも時間が掛かるため睡眠時間が長くなります。

少し身体が大きめの柴犬の睡眠時間が、小さめの柴犬より多くても心配はないでしょう。

 

老犬

柴犬の老犬は18~19時間の睡眠時間が必要です。

老犬になると体力が衰え、疲れやすくなったり回復に時間が掛かったりするからです。

眠っていなくても、横になって休んでいる時間が増えてきます。

老犬になると体調のこともますます気になりますよね。

食欲はいつも通りか、皮膚や毛に異常はないかなど、愛犬の様子をしっかり確認しながらゆっくりと休ませてあげることが大切です。

 

柴犬の睡眠時間が足りないとどうなる?

柴犬の睡眠時間が足りなくなると、どうなってしまうのでしょうか?

主な2つの影響を紹介します。

  • ストレスがたまる
  • 免疫力が低下する

 

ストレスがたまる

柴犬が睡眠不足になると、ストレスが溜まってイライラしやすくなります。

人間が睡眠不足でイライラしたり、体調が悪くなったりするのと同じように、犬もストレスがたまるのです。

睡眠不足が原因で攻撃的になったり、飼い主の指示を聞かなくなったりすることも。

筆者の愛犬も、週末子供たちが家にいるとうるさくて寝不足になるため、怒りっぽくなります。

睡眠不足でストレスが溜まり続けると、食欲がなくなったり体調を崩してしまったりすることもあるので注意。

また、柴犬は皮膚炎になりやすい犬種で、ストレスで皮膚を舐めたり噛んだりして心因性の皮膚炎などになってしまう恐れもあります。

 

免疫力が低下する

柴犬が睡眠不足になると、免疫力が低下してしまいます。

犬も人間と同じように、睡眠時に免疫細胞が活性化されるのです。

睡眠不足になると柴犬の自律神経が乱れてしまい、免疫が下がってしまいます。

免疫は病気から身体を守るために備わった力なので、免疫が下がるとあらゆる病気にかかりやすくなります。

アレルギーや感染症だけではなく、がんなどの命に関わる病気の原因になることもあるのです。

 

柴犬の睡眠時間が短いときにできること

柴犬の睡眠時間が短い時には、どのような点に注意して改善してあげれば良いのでしょうか?

すぐに改善できる方法を2つ紹介します。

  • 寝床の位置を見直す
  • 運動量を増やす

 

寝床の位置を見直す

柴犬の睡眠時間が短い時は、寝床の位置を見直してあげましょう。

音や人の動きが気になって、眠れていない可能性があります。

特に柴犬は音に敏感で、周りの環境に神経質な性格の子が多い犬種です。

人がよく通る場所やテレビなどの大きな音が鳴る場所に寝床があると、ぐっすり眠れません。

もともと犬は巣穴で暮らしていたので、クレートのような暗くて狭い場所を用意してあげるのが良いでしょう。

また、柴犬はとてもきれい好きな犬種で、トイレと寝床が一緒にあるのを基本的に嫌います。

トイレとは別の場所に寝床を用意してあげると、安心して眠りやすくなります。

さらに、柴犬は敷物が大好きで、筆者の愛犬も床にタオルでも落ちていればすぐにその上に寝ころびます。
冬はふわふわで温かい毛布、夏にはクール素材の敷物などを用意してあげると快適に眠れるでしょう。

柴犬がゆっくりと身体を休められるように、環境を整えてあげることが大切です。

 

運動量を増やす

柴犬の睡眠時間が短いと感じる時は、運動量を増やすようにしてみましょう。

日中に身体を動かしていないのでエネルギーが発散できず、疲れていなくて眠れないのかもしれません。

柴犬は狩猟犬として活躍していたため、動きが活発で運動量も多い犬種です。

走ることが大好きなので、柴犬らしいきれいな筋肉や骨格を維持するためにも、運動が必要なのです。

散歩をしっかりとしてあげたり、ボールなどのおもちゃで遊んであげたりして、運動量を増やしてみましょう。

筆者の柴犬も気分で散歩に行かない日がありますが、なるべく庭でボールを使って遊ぶようにしています。

息が切れるまで遊んだ後は、普段よりも深く眠っているなと感じられるので、運動は大切ですね。

運動量を増やして、ぐっすりと眠れるようにしてあげましょう。

 

まとめ

愛犬の睡眠時間が長すぎたり、短すぎたりすると、心配になりますよね。

本記事では柴犬の睡眠時間の目安や、睡眠不足になったときの影響や対策を紹介しました。

柴犬の睡眠時間で悩んでいる方は、参考にしてくださいね。

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