「シミやシワが気になるからビタミンC化粧水を使ってみたいな。」
そんな時、敏感肌だとビタミンC化粧水を使っても大丈夫なのか悩みますよね。
実は、敏感肌のための、刺激を感じにくいビタミンC化粧水もあるのです。
本記事では、ビタミンCの効果や敏感肌のためのビタミンC化粧水の選び方、人気の商品8選を紹介します。
敏感肌だけどビタミンC化粧水を使ってみたい方は参考にしてくださいね。
ビタミンC化粧水の効果とは?
ビタミンC化粧水にはどのような効果を期待できるのか、肌のお悩み別にビタミンCの主な働きを紹介します。
- シミ:メラニンの合成を阻害する。できたメラニンを薄くする。
- ハリ・弾力:コラーゲンの生成やコラーゲンの合成を促進し、分解や変性を防ぐ。
- 老化:老化の原因となる活性酸素を防ぐ。活性酸素は紫外線・食生活・ストレスなど、さまざまな要因により発生する。
- ニキビ:ニキビができるきっかけの皮脂の酸化を防ぐ。赤みが残ってしまったときも効果的。抗炎症効果を期待できる。
- くすみ:血行を促進し、肌の新陳代謝を整える。
- 毛穴・ニキビ:過剰な皮脂の分泌を抑える。
向いている肌質も幅広く、毛穴が気になりやすい肌や乾燥によるくすみやざらつきが気になる肌にもぴったりです。
このようにビタミンCはさまざまな効果が期待できる、多機能な美容成分と言えます。
敏感肌向け|ビタミンC化粧水の選び方
敏感肌の人は、どのようにビタミンC化粧水を選んだらよいのでしょうか。
選び方のポイントを3つ紹介します。
- ビタミンCの濃度が低いものから試す
- 肌に負担のないビタミンCの種類を選ぶ
- 保湿成分が配合されているものを選ぶ
ビタミンCの濃度が低いものから試す
敏感肌の方がビタミンC化粧水を選ぶときは、ビタミンCの濃度が低いものから試しましょう。
ビタミンCは多機能な成分である一方、濃度が濃いと逆に肌荒れを起こしてしまうこともあるからです。
濃度が濃いほど良いというものではありません。
濃度が低いものでも、毎日少しずつ継続して取り入れることが何より大切です。
その中で肌が慣れていけば、濃度を少しずつ上げてもいいですね。
肌に負担のないビタミンCの種類を選ぶ
敏感肌の方がビタミンC化粧水を選ぶときは、肌に負担のないビタミンCの種類を選びましょう。
ビタミンCは成分表で「アスコルビン酸〜」や「アスコルビル」と表記され、さまざまな種類があります。
肌が敏感な時におすすめなのは「アスコルビン酸グルコシド」「リン酸アスコルビルMg」です。
働きが緩やかなため、肌への負担が少ないといわれています。
保湿成分が配合されているものを選ぶ
敏感肌の方がビタミンC化粧水を選ぶときは、保湿成分が配合されているものを選びましょう。
ビタミンCは、過剰な皮脂分泌を抑制してくれる一方で乾燥やピリピリとした刺激を感じる方もいます。
ビタミンC誘導体配合の化粧水の多くは、グリセリン・BG・アミノ酸・コラーゲン・ヒアルロン酸などの水溶性の保湿成分が含まれています。
そのため、ビタミンC誘導体配合の化粧水でも、ある程度の保湿成分が含まれた化粧水を選ぶことが大切です。
それだけでは足りないという方は、乳液やクリームで補うことをおすすめします。
敏感肌向けのおすすめの人気ビタミンC化粧水8選
敏感肌向けにおすすめの人気ビタミンC化粧水には、どのようなものがあるでしょうか。
ここではおすすめの人気ビタミンC化粧水を8つ紹介します。
ドクターシーラボ VC100エッセンスローションEX
敏感肌の方におすすめのビタミンC化粧水の1つ目は、「ドクターシーラボVC100エッセンスローションEX」です。
この化粧水は、乾燥肌・混合肌向けです。
ビタミンC誘導体の他にもコラーゲンやナイアシンアミドが配合されているため、さまざまな肌の悩みに効果が期待できます。
エタノールフリーでしっとりした質感でとろみのあるテクスチャー。
分子の小さいヒアルロン酸やコラーゲンが含まれており、保湿力にも重きを置いている化粧水です。
(参考サイト:ドクターシーラボ)
ロート製薬 メラノCC薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ
敏感肌の方におすすめのビタミンC化粧水の2つ目は、「ロート製薬メラノCC薬用シミ対策美白化粧水しっとりタイプ」です。
顔全体に潤いを与えながら、乾燥や日焼けによるシミやそばかすに対してアプローチできる化粧水です。
ビタミンC成分は、3-O-エチルアスコルビン酸・アスコルビン酸の2種類が配合されています。
有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムが抗炎症成分として含まれています。
とろみのあるテクスチャーなので、じっくり丁寧に肌になじませるのがポイントです。
ベタつきは残らずしっとりした使用感で、保湿と角質層までの浸透の2つを両立しています。
(参考サイト:my bestおすすめ情報サービス)
FANCL ホワイトニング 化粧液 II しっとり 医薬部外品
敏感肌の方におすすめのビタミンC化粧水の3つ目は「ファンケルホワイトニング化粧液Ⅱしっとり」です。
保湿力と肌への優しさを両立している化粧水で、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ美白有効成分はビタミンC・2-グルコシドのみとなっています。
しかし、高保湿の成分や肌荒れ防止の有効成分を配合しているため、美白ケアをしながら保湿ケアもできます。
美白効果は穏やかですが、紫外線による乾燥にもアプローチする構成です。
適度にもっちりしていて、べたつきはそれほど感じない使い心地です。
(参考サイト:my bestおすすめ情報サービス)
アンプルショット モイスチャーライジング スキントリートメントローション
敏感肌の方におすすめのビタミンC化粧水の4つ目は、「アンプルショット モイスチャーライジング スキントリートメントローション」です。
こちらの化粧水は、進化型ビタミンC誘導体を配合しているのが特徴です。
角質層までグングン浸透し、潤いを留めて乾燥肌もケアしてくれます。
内側からみずみずしくうるおいに満ちた肌へと導き、乾燥によって開いた毛穴やキメの乱れを整えます。
美肌成分として、コラーゲンやヒアルロン酸、コエンザイムQ10なども配合されているのが魅力です。
さらっとしたテクスチャーでべたつきもなく、肌なじみも良くて使いやすいです。
大容量なので、全身にも惜しみなく使えるのもいいところですね。
(参考サイト:REPGOODSK)
MISSHA ビタシープラス化粧水【日本処方】
敏感肌の方におすすめのビタミンC化粧水の5つ目は、「MISSHAのビタシープラス化粧水【日本処方】」です。
しゃばしゃばとした肌なじみの良いウォーターテクスチャーで、使い心地が良い化粧水です。
カプセル型のビタミンC配合により、肌の角質層へとカプセルが有効成分を効果的に届けてくれるので、肌をより引き締め毛穴を目立たなくします。
整肌成分(ビタミンC誘導体)として、3-O-エチルアスコルビン酸、アスコルビルグルコシドが配合され肌への負担を抑えられるのも魅力の一つです。
保湿成分として、セラミドNP・ヒアルロン酸・ヒアルロン酸Naが配合されているので保湿力も期待できます。
ハリ、ツヤにアプローチするナイアシンアミドも配合されています。
また、肌荒れ防止成分としてパンテノールやウラル天草エキス、ビフィズス菌が肌を守ってくれるので、敏感肌に安心です。
(参考サイト:MISSHA JAPAN)
WHOMEE モイストVC ローション
敏感肌の方におすすめのビタミンC化粧水の6つ目は、「WHOMEE モイスト VCローション」です。
保湿型ビタミンC誘導体のビスグリセリルアスコルビン酸を配合しており、保湿力もあるので透明感のあるモチモチなお肌へ導きます。
防腐剤・鉱物油・エタノール・香料・着色料・動物由来成分・紫外線吸収剤が無添加で、6歳以上のお子様でも使えるような優しい処方です。
さらっとしたテクスチャーで、メイクのじゃまをしない使用感のため、メイク前にも使いやすく明るく艶やかに仕上がります。
大容量タイプで詰め替えタイプもあるので便利ですね。
(参考サイト:イガリシノブOnline Shop)
ちふれ 美白化粧水 VC&AR しっとりタイプ
敏感肌の方におすすめのビタミンC化粧水の7つ目は、「ちふれ 美白化粧水VC&ARしっとりタイプ」です。
美白有効成分安定型ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸・2-グルコシド)と、アルブチンを配合しています。
Wでアプローチし、メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ薬用美白化粧水です。
5つのうるおい成分を詰め込んだうるおいプロテクト処方で、お肌になじむしっとりとした使用感が特徴です。
ちふれの商品は、成分表に配合目的や分量も明記されているため必要な成分の濃度も簡単にわかります。
また、化粧水にはしっとりタイプとさっぱりタイプがあるので、好きな使い心地のものを自分で選択できます。
(参考サイト:ちふれ)
まとめ
ビタミンCは年齢に応じたエイジングケア・毛穴ケア・美白ケアに適しており、効果の範囲が広いのが特徴です。
敏感肌だとビタミンC化粧水を使っていいのか心配になりますが、ビタミンCでも刺激が優しいものなど幅広い成分があります。
本記事では、敏感肌のためのビタミンC化粧水の選び方や人気の商品も紹介しました。
乾燥肌だから…と諦めずに、ぜひビタミンC化粧水を取り入れてみてください。
敏感肌で刺激が不安という方は、使用前にパッチテストをしたり試供品から試してみたりと、それぞれに応じた使い方をしてくださいね。
【参考書籍】
『美容成分キャラ図鑑』一般社団法人 日本化粧品検定協会 代表理事 小西さやか
『日本化粧品検定2級•3級対策テキスト』一般財団法人 日本化粧品検定協会®︎小西さやか
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