【家計のやりくり方法】共働き夫婦におすすめの家計管理のやり方5パターン

 

共働きをしていると家計管理が疎かになりがちです。

しかし夫婦の家計を振り返ってみると、貯蓄が全くできていなかったり、無駄が多かったりしてしまうことも。

本記事では、共働き世帯におすすめの家計のやりくり方法について紹介します。

家計のやりくりがうまくいっていない共働き夫婦の方は、参考にしてくださいね。

 

共働き夫婦の家計管理がうまくいかないのはなぜ?

家計のやりくりが上手にできない共働き夫婦は何が原因なのでしょうか。

共働き夫婦が家計管理がうまくいかない理由は主に以下の3つがあげられます。

  • お互いの収入や支出を把握できない
  • お金を使いすぎている
  • 「相手が貯蓄してくれている」と思っている

1つずつ説明していきます。

 

お互いの収入や支出を把握していない

夫婦でお互いの収入や支出を把握していない場合、家計管理がうまくいかない傾向にあります。

世帯全体での情報や状況が不明確なので、収支バランスの把握ができず、貯蓄もしにくくなるからです。

夫婦ともに十分な収入がある場合に多いケースのようです。

お互い自由でよさそうですが、家計の管理となると最低限お互いの収支の情報共有が必要でしょう。

 

お金を使いすぎている

共働き家庭のやりくりがうまくできない原因の1つに、お金を使いすぎていることがあげられます。

夫婦共に忙しくて、家事を外注したり外食が多くなってしまう結果、支出が多くなってしまいがちだからです。

また収入が潤沢にあると、不必要なものまで買ったりレジャーにお金をたくさんかけたりと、お金を使う機会が増える傾向があります。

2人の収入が十分にあっても、出ていくお金も多いと、家計のやりくりを見直す必要がありますね。

 

「相手が貯蓄してくれている」と思っている

共働き夫婦の家計管理がうまくいかない1つの理由に、「相手が貯蓄してくれている」と思い込んでいるケースがあります。

「相手の方が稼いでいるから」や「相手はそんなにお金を使うタイプじゃなさそう」などの思い込みから、自分は貯蓄をしなくても大丈夫と安心してしまいます。

しかし実は双方ともほとんど貯蓄をしておらず、夫婦の貯金が十分でないということも。

急な大型出費に対応するためには、相手に勝手に貯蓄を期待するのは危険です。

 

共働き夫婦におすすめな家計のやりくり方法

共働き夫婦には、どんな家計管理が合っているのでしょうか。

共働き夫婦におすすめの家計管理パターンを5つ紹介します。

  • パターン1 :費用別に家計の支払いを分担する
  • パターン2:生活費担当と貯蓄担当に分かれる
  • パターン3:共同口座に毎月定額を振り込み生活費にあてる
  • パターン4:2人の収入を合算してそれぞれお小遣い制にする
  • パターン5:1人が2人分の収入を管理してもう一方にお小遣いを渡す

順番に解説していきます。

 

パターン1:費用別に家計の支払いを分担する

家計管理の方法に、費用別に家計の支払いを分担するやり方があります。

食費や日用品など日々の出費は妻で、家賃や光熱費は夫など、それぞれが分担する出費項目を決めます。

夫婦それぞれの収入額に合わせて担当する項目を決められるため、不平等になりにくいのが特徴です。

支出の項目は夫婦で話し合い、上手に分担することで家計管理がしやすくなるでしょう。

 

パターン2:生活費担当と貯蓄担当に分かれる

夫婦で生活費担当と貯蓄担当に分かれるという、家計の管理方法があります。

貯蓄担当を作ることで、しっかりと夫婦としての貯金ができるため、いざという時の備えができて安心できるのが大きな利点です。

筆者の周囲にも、パートの妻の収入を貯蓄に回し、夫の収入で生活費全てをまかなっている家庭が複数あります。

どの家庭も生活費と貯蓄を分担して家計はうまくいっているようで、有効なやりくり法といえます。

 

パターン3:共同口座に毎月定額を振り込み生活費にあてる

共働き夫婦の家計管理には、共同口座に毎月定額をそれぞれ振り込み、生活費にあてる方法があります。

収入から決まった額を先に取っておくため、使いすぎて生活費が足りなくなることを防げます。

夫婦の収入の差に合わせてそれぞれの振込額を決定し、収入が多い方だけが特をしないよう工夫すると不満も出にくいでしょう。

あらかじめ必要な支出や貯蓄額を夫婦で話し合い、まかなえるだけの額を振り込むように管理が必要です。

 

パターン4:2人の収入を合算してそれぞれお小遣い制にする

共働き夫婦で家計をやりくりする場合、2人の収入を合算してそれぞれお小遣い制にするやり方があります。

双方の収入が明確になるので、管理がしやすいのが特徴です。

筆者の家庭はこの収入を合算する方法を取っています。

何にどれだけお金がかかるかや毎月の貯蓄額も夫婦で共有できるため、安心感があり筆者には合った家計管理方法と感じています。

家計の無駄が減り、貯金ができているか不安になることがなく、おすすめのやりくり方法です。

 

パターン5:1人が2人分の収入を管理してもう一方にお小遣いを渡す

夫婦のどちらかが2人分の収入を管理して、もう一方にお小遣いを渡すという家計の管理方法もあります。

1人がやりくりのすべてを担い、もう一方は家計を丸投げできます。

筆者の周囲には妻が家計のやりくりを1人でやっている家庭が複数ありますが、どの家庭もうまくいっているそうです。

お小遣いだけ定額もらい、あとの家計は気にしなくていいのは、夫にとっても楽なようです。

夫婦どちらかがしっかりと家計の管理ができるのであれば、1人が収入の管理をする方法でやってみてください。

 

共働き夫婦が貯蓄を増やすコツ

共働き夫婦はどんな風に貯蓄を増やせば良いでしょうか。

共働き夫婦におすすめの貯蓄を増やすコツは以下の4つがあります。

  • 何にどれだけお金を使っているか把握する
  • いつまでにいくらためるか決める
  • 固定費を見直す
  • 先取り貯蓄をする

順番に見ていきましょう。

 

何にどれだけお金を使っているか把握する

何にどれだけのお金を使っているかを把握することは、共働き夫婦が貯蓄を増やすために大事です。

貯蓄を考える際、まず支出を減らすことを考えますが、支出内容の把握が無駄を減らす第一歩になるからです。

支出の内容が分かれば「ここは減らせる」など、削れる支出もみえてきます。

まずは現状把握として、何にどれだけのお金を費やしているのか調べてみましょう。

 

いつまでにいくら貯めるか決める

共働き夫婦の貯蓄は、いつまでにいくら貯めるかを決めるとうまくいきます。

目標が明確になると、目標から逆算して月々いくら貯めたらいいのかわかるので、貯蓄がしやすくなるからです。

夫婦で貯金の目標ができると、2人で協力し合って貯められる利点も。

貯蓄の目標額と期間を決めて、夫婦で力を合わせて目標達成を目指しましょう。

 

固定費を見直す

固定費の見直しは、貯蓄を成功させるコツです。

固定費を見直すことで、月々の支出を大幅に減らせる可能性が大きいからです。

例えば、固定電話やスマホの契約会社を変えたり、贅沢品のサブスクリプションを1つ辞めたりするだけで、月々の支払いを減らせますよね。

不必要な支払いを削減すると、貯蓄にまわせるお金が増えますよ。

 

先取り貯蓄をする

共働き夫婦が貯蓄を成功させるには、先取り貯蓄をすることです。

あらかじめ決めた月々の貯蓄額を収入から引いてしまえば、確実に貯金を増やしていけます。

例えば、お給料から貯蓄額を天引きし残った金額を給与の受け取り口座に入金すると、貯金に手を付けることもなくなるでしょう。

確実に貯蓄をしたい場合は、貯金額を先取りで貯蓄に回すと成功しやすいですよ。

 

まとめ

夫婦で働いていると、ついつい家計管理がおろそかになり、必要な資金を貯めたり貯蓄したりできないこともあります。

しかし、工夫してやりくりすると無理なく収支管理や貯蓄ができるようになるものです。

本記事では、共働き世帯の家計管理の方法と貯蓄のための工夫を紹介しました。

家計のやりくりがうまくいかず悩んでいる共働き夫婦の方は、本記事を参考に無理のない家計管理や貯蓄を目指してくださいね。

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