「玄関を綺麗に掃除したい！」

そんな時、簡単に綺麗にする玄関掃除のやり方が分からないと困りますよね。

実は、綺麗な玄関を保てる簡単な掃除のやり方があるのです。

本記事では、玄関掃除の簡単なやり方を詳しく説明します。

掃除を楽にするコツも併せて紹介するので、玄関を綺麗に掃除したい方は参考にしてくださいね。

 

玄関の汚れの原因

なぜ、玄関は汚れてしまうのでしょうか？

考えられる原因は、次の3つです。

• 砂や土
• 排気ガスや花粉
• 手垢

詳しく説明します。

 

砂や土

靴底についてきた砂や土が、玄関の汚れの多くの原因です。

外から帰ってきた際の靴底は、砂や土だらけなのです。

スニーカーなどは靴底の溝が深いため、砂や土が入り込みやすく、気づかないうちに汚れを運んできます。

特に雨の日は、靴底に汚れがつきやすく、玄関タイルに付着して乾燥すると汚れがこびりついてしまうことも。

溜まった汚れをそのままにしておくと、玄関タイルの色合いが悪くなり黒ずんでしまいます。

 

排気ガスや花粉

玄関汚れの原因として、排気ガスや花粉が考えられます。

ドアの開閉と共に、車の排気ガスや花粉なども玄関の中に入ってくるのです。

細かい粒子であるため、汚れとしては目立たない場合もありますが、アレルギーの原因になる恐れがあり注意が必要です。

排気ガスや花粉などは掃き掃除だけではすべて取り除けないため、掃除機を使うことをおすすめします。

 

手垢

ドアノブやシューズボックスなどは、出入りの際に手で触れるため、手垢は汚れの原因になります。

特にドアノブは、一定の位置に手垢がつきやすく、黒く汚れが目立つ場所が出てくる場合があります。

靴を履いたり脱いだりする時に、無意識に壁やドアに手をついて、いつの間にか手垢が付着していることも。

人の出入りが多い玄関は、手垢汚れがつきやすい場所なのです。

 

【たたき】玄関掃除のやり方

玄関のたたき部分は、 どのように掃除をすれば良いのでしょうか？

やり方について、以下の手順に沿って説明します。

• 手順1：玄関に置いているものを移動させる
• 手順2：掃き掃除をする
• 手順3：掃除機で細かいほこりを吸い取る
• 手順4：水を使って汚れを落とす
• 手順5：雑巾で水分を拭き取る

 

手順1：玄関に置いているものを移動させる

まず、玄関に置いてあるものを別の場所に移動させましょう。

掃除をする時に、玄関のものがたくさんあると邪魔になってしまいます。

さらに、ものを倒してしまったり、水を流す際に濡らしてしまったりする恐れも。

玄関に置いているものの中でも、傘立ての下は汚れや汚れが溜まりがちです。

動かせるものは、できるだけすべて移動させて隅々まで丁寧に掃除しましょう。

 

手順2：掃き掃除をする

ほうきなどを使って、砂や土、ほこりなどを丁寧に掃き出します。

たたきに付着している軽度な泥汚れならば、ほうきでしっかり掃けば落とせる場合もあります。

タイルの溝なども、ほうきを細かく動かし、しっかり掃き出しましょう。

 

手順3：掃除機で細かいほこりを吸い取る

ほこりや花粉、排気ガスの汚れなど、ほうきでは掃けなかった細かな汚れを掃除機で吸い取りましょう。

掃除機を使えば、ドアの溝に入り込んでしまったほこりも綺麗に吸い取れます。

掃除機の吸い込み口が直接たたきに触れるのが気になる場合は、玄関用の付け替えヘッドを準備すると良いでしょう。

タイルの溝などの汚れが取り除きやすくなるため、先端がブラシになっている付け替えヘッドがおすすめですよ。

 

手順4：水を使って汚れを落とす

水とデッキブラシを使って、たたきについた泥汚れなどを落とします。

乾くと取れにくい泥汚れでも、水を含ませると落ちやすくなります。

汚れが落ちたら、水が透明になるまで丁寧に洗い流しましょう。

ただし、たたきの材質によって、水が使えない場合があるため注意が必要です。

大理石などデリケートな天然素材のタイルは傷つきやすいため、デッキブラシは使わず柔らかいクロスなどで掃除しましょう。

 

手順5：雑巾で水分を拭き取る

仕上げに、雑巾でたたき全体の水分を丁寧に拭き取ります。

水分を拭き取ったら、しばらく玄関ドアを開けて乾燥させましょう。

たたきが完全に乾いた後で、移動させておいた傘立てなど玄関のものを元の位置に戻します。

たたきに水分が残っていると、再び靴底の汚れなどが付着しやすくなるので、ものを戻す前にしっかりと乾燥させることが大切です。

 

【シューズボックス】玄関掃除のやり方

シューズボックスは、 どのように掃除をすれば良いのでしょうか？

やり方について、以下の手順に沿って説明します。

• 手順1：靴やものを外に出す
• 手順2：砂や土ほこりを取り除く
• 手順3：雑巾で水拭きする

 

手順1：靴やものを外に出す

まずはシューズボックスを開き、風通しを良くして靴など中のものを取り出します。

シューズボックスの中にある靴やものをすべて取り出すと、細かな部分まで掃除がしやすくなります。

サイズアウトした靴や使っていないものがあれば、処分を検討しましょう。

余分な靴やものがなくなると、スペースが空いて普段の掃除もしやすくなりますよ。

 

手順2：砂や土ほこりを取り除く

乾いた雑巾やブラシ、ほうきなどを使って、シューズボックスの中の砂や土を取り除きます。

シューズボックスの隅には、砂や土ほこりなど細かな汚れが溜まりがちです。

掃除機や化学モップを活用して、細かなほこりを取り除くのもおすすめですよ。

 

手順3：雑巾で水拭きする

水で固く絞った雑巾を使い、シューズボックスを拭いていきます。

雑巾は、常に綺麗な面を使うように注意する必要があります。

汚れた面で拭くと、かえって全体に汚れが広がってしまう恐れがあるからです。

水拭きで汚れが取れない場合は、少量の中性洗剤を溶かした水で湿らせた雑巾で拭きましょう。

汚れと残った洗剤成分を、もう一度、水で固く絞った雑巾で拭き取ります。

さらに、乾いた雑巾で、シューズボックス全体を拭いて水気を取ります。

最後に、シューズボックスの中をしっかり乾燥させましょう。

 

【玄関ドア】玄関掃除のやり方

玄関ドアは、 どのように掃除をすると良いのでしょうか？

やり方について、以下の手順に沿って説明します。

• 手順1：玄関ドアのほこりを落とす
• 手順2：ドアを水拭きする
• 手順3：ドア周りを綺麗にする

 

手順1：玄関ドアのほこりを落とす

化学モップやブラシなどを使って玄関ドアのほこりを落とします。

ドアの表面についている砂やほこりを、丁寧に取り除きましょう。

ドアサッシの隅などは、歯ブラシを活用するとほこりをかき出せて便利ですよ。

 

手順2：ドアを水拭きする

雑巾やマイクロファイバークロスなどを水で固く絞り、玄関ドアを拭きます。

順序として、内側を先に拭き、汚れの多い外側は後から拭くのがポイントです。

汚れがひどい場合は、少量の中性洗剤を溶かした水で湿らせた雑巾で拭きます。

さらに、水拭きで洗剤成分を拭き取り、仕上げのから拭きをしましょう。

水拭きができない木製のドアの場合は、乾拭きをしてから玄関用のワックスを塗るのがおすすめです。

 

手順3：ドア周りを綺麗にする

最後に、手垢がつきやすいドアノブやインターフォンなどのドア周りを拭きましょう。

消毒用エタノールを吹き付けたペーパーなどでドアノブを拭くと、手垢汚れをすっきり落とせますよ。

インターフォンや表札も、いつの間にか汚れが溜まりやすい部分です。

忘れず綺麗に拭いて、玄関掃除の仕上げを行いましょう。

 

玄関掃除を楽にするコツ

玄関掃除を楽にするためには、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか？

気をつけたいポイントが2つあります。

• 玄関に入る前に靴底の土を落とすようにする
• こまめな掃除を心がける

詳しく説明します。

 

玄関に入る前に靴底の土を落とすようにする

玄関に入る前に靴底の土を落とすことが、玄関掃除を楽にするコツです。

玄関の汚れの多くは、靴底についた土や砂だと考えられます。

靴底についた土や砂などを玄関に入る前に落とせば、たたきに入ってくる汚れの量を減らせます。

玄関前のポーチに室外用の玄関マットを敷くのもおすすめですよ。

 

こまめな掃除を心がける

取れない頑固な汚れになる前に、玄関はこまめな掃除を心がけましょう。

こまめに砂や土ぼこりを取り除くだけで、玄関の汚れの溜まり具合が変わってきます。

出入りのついでに玄関掃除をするクセをつけると良いでしょう。

汚れに気がついたらすぐに掃除ができるよう、掃除道具を取り出しやすい場所に置くのがおすすめです。

玄関を綺麗に保つためには、日頃からこまめに掃除をすることが大切です。

 

まとめ

玄関の掃除をしたい時、簡単に綺麗にする方法が分からないと困りますよね。

本記事では、玄関掃除の簡単なやり方と、掃除を楽にするコツを説明しました。

玄関を簡単に綺麗に掃除するためには、先に土や砂を取り除いておくなど、掃除の手順がポイントです。

本記事を参考に、掃除を楽にするコツをつかんで、いつも綺麗な気持ちのいい玄関を目指しましょう。