子育てと仕事を両立させたいけれど、どうすれば上手に時間を使えるのか分からずに、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、子育てと仕事を両立させるためには、さまざまなアイデアやコツがあるのです。
本記事では、子育てと仕事を両立するために、筆者を含む6人のワーママが実践している上手な時間の使い方を紹介します。
子育てと仕事の両立に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
子育てと仕事を両立する時間の使い方のコツ
子育てと仕事を両立するためには、どのように時間を使うと良いのでしょうか?
時間の使い方のコツを、6人のママの体験談と共に紹介します。
- 家事の時短を考えたケース
- 優先順位を整理したケース
- 夫婦で助け合ったケース
- 子どもとの時間の捉え方を見直したケース
- 完璧主義をやめたケース
- 職場の制度を利用したケース
詳しくみていきましょう。
家事の時短を考えたケース
筆者は、子育てと仕事を両立するために家事の時短を考えました。
仕事の疲れもあり、帰宅後の夕食作りに時間がかかっていたので、調理時間を短縮する方法を取り入れることに。
週末に常備菜を作り置きしたり、朝少し早めに起きて夕食の下ごしらえをしたりと工夫をしました。
さらに、ロボット掃除機やアイロン不要の乾燥機能のついた洗濯機など、時短家電をフル活用しています。
帰宅した後、仕事の疲れで家事に手が回らず、子どもにイライラしてしまうことも少なくなりました。
家事の時短を目指すことが、子育てと仕事を両立するコツだと思います。
優先順位を整理したケース
筆者の友人Aさんは、子育てと仕事をうまく両立するために、優先順位を整理しました。
Aさんは、職場でも家庭でも目の前の物事を着々とこなしていました。
しかし時間が足りず残業が増えて、保育園のお迎え時間や就寝時間が遅くなったためか、子どもが体調を崩してしまったそうです。
子どもの体調不良をきっかけに、Aさんは時間の使い方を見直すように。
仕事でも家庭でも「すべきこと」と「やりたいこと」を分けて、優先順位をつけるようにしたようです。
すると、物事を効率良くこなせるようになり、むしろ時間にゆとりを持てるようになったとのこと。
現在は、寝る前に子どもに絵本を読んであげる時間がとれているそうです。
物事の優先順位を整理し、時間配分を見直して効率良くこなすことが大切なのですね。
夫婦で助け合ったケース
筆者の妹は、夫婦で子育てと家事を分担することで、仕事との両立を図っています。
例えば、朝は妹が家事をしている間に義弟が子どもたちを保育園に送るそうです。
またそれぞれが残業する日を決めて、夕方早く帰った方が夕食を作り、作らなかった人が後片付けをしています。
しかし、義弟の食洗機の食器の入れ方が悪く、きれいに洗えていなかったので妹が注意すると夫婦喧嘩になったことも。
夫婦で家事のやり方を話し合い、ルールを決めることによって、お互いを思いやりながらうまく家事が回るようになったそうです。
ワーママが無理なく仕事と家庭を両立させるためには、夫婦の助け合いと思いやりが必要なのですね。
子どもとの時間の捉え方を見直したケース
筆者の先輩Bさんは、子どもとの時間を見直しました。
Bさんは、子育てに関して「ながら」ではなく、しっかりと子どもに向き合う時間を持ちたいといつも話していました。
仕事が忙しく子どもとの時間が少ないために、寂しい思いをさせているのではないかと不安を持っていたそうです。
ある時、Bさんは子どもとの時間を多くとれるように早く仕事を切り上げようとがんばりすぎて、体調を崩してしまったのです。
体調を崩したことをきっかけに、Bさんは仕事をやめようと考えていたとのこと。
ところが、子どもさんは「ママはかっこいい!さみしくなんてない!」と仕事を続けて欲しいと言ったそうです。
Bさんは、「子どもとの時間は量より質だ」と捉え方を見直しました。
短い時間であっても、しっかりと向き合ってふれ合えば、子どもへの愛情は伝わるものだと考えられますね。
完璧主義をやめたケース
筆者の後輩Cさんは、子育てと仕事をうまく両立するために、物事を完璧にこなそうと思うのをやめました。
Cさんは、手間をかけることにこだわりを持つ家庭的なママでした。
時短家電を使ったり、お総菜を購入したりすることには罪悪感を持っていたようです。
しかし、すべての物事を完璧にこなそうとしすぎて、かえってストレスがたまってしまう事態に。
家族との時間のためには必要なことだと割り切って、仕事が忙しかった日は一品だけお総菜に頼るようにしているそうです。
一日単位ですべてを完璧にこなそうとするのはやめて、「今日やらなくても良いこと」は別の日にまわすようにしているとのこと。
心の健康を保ちながら子育てと仕事を両立するコツとして、時には良い意味での「いい加減」や手抜きも必要ですね。
職場の制度を利用したケース
筆者の友人Dさんは、職場の短時間勤務制度や育児時間の制度を利用して、子育てと仕事を両立しています。
短時間勤務制度とは、所定の業務時間を減らし、家事や育児の時間にゆとりを持たせる制度です。
1日6時間より多く働き、3歳未満の子どもがいる場合は、正社員やパートタイムといった勤務形態を問わず利用できます。
Dさんは子どもが3歳をすぎると自宅近くに職場を変更し、今度は6歳まで適用できる育児時間の制度を利用して、保育園の送り迎えの時間に当てているそうです。
保育園の送り迎えや通勤時間の確保は、時間も体力も必要になってきます。
職場の制度を利用したり、自宅から近い職場を選んだりすれば、時間を有効に使えますね。
子育てと仕事を両立するママのタイムスケジュール例
子育てと仕事を両立しているママたちのタイムスケジュール例を、4つ紹介します。
- 3歳と0歳の子どもがいるフルタイム勤務ママの場合
- 2歳の子どもがいる時短勤務ママの場合
- 4歳と0歳の子どもがいる在宅勤務ママの場合
- 3歳と6歳の子どもがいるフルタイム勤務ママの場合
詳しくみていきましょう。
3歳と0歳の子どもがいるフルタイムママの場合
フルタイムで働くママは、勤務による拘束時間が長いのが特徴です。
朝や帰宅後の限られた時間で効率良く家事をこなして、時間を確保する必要があります。
5:30 起床・身支度
6:00 朝食準備(自分用のお弁当作り)・家事(夕食の下ごしらえ)
7:00 子どもを起こす・朝食・登園準備
8:00 保育園へ送る
9:00 出社
18:00 退社
18:45 保育園へお迎え
19:00 帰宅・夕食準備
20:00 夕食
21:00 お風呂
22:00 子どもの寝かしつけ
23:00 食器片付け・洗濯
23:30 自由時間
24:00 就寝
2歳の子どもがいる時短勤務ママの場合
時短勤務で働くママは就業時間が短い分、帰宅後に時間がとれます。
帰宅後の時間を効率良く使えば、夕方に子どもとゆっくり向き合えたり、自由時間を長めにとれたりします。
6:00 起床・身支度・朝食準備
7:00 子どもを起こす・朝食・登園準備
8:00 保育園へ送る
9:00 出社
16:00 退社
16:40 保育園へお迎え
17:00 帰宅・夕食準備
18:00 夕食
19:00 お風呂
20:00 後片付け・洗濯・子どもと遊ぶ
21:00 寝かしつけ
22:00 自由時間
23:00 就寝
4歳と0歳の子どもがいる在宅勤務ママの場合
在宅勤務のママは、通勤時間がない分、朝夕に時間的なゆとりを持てています。
子どもの急な体調不良などでもタイムスケジュールに影響が出にくいのは、在宅勤務の特権です。
6:30 起床・身支度
7:00 朝食準備
7:30 子どもを起こす・朝食・登園準備
8:30 保育園へ送る
9:00 自宅に戻り仕事開始
17:00 仕事終了
17:30 保育園へお迎え
18:00 帰宅・夕食準備
19:00 夕食
20:00 お風呂
21:00 子どもの寝かしつけ
22:00 食器片付け・洗濯
22:30 自由時間
23:00 就寝
3歳と6歳の子どもがいるフルタイム勤務ママの場合
子どもが小学校に上がると、登校時間や学童の保育時間などの縛りが出てくることがあります。
小学校の宿題チェックなどママが見てあげるサポートが増え、時間配分が必要な場合も。
6:00 起床・身支度・朝食準備
7:00 子どもたちを起こす・朝食・準備
7:45 小学校へ送り出す
8:00 保育園へ送る
9:00 出社
15:00 子どもが学童保育へ
18:00 退社
18:30 学童にお迎え
18:45 保育園にお迎え
19:00 帰宅・夕食準備
20:00 夕食・宿題チェック
21:00 お風呂
22:00 子どもの寝かしつけ
23:00 食器片付け・洗濯
23:30 自由時間
24:00 就寝
まとめ
子育てと仕事をうまく両立させるためには、どのように時間を使えば良いか悩んでしまいますよね。
本記事では、子育てと仕事をうまく両立するために、筆者を含む6人のワーママが実践している上手な時間の使い方を紹介しました。
子育てと仕事を両立させるためには、さまざまなアイデアやコツが必要です。
ぜひ本記事を参考に、うまく時間を使って、子育てと仕事を上手に両立していきましょう。
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