子育てに親のサポートがあると心強いと感じる人は多いですね。
しかし、実際は親のサポートなしで夫婦で乗り切らなければいけない場合もあり、もしもの時に困ることも。
実は、親のサポートなしの子育てでも夫婦の負担を軽くできます。
本記事では、子育てで親のサポートなしでも夫婦で乗り切る方法について紹介します。
子育ての支援を希望しながらも、夫婦で乗り切ろうとしている方は参考にしてみてください。
親のサポートなしで子育てをするにはどうしたら良い?乗り切る方法とは?
親のサポートなしで子育てをするのは、大変な時が多くありますよね。
どうすれば、うまく乗り切れるのでしょうか?
親のサポートがなくても、子育ての負担を軽くする方法は、主に5つあります。
- 夫婦で家事・育児を分担する
- 自治体や民間サービスを利用する
- 病児保育を利用する
- 時短家電を利用する
- 外注サービスを利用する
詳しく説明します。
夫婦で家事・育児を分担する
親のサポートなしで子育てを乗り切るには、夫婦で家事や育児を分担することです。
なぜなら、夫婦で分担することで、単純に1人の負担が減るからです。
さらに、相手の大変さを思いやり、お互いに感謝ができます。
相手に対して感謝ができると、不満が減りポジティブな気持ちでいられます。
夫婦で家事や育児を分担できない場合、自分だけが大変なように感じ、愚痴や不満が増えて喧嘩になってしまうことも。
親のサポートがなくてもパートナーを頼ることで、いざという時の安心感があります。
家事や育児は、できるだけ夫婦で分担するのが望ましいです。
自治体や民間サービスを利用する
親のサポートなしで子育てを乗り切るには、自治体や民間サービスを利用することも有効です。
各自治体には子育て支援センターがあり、子育てについて相談ができます。
子育ての状況に合わせて、利用できるサービスを紹介してもらえる可能性があります。
筆者は7人の子どもがいますが、5人の子どもを共働きのワンオペで育てていた時期がありました。
うまく片付けができずイライラしがちな日々を過ごしていたのですが、子育て支援センターで相談する機会がありました。
実際の支援として家に相談員の方が来てくださり、一緒に洗濯物を畳んでもらった体験があります。
ありがたくて気持ちが軽くなり、今でも感謝しています。
情報が選択肢の幅と安心感を増やすのは、間違いありません。
自治体や民間サービスが利用できることを知り、選択肢に入れることで、子育ての負担を減らせると期待ができます。
病児保育を利用する
親のサポートなしで子育てをするには、病児保育を利用するのもひとつの方法です。
夫婦揃って体調不良の時や、どうしても仕事を休めない時など、預けられる場所があると心強いですね。
筆者が住む自治体では、病気の生後6か月〜小学6年生までの子どもが一時的に利用できます。
事前に利用登録が必要なケースや、受け入れ人数に定員があることも多いため、お住まいの自治体でご確認くださいね。
子どもが小さい間は、発達が未熟で抵抗力も弱いため、病気になりやすいです。
早めに備えておくと、もしもの時に頼りになります。
時短家電を活用する
親のサポートなしで子育てをするには時短家電がおすすめです。
ボタンひとつで家事を代わりにしてくれるため、時間を有効に使えます。
掃除や洗濯、料理など「ほったらかしでOK」な家電や、スマホと連携して外出先から操作できる家電が便利です。
「しなければいけない」という心理的ストレスから解放されて、気持ちがラクになりますよ!
家事にかかる時間を減らして自由な時間を増やせるので、時短家電は強力な味方になるはずです。
外注サービスを利用する
親のサポートなしで子育てを乗り切るには、外注サービスもおすすめです。
なぜなら、シッターや家事代行などを利用すると、精神的にも体力的にも余裕が生まれるからです。
子育てのサポートは、必ずしも親である必要はありません。
シッターを同じ人に長期的に依頼する場合、シッターと子どもとの間で信頼関係が築かれ、子どもの気持ちが安定します。
夫婦の精神的なゆとりは、子どもへも好影響です。
親のサポートなしで子育てをするとどのようなメリットがある?
親のサポートなしで子育てをすると、大変なことが多いように感じるかもしれません。
しかし、親のサポートがないことでメリットもあるのです。
- 親から子育てに関する干渉がない
- 夫婦の絆が深まる
- 時間の使い方が上手になる
詳しく説明します。
親から子育てに関する干渉がない
親のサポートなしで子育てをすると、親から子育てについて干渉されにくいので気楽です。
夫婦と親世代では、教育方針などの考え方に違いがある場合があります。
親から子育てについて干渉されると、夫婦喧嘩の原因になることも。
筆者の場合、第一子が産まれた時に、子どもへの食事の与え方で親に干渉されたことがあります。
当時は、親が咀嚼した食べ物を子どもに与える慣習が根強く残っていました。
親は遠く離れて住んでいたため、筆者は不快に感じながらも、我慢することを選択しました。
親に子育てのサポートをしてもらっていたら、もっといろんな事に遠慮してストレスを感じていたかもしれません。
親のサポートなしで子育てすることで、親から子育てへの干渉がなく、精神的なストレスフリーでした。
夫婦の絆が深まる
親のサポートなしで子育てをするメリットは、夫婦の絆が深まることです。
子育て中に「〇〇してくれない」というパートナーに対する不満から、夫婦仲が悪くなるケースがあります。
子どもに手がかかり夫婦の会話が減るので、すれ違いが増えるためです。
しかし、親のサポートがない場合、一番身近で頼れるのはパートナーです。
夫婦2人で相談して解決するため、夫婦の絆が深まります。
時間の使い方が上手になる
親のサポートなしで子育てをすると、時間の使い方が上手になることがメリットです。
限られた時間の中で、子育てでのやるべき仕事はたくさんありますよね。
時間は待ってくれないので、作業効率を上げるため工夫をするようになります。
普段は考えられないような、火事場の馬鹿力を発揮することも。
また、早起きをして朝活をするなど、自分の時間を作ることも上手になります。
【先輩ママに学ぶ】親のサポートなしで子育てをしている経験談を紹介
子育て中に、親のサポートなしで頑張っている方は多いです。
どのように子育てを乗り切ってきたのか、経験談を紹介します。
- 子どもが入院した体験
- 夫が育児休暇取得
- 時短家電の活用
子どもが入院した体験
筆者が共働きでワンオペ育児をしていた時の体験です。
第5子が3歳の時、長期入院することになり、筆者も付き添うことになりました。
仕事人間だった夫が、上の子ども達の世話や家事をすることになったのです。
夫はとても頑張っていましたが合格点には程遠く、入院期間中、何度も夫と衝突しました。
本音でぶつかり合うことにより、夫婦の絆が揺るぎないものになったと思っています。
夫が育児休暇取得
筆者が第6子を出産した後のエピソードです。
当時、夫の会社では男性が育児休暇を取得した例は、ほとんどありませんでした。
冷淡な目で見る人もいたそうですが、夫は会社に申請して育児休暇を取得しました。
わずか数週間でしたが、とても嬉しく心強かったのを覚えています。
時短家電の活用
筆者が5人の子持ちで、共働きのワンオペ育児をしていた時の体験です。
筆者宅では、結婚した当初から親の勧めにより、2層式洗濯機を使っていました。
洗濯槽から脱水槽に洗濯物を移し忘れ、夜まで洗濯が途中で止まっていたことも。
梅雨の時期に筆者の職場で「洗濯が大変」と話したところ、上司から使っていない洗濯乾燥機を譲り受けたのです。
洗濯から乾燥まで自動でしてくれる、魔法のような洗濯機にテンションが上がりました。
時短調理できるお鍋や、自動で掃除をする掃除機など、時短家電を試したいと思うようになったきっかけです。
時短家電を活用することで家事がラクになり、精神的にも体力的にも余裕が生まれました。
まとめ
普段は夫婦だけで大丈夫でも、もしもの時に困ります。
親のサポートのように、パートナー以外に頼れるものがあれば心強いです。
本記事では、子育てで親のサポートなしでも夫婦で乗り切る方法について紹介しました。
子育ての支援を希望しながらも、夫婦で頑張っている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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