首都圏から気軽に遊びに行ける千葉県、どんな絶景スポットがあるのかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
大地に海にと自然豊かな千葉県には絶景スポットがたくさんあります。
本記事では、観光業に従事する筆者が千葉県のおすすめ絶景スポットを紹介します。
千葉県にお出かけしようと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
千葉のおすすめ絶景スポット12選
自然を楽しむ千葉県の絶景スポット12選を紹介します。
- かつうら海中公園海中公園
- 地球の丸く見える丘展望館
- 屛風浦
- 亀山湖
- 大山千枚田
- 鋸山
- 濃溝の滝
- いすみ鉄道と菜の花
- 養老渓谷
- 佐原
- 房総フラワーライン
- 大福寺(崖観音)
かつうら海中公園 海中展望塔
海中と海上から海の風景を楽しめるスポットです。
沖合60mの位置に、高さ24.4m、水深8mの展望塔が立っています。
展望塔へと続く桟橋は海の上を歩いていくなんともいえない感覚。
海上展望室からは鵜原理想郷や勝浦灯台などの景色が一望できます。
海中の展望室には24の海中窓があり、季節を問わず海中の様子を見ることができます。
普段見ることができない魚たちのくらしを覗いてみてください。
参考サイト:かつうら海中公園展望塔
地球の丸く見える丘展望館
千葉県の北総地区(千葉県北東部)で一番高い愛宕山の頂上に位置する施設です。
季節ごとに写真展や絵画展などの企画展を行っており、おすすめなのが屋上の展望スペースからの眺めです。
標高約90m、視界360°中、330°まで水平線の大パノラマは絶景です。
名前の通り、地球の丸さを実感できます。
天気の良い日は、富士山や筑波山を見ることができるそうですよ。
参考サイト:地球の丸く見える丘展望館
屛風ヶ浦
約10㎞にわたり、40m~50mの断崖が続きます。
イギリスとフランスの間にあるドーバー海峡の白い壁に似ていることから、「東洋のドーバー」ともいわれています。
映画やテレビドラマ、CMなどにもたびたび登場している絶景スポット。
荒削りな岸壁がそそり立つ姿は壮観です。
夕暮れ時の景色もまた素晴らしいですよ。
参考サイト:銚子市観光協会
亀山湖
千葉県最大のダム湖、亀山湖もおすすめスポットです。
四季折々に美しい表情を見せてくれる亀山湖ですが、特に紅葉の時期がおすすめです。
関東で一番紅葉が遅い場所として知られていて、紅葉を眺めながらの「紅葉狩りクルーズ」が人気。
亀山湖に映える赤や黄色の紅葉にうっとり。
例年11月上旬から少しずつ色づき始め、12月上旬頃まで楽しめるそうですよ。
参考サイト:君津市公式ホームページ
大山千枚田
大山千枚田も千葉県を代表する景色の一つです。
大小375枚の田んぼが階段のように連なる絶景スポット。
東京から一番近い棚田として知られていて、「日本の棚田百選」にも選定されているほどの美しさです。
田植え前に水を張った春や緑爽やかな夏、稲穂が実る秋など季節によって表情を変える風景が魅力的です。
また、例年10月に行われるライトアップは人気のイベント。
LEDライトで彩られる幻想的な棚田は訪れた人々を楽しませてくれます。
参考サイト:大山千枚田
鋸山
断崖絶壁の「地獄のぞき」で有名な鋸山は、房総でも有数の絶景スポット。
鋸山へはロープウェーで上がるのがおすすめです。
全長680m、約4分の空中散歩で絶景を堪能。
天気の良い日は、東京湾から三浦半島まで見渡せます。
鋸山の南側斜面一帯は乾坤山日本寺の境内で、「地獄のぞき」のほか岩肌に刻まれた巨大な観音様や1500体もの石仏が並ぶ道、高さ31mの大仏様など見どころがいっぱい。
参考サイト:鋸山ロープウェイ
濃溝の滝
幻想的な写真が撮れるとSNSで話題になった濃溝の滝もおすすめの絶景スポットです。
君津の自然を満喫できる自然公園にある濃溝の滝・亀岩の洞窟。
洞窟に光が差し込み、幻想的な光景を造り出しています。
差し込んだ光が水面に反射し、ハートの形に見えることがあるそうなんです。
ハートはいつでも見られるわけではなく、3月9月のお彼岸時期の早朝がベストタイムとのこと。
参考サイト:君津市公式ホームページ
いすみ鉄道と菜の花
のんびりとしたローカル線の旅も素敵な風景に出合えます。
3月上旬~4月上旬に地元のボランティアによって育てられた菜の花が、いすみ鉄道全線26.8㎞区間の沿線で開花。
おとぎ話に出てきそうなかわいらしい風景も点在していて、車窓からの景色を楽しめます。
桜の時期と重なるとピンクと黄色のコントラストに癒されますよ。
のどかな里山を走る列車と菜の花のコラボはカメラファンにも人気。
参考サイト:いすみ鉄道
h3養老渓谷
山と川に囲まれた自然の宝庫、養老渓谷での滝めぐりもおすすめです。
養老川沿いに設けられた全長約1.8㎞の遊歩道から大小の滝を眺めながら散策を楽しめます。
中でも養老渓谷のシンボル粟又の滝(養老の滝)は落差30m、全長100mもある県内屈指の名瀑。
広い滝つぼになだらかに流れ落ちる美しい姿が見どころです。
亀山湖と並び、養老渓谷も遅い紅葉の名所で知られています。
紅葉シーズンは日没後に開催されるライトアップで、幻想的な景色を眺めながら深まる秋を感じるのもいいですね。
参考サイト:養老渓谷観光協会
佐原
歴史的情緒が残る町、佐原も素敵な風景が広がるおすすめスポットです。
かつて利根川の水運業で栄えた小江戸・佐原。
小野川沿いの約500mを中心に広がるレトロな商家の町並みを散策するのも楽しいですが、
なんといってもおすすめは舟めぐり。
柳の木と歴史的建造物が連なる川沿いの風景を眺めながら、船頭の案内付きで約30分の舟めぐりを楽しめます。
舟の起終点となる樋橋(とよはし)は、30分間隔で落水する音にちなんで「ジャージャー橋」とも呼ばれています。
樋橋の落水は「残したい日本の音風景100選」に選ばれているんですよ。
参考サイト:水郷佐原観光協会
房総フラワーライン
館山の下町から南房総の和田町まで、約46㎞の海沿いの道路「房総フラワーライン」では風光明媚なお花畑と海を楽しむことができます。
花の名所で知られている南房総は冬でも暖かく、花摘みスポットではひと足早く春を満喫。
なかでも白間津地区にあるお花畑は、20軒ほどの花摘み園が集まり、海と花が同時に見られるため写真撮影や写生スポットとしても人気。
食用の菜の花摘みもでき、花摘み目当てに訪れるリピーターも多いようですよ。
ほかにも花摘み体験ができる施設は数か所あり、通年楽しめるところもありますが2月下旬~3月中旬が花摘みのピークです。
参考サイト:館山市観光協会
大福寺(崖観音)
通称「崖観音」と呼ばれる崖に立つ観音堂。
山の中腹にある朱塗りの観音堂はまるで崖に張り付いているかのように立っています。
圧巻の姿にきっと驚くことでしょう。
本尊は、山の岩肌の自然石に彫られた十一面観音です。
県内最古の磨崖仏(まがいぶつ)とされ館山市文化財に指定されています。
駐車場からおおむね130段ほどの階段を上った先にある観音堂からの眺望は素晴らしく、館山湾を一望でき気分爽快。
境内から眺める夕方の景色も美しいと人気のようですよ。
参考サイト:大福寺
まとめ
首都圏から気軽に行ける千葉県。
旅行に出掛けようにも、たくさんのスポットがありどこに行ったらいいか迷いますよね。
千葉県は自然が豊富で、たくさんの絶景スポットがあります。
本記事ではおすすめの絶景スポット12選を紹介しました。
千葉への旅行をお考えの方は、本記事を参考に素敵な旅を楽しんでくださいね。
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