「最近育児が楽しくない……」
育児が楽しくないなんて、自分は母親失格かもしれないと不安になりますよね。
実は育児が楽しくないのには、理由があるんです。
本記事では、育児を楽しめない理由と対処法を紹介します。
育児が楽しくないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
母親失格じゃない!育児が楽しくないと感じる理由
母親が、育児が楽しくないと感じてしまうのには、どのような理由があるのでしょうか。
主に5つの理由が考えられます。
- ワンオペ育児で疲弊しているから
- 子どもために自分の時間を犠牲にしているから
- 育児をしない夫への不満があるから
- 周囲の家庭や子どもと比べてしまうから
- 思い通りにならない子どもにイライラしているから
詳しく説明します。
ワンオペ育児で疲弊しているから
育児が楽しくないのは、ワンオペ育児で心身共に疲れ果てているからです。
ワンオペ育児は、育児中のしんどさや責任を、全て1人で背負っているのです。
目を離せない子どもを1人でお世話し続けると、精神的にも追い詰められてしまいます。
さらに、せっかく育児でうれしいことやおもしろいことがあっても、共有する相手がいないとつまらないですよね。
ワンオペ育児をしていると、疲れて育児が楽しくないと感じてしまうのも当然のことです。
子どもために自分の時間を犠牲にしているから
育児が楽しくないと感じる理由は、自分の時間を子どものために犠牲にしてしまっているからです。
1人でゆっくりする時間や、自分の趣味の時間を犠牲にし、全てを子どものために尽くしているのです。
母になった日から息抜きする時間もなく、「子どものために」と一生懸命頑張りすぎたのでしょう。
自分のための時間を犠牲にしていると子育てのストレスをリフレッシュできず、育児がつらくなってしまいます。
育児をしない夫への不満があるから
育児が楽しくないと感じるのは、育児をしない夫への不満を感じていることも原因の1つ。
育児をしない夫への不満でイライラし、育児を1人でするのがつらくなってしまうのです。
筆者も夫へのイライラを溜め込み、育児がつらくて楽しくない時期がありました。
夫が育児をしない不満やストレスで常にイライラし、夫への苛立ちが子どもたちに向いてしまったことも。
夫が育児をしない場合、子育ての悩みを共感してもらうこともむずかしく、ママが孤独になってしまいがちなのです。
周囲の家庭や子どもと比べてしまうから
育児が楽しくないと感じるのは、周囲の家庭や子どもと比べてしまっていることが理由かもしれません。
「あの子はできるのに、うちの子はまだできない」「お隣のご主人はお金持ちで、育休まで取って育児している……」などと比べてしまうのです。
SNSで、他の家庭のキラキラしている部分だけを切り取って見る機会が増えていることが原因の1つ。
周囲と比較して劣等感を感じてしまったり、焦ってしまったりして、育児が楽しくなくなってしまうのです。
思い通りにならない子どもにイライラしているから
育児が楽しくないと感じるのは、子どもが思い通りにならずイライラしてしまうのも1つの理由です。
育児中は色々なことが計画通りにいかず、やりとげて達成感を得られることも少ないので、楽しくなくなってしまうのです。
簡単な家事ですら子どものお世話などでスムーズにいかず、1日かけても終わらないこともあります。
今まで真面目にきちんと生活や仕事をしてきたママほど、計画通りに物事が進まないことにイライラしてしまいます。
そして育児が楽しくなくなってしまうのです。
育児が楽しくないときの対処法
育児が楽しくないと感じてしまうとき、どのような対処法があるのでしょうか?
5つの対処法を紹介します。
- 両親や夫に子どもをお願いしてリフレッシュする
- 未就園児の場合は一時保育などの預かりサービスを利用する
- 夫と育児について話し合う
- 専業主婦の場合は仕事を始めて社会との関わりを持つ
- SNSを見ないようにする・やめる
両親や夫に子どもをお願いしてリフレッシュする
育児が楽しくないと感じるときは、家族に子どもの世話を任せ、リフレッシュしましょう。
自分の時間を大切にしてリフレッシュすれば、また育児を頑張ろうと思えるでしょう。
子どもは母親の幸せを誰よりも望んでくれる存在です。
ママが自分の時間を大切にして、楽しそうにしている姿を見たら、きっと喜んでくれるでしょう。
自分を犠牲にせず、ママも当たり前のように自分の時間を大切にできると良いですね。
未就園児の場合は一時保育などの預かりサービスを利用する
育児が楽しくないと感じてしまうときは、思い切って一時保育などの預かりサービスを利用してみましょう。
預かりサービスは子どものお世話のプロなので、安心して預けられます。
筆者の友人は、産後退院してすぐから、ベビーシッターや家事代行を利用していました。
育児の相談をする相手が増え、リフレッシュする時間も取れるので、育児のストレスは大幅に減らせるといつも絶賛しています。
「自分が遊ぶために、他人に預けるなんて」と罪悪感を持つ必要はありません。
ママがリフレッシュして笑顔で子育てできることが、子どもにとって大きなメリットになるでしょう。
夫と育児について話し合う
育児が楽しくないときは、夫としっかりと育児について話し合いましょう。
夫への不満を溜め込んだり、育児の協力体制に問題があったりするときは、しっかりと話し合って解決すると楽になります。
筆者も過去に何度か、夫と家事や育児について話し合いをしたことがあります。
話し合いをするたびに少しずつ夫の育児への関わり方も変化し、育児がつらいという気持ちも軽減してきました。
育児は夫婦2人でするものですよね。
夫は妻が感じている育児のつらさに、そもそも気付いていない可能性もあります。
育児のつらいことも楽しいことも夫婦2人で共有し、共に楽しめるよう話し合ってみることをおすすめします。
専業主婦の場合は仕事を始めて社会との関わりを持つ
育児を楽しめないときは、仕事を始めてみるのもおすすめです。
育児中は予定通りにいかないことが多く、ストレスが溜まりがちですよね。
専業主婦の場合は、「今日は子どもとしか会話をしていない……」と孤独感を感じてしまうことも。
仕事をすれば子どもから離れ、ある程度予定通りに物事が進むので達成感を味わえるでしょう。
社会との関わりを持つことで、ママも気分転換ができて孤独感も軽減されます。
専業主婦の場合は、思い切って仕事をスタートしてみるのも良いですね。
SNSを見ないようにする・やめる
育児が楽しくないと感じている場合は、SNSをやめるか、見ないようにしましょう。
SNSを見ると、他の人の「いい場面」と自分の「つらい場面」を比べてしまって育児がつらくなるのです。
他の人たちのキラキラとした部分が切り抜かれているだけですが、ついつい自分や我が子と比べて劣等感を感じてしまいがちです。
育児が楽しくないと感じているときには、SNSを見ると特に落ち込んでしまうことも。
思い切ってSNSを見ないか、やめてしまうのも1つの方法です。
他人とは比べず、ゆったりと自分の育児をしましょう。
まとめ
育児をしているとつらいことが多く、楽しくないと感じて自己批判してしまうときがありますよね。
しかし育児が楽しくないのには、理由があるのです。
本記事では育児が楽しくない理由と、楽しく育児をするための対処法を紹介しました。
育児が楽しくないと悩んでいる方は、本記事を参考に育児を楽しんでくださいね。
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