【猫を家族に迎えたい人へ】飼い始めによくある不安と解消法


「猫を家族に迎えたい」

しかし、飼い始めは不安を感じてしまうということも。

令子
令子
実は猫を飼うには、いろいろとコツがあるのです。

本記事では、猫の飼い始めによくある不安と解消法について解説します。

猫を飼うことに不安を感じている方は、参考にしてくださいね。

 

猫の飼い始めによくある不安

猫を飼い始める時、どのようなことに不安を感じるのでしょうか。

主な不安を4つ挙げてみます。

  1. どのくらいお金がかかるのか
  2. 何を揃えれば良いのか
  3. お世話の手間はどれくらいか
  4. 気をつけることはあるか

 

どのくらいお金がかかるのか

猫を飼うとどれくらい費用がかかるのでしょうか。

猫は生き物ですから、当然、食べるし排泄もします。

 

また、けがや病気の心配も付いて回ります。

猫が過ごしやすい空間も整えてあげなければなりません。

 

えさ代、排泄の始末の費用、医療費、生活空間にかかる費用なども必要です。

必要な初期費用は最低57,500円~、毎月の費用は7,300円〜で、年間にすると184,492円といわれています。

 

猫を飼うにはお金がかかるということを、しっかり認識しておきましょう。

参考:ぺトリィ

 

何を揃えれば良いのか

猫を迎え入れるためには、具体的に何を揃えればよいのでしょうか。

必要なものを書き出してみます。

参考:NPO法人犬と猫のためのライフボート

 

トイレと猫砂

猫は本能的に砂のある場所をトイレと認識します。

飼い始めてすぐでも、トイレはすぐに覚えてくれます。

猫が安心して排泄できるように、使いやすい猫トイレと猫砂を用意してあげましょう。

 

キャットフード

キャットフードにはドライフード・ウェットフードがあります。

人間と同じものを与えると栄養が偏ってしまい、猫が体調を崩してしまう原因になりかねません。

総合栄養食を選んであげましょう。

 

猫用食器

水飲み用とフード用の猫の食器が必要になります。

ステンレスや陶器、プラスチックなど素材もさまざまです。

 

猫はかがみ込んで食事をするので、安定感のあるものが食べやすいようです。

猫の年齢に合わせて、形状や素材を選ぶとよいでしょう。

 

キャリーバッグ

猫を迎える時、病院に連れて行く時に、キャリーバッグが必要です。

猫は狭くて暗い場所を好む子が多いので、案外すんなりと入ってくれます。

きれい好きな猫が嫌がらないように、掃除がしやすく丈夫なものを選びましょう。

 

爪とぎ

猫は必ず爪とぎをするので、使いやすい爪とぎを用意しましょう。

市販の爪とぎには、段ボール・木製・麻・布製など、様々な素材や形状のものがあります。

 

用意した爪とぎを、猫が気に入ってくれるとは限りません。

しかし専用の爪とぎの設置により、家具や壁・床での爪とぎを軽減することは可能です。

 

猫用ベッド

猫が安心して過ごせるように、猫ベッドを用意してあげましょう。

クッションタイプ・箱型など、素材も形状も様々です。

 

せっかく用意しても、気まぐれな猫は使ってくれないこともあります。

気に入れば、寝場所の定位置として安心ですね。

 

首輪

飼い猫とわかるように、また居場所がわかるように、小さな鈴を付けた首輪を用意します。

どこかに引っかかった時、簡単に外れるようにセーフティガード付きのものもあります。

猫の年齢や行動に合わせて、素材や形状を選んであげましょう。

 

おもちゃ

猫じゃらしやボールなどのおもちゃがあるとよいですね。

室内外の猫は運動不足になりがちになるためです。

 

飼い主とのコミュニケーションのためにも役立ちます。

気に入ったおもちゃは、喜んでいつまでも遊びますよ。

 

爪切り

猫は自分で爪とぎをして、伸びる爪の処理をしています。

しかし時には尖った爪で飼い主にけがをさせたり、モノを傷つけたりなど被害に繋がることもあります。

 

あまり尖った爪は、先のほうを少しだけ切りましょう。

自分で切るのが不安な場合は、獣医さんに切ってもらえますよ。

 

ブラシ

猫の毛は細くて軽いので、どこにでもふわふわと飛んで行きます。

週に2回くらいブラッシングをすると、猫の毛の飛散を事前に防ぐ効果も期待できます。

また、猫の身体に付いたごみやフケも取り除けるので、用意したいアイテムです。

 

猫用ウェットティッシュ

猫はきれい好きで、常に自分の体を舐めて清潔にしています。

しかし、舐めきれない部分があったり、思わぬところで汚れていたりということもあるのです。

時々はウェットティッシュで拭いてあげると良いでしょう。

 

ケージ

普段、室内で普通に暮らしている猫でも、時々はケージの中に居てほしい場合があります。

猫嫌いの来客の時、病気でおとなしくさせたい時、脱走防止のためなどです。

 

筆者宅の猫は、洗濯物を干すためにベランダに出ると、待ち構えて脱走することが何度かありました。

今は洗濯物を干す時は、脱走を防ぐためにケージに入ってもらうようにしています。

 

キャットタワー

猫は上下運動をする動物です。

キャットタワーがあると、運動不足解消になります。

爪とぎや猫が遊んだり、くつろいだりする場所としても、あるといいかも知れませんね。

 

お世話の手間はどれくらいか

猫は犬と違って毎日の散歩も不要ですし、お風呂も短毛種なら年に2~3回で十分です。

だからと言って、手間が掛からない訳ではありません。

 

猫のお世話で特に注意が必要なのは、ご飯の準備とトイレです。

猫は個体差もありますが偏食傾向が強く、気に入ったフードを探すだけでも大変な場合があります。

 

きれい好きな猫は、生活環境を清潔に保っていないと、問題が生じやすいのです。

きちんと掃除をしてあげないと、猫が怒ってご飯を食べなかったり、トイレ以外の場所で排泄したりするようになってしまうことも。

 

家の中の猫の抜け毛の掃除にも、気を配りましょう。

洋服やソファーやクッションなどの繊維製品に猫の毛が絡まってつくので、マメに毛を取り除く掃除が必要になるのです。

 

気をつけることはあるか

新しい家族として猫を迎え入れるという自覚を持つことが大切です。

猫の特性をよく理解して、新しい環境に慣れさせるのが第一になります。

 

猫を飼うことによってお金も掛かるし、楽しいことばかりではなく、行動の制限もいろいろ出てきます。

心の準備が出来たら、迎え入れた猫を一生涯責任をもって飼い続けられるか、よく考えましょう。

 

猫の飼い始めの不安を解消するために知っておくべきこと

猫の買い始めの不安を解消するために、どのようなことを知っておくべきなのでしょうか。

知っておくと安心な5つのポイントを紹介します。

  1. 猫という生き物について
  2. 猫を飼うのにかかるお金
  3. 猫を飼うために必要な準備
  4. 猫の主なお世話
  5. 猫との関わり方

 

猫という生き物について

猫は本来「単独行動」をする生き物なので、犬と違って構われることがあまり得意ではありません。

「完全肉食動物」で穀物には手を出さず、野生の猫は穀物を食い荒らす害獣や害虫を捕食します。

 

穀物を守る動物とされたことから、人間との共存が始まったと言われています。

個体差はありますが、警戒心が強く躾も難しい動物です。

 

平均寿命は約15年、中には20年以上生きる猫も珍しくなくなっています。

 

猫を飼うのにかかるお金

猫を飼うためにかかるお金は、最低でも年間で約133,000円、平均寿命15年に換算するとおよそ200万円ほどになります。

ただし、猫を飼い始めた時の初期費用や手術費用など合わせると、もっとかかると考えられます。

 

猫を飼うために必要な準備

猫を飼うためには。さまざまなグッズを用意する必要があります。

詳細に関しては、上記「何を揃えれば良いのか」をご参照ください。

 

猫の主なお世話

猫のお世話の主なものは、日々の食事の管理とトイレの掃除です。

自然なフードと水を与え、減り具合を確認し、 健康管理の目安とします。

 

また、きれい好きな猫には毎日のトイレ掃除も欠かせません。

排泄物を確認し、猫の体調を気遣うことも大切です。

 

猫との関わり方

猫は構われるのがあまり得意な動物ではありません。

しかし、気分次第でデレデレと甘えてくることも。

 

猫が甘えてきたら構ってやり、そうでない時はそっとしておきましょう。

猫とは適度な距離を持って付き合うと、良い関係が保てますよ。

 

まとめ

猫を家族に迎えたいけれど、初めてだと不安ですよね。

しかし初めてのことなので、どうしたらよいかわからないという方も。

 

実は猫を飼うには、いくつかのポイントを押さえておくと安心なのです。

本記事では、猫の飼い始めによくある不安と解消法について解説しました。

 

猫を飼うことに不安を感じている方は、参考にしてくださいね。

 

カテゴリー:

タグ:

ワンオペ育児に疲れた…
乗り切るアイディアや経験談を紹介

耐えるしかないと思われがちなワンオペ育児ですが、
実は、疲れを乗り切る方法があります。

【自己肯定感の高め方】
大人の生きづらさを脱却して幸せになろう

自己肯定感の低い自分を追い詰めてしまうと、
生きづらさを感じますよね。
実は、自己肯定感を高める方法があるんです。

previous arrow
next arrow

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です