自律神経の乱れからくる不調の原因とは?予防法も解説


自律神経が乱れると、肩凝りや頭痛・不眠など体の不調で悩みますよね。

テッちゃんママ
テッちゃんママ
実は、自律神経の乱れからくる不調には原因があるのです。

本記事では、自律神経の乱れからくる不調の原因と予防法を解説します。

自律神経の乱れから体調不良でお悩みの方は、本記事を参考にして下さい。

 

自律神経の乱れとは

自律神経の乱れとはどのような状態を指すのでしょうか。

自律神経の乱れとは、身体の働きを司る交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態を指します。

 

自律神経とは心と体を活発にする神経の交感神経と、心と体を休ませる神経の副交感神経をさします。

通常2つの神経はうまくバランスを保っていますが、何らかの理由で自律神経のバランスが崩れ、自律神経の切り替えが狂うことがあります。

 

その際、心身に支障をきたすようになるのです

 

自律神経の乱れでみられる症状は

自律神経の乱れでみられる症状には、どんな症状があるのでしょうか。

代表的なものは次の4つです。

  1. 眠れない疲れが取れない
  2. 頭痛やめまいがする
  3. 息苦しい
  4. 情緒不安定・不安感などの心の症状

それぞれ詳しく解説します。

 

眠れない

自律神経の乱れでみられる症状には、眠れないなどの睡眠に関する症状があります。

通常夜になると、副交感神経が交感神経より優位になり、身体や精神をリラックスさせるので眠気につながっていきます。

 

しかし自律神経が乱れると、夜になっても交感神経が活発のままなので、うまく眠れなくなります。

睡眠が浅い、寝不足などの睡眠に関する症状は、自律神経の乱れが原因かもしれませんね。

 

疲れが取れない

自律神経の乱れでみられる症状に、疲労感・倦怠感の訴えがあります。

自律神経が正常に働いていると、夜には副交感神経が優位になり、睡眠を取ることで頭や体をしっかり休めることができます。

 

しかし自律神経が乱れると、夜になっても交感神経が優位な状態が続くので、睡眠を取ることができず疲労を回復できません。

翌朝になっても身体の疲れが取れない状態のままです。

 

頭痛やめまいがする

頭痛やめまいの症状も、自律神経の乱れによって起きる場合があります。

自律神経が正常であれば、血圧も正常で全身の血液がスムーズに流れます。

 

しかし自律神経のバランスが崩れ交感神経が優位になると、血管を収縮させ全身の血流が悪くなり、脳への血流が低下して頭痛やめまいが起こるのです。

頭痛やめまいの発作中に片側の耳鳴り・耳づまり・吐き気や、発作を繰り返すたびに進行する難聴の症状を伴うこともあるようです。

 

息苦しい

息苦しさも、自律神経の乱れが原因で起きることがあります。

自律神経は呼吸の速さなどもコントロールしています。

 

自律神経系のバランスが崩れて交感神経が過敏になると、呼吸が早くなったり動悸がしたりして、息苦しさを感じるようになるのです。

 

情緒不安定・不安感なとの心の症状

情緒不安定・不安感・イライラ・抑うつ傾向などの心の症状も自律神経の乱れから起こります。

頭痛・めまい・動悸などは、気温や湿度・気圧の変化などでも起こる体の症状ですが、体調不良が続くと不安を感じますよね。

 

不安感が強くなると情緒不安定になり、交感神経が強くなって自律神経のバランスを崩してしまうのです。

ひどい症状になると仕事や日常生活ができなくなります。

 

自律神経の乱れの原因は?

何が原因で自律神経が乱れてしまうのでしょうか?

次の4つが主な原因と考えられます。

  1. ストレス(精神的・身体的)
  2. 不規則な生活習慣
  3. 更年期障害などの疾患
  4. 季節などによるホルモンの変化

それぞれ詳しく解説します。

 

ストレス(精神的・身体的)

自律神経の乱れの原因には、精神的・身体的ストレスがあります。

ストレスを受けると、自律神経の中枢である視床下部に伝わり、交感神経を刺激します。

 

交感神経が優位になっている状態が長く続くと、前途したさまざまな不快な症状が身体に起こってくるのです。

日常生活の中には、数多くのストレスがあります。

 

ストレスに上手く対処しなければ、自律神経の乱れを防ぐことはできません。

 

不規則な生活習慣

不規則な生活習慣の影響も、自律神経の乱れの原因になります。

昼夜逆転の生活や慢性的な寝不足、不規則な食習慣などを続けていると、生体リズムが狂って自律神経の乱れが起こるのです。

 

不規則な生活習慣のために、自律神経の適切なコントロールができず、自律神経の乱れへと繋がってしまいます。

 

更年期障害などの疾患

更年期障害などの疾患も、自律神経の乱れの原因の一つです。

女性ホルモンの分泌をつかさどる視床下部は、自律神経の働きもコントロールしています。

 

更年期障害でエストロゲンの分泌が急激に減少すると、視床下部が過剰に働くようになり、自律神経のバランスも乱れてしまうのです。

 

季節などによるホルモンの変化

季節などによるホルモンの変化も、自律神経が乱れる原因になります。

気候や気温・気圧によって分泌されるホルモンが乱れると、ホルモンをコントロールする視床下部が影響を受け、自律神経もバランスを失います。

 

ホルモンバランスの乱れは自律神経へも影響し、自律神経が乱れてしまうことで全身に不調が現れてしまうのです。

 

自律神経の乱れを悪化させない予防法とは

では、自律神経の乱れを悪化させないためにはどんな予防法があるのでしょうか?

主に次の4つが挙げられます。

  1. ライフスタイルを見直してみる
  2. 精神的に強くなる
  3. 適度に身体を動かす
  4. 心身をリラックスさせる

それぞれ詳しく解説します。

 

ライフスタイルを見直してみる

自律神経の乱れを悪化させないためには、日常生活を見直すことが大切です。

規則的な生活習慣が、健康的な体づくりの基本となるからです。

次の4つを習慣にすることをおすすめします。

 

  1. 朝起きたら日光を浴びる:
    日光を浴びることで、活動と休息のリズムも生まれ、不眠の症状にも効果的
  2. 就寝前はスマホやPCを見ない:
    ブルーライトは脳に「昼間だ」と錯覚させ、睡眠障害に繋がるため、ブルーライトでバイオリズムが乱れないようにする
  3. 食生活の改善を行う:
    栄養バランスのとれた食事を意識する
    積極的にビタミンやミネラルといった普段の食事で不足しがちな栄養素を摂取する
  4. 腸内環境を整える:
    便秘や下痢の状態にならないようにする
    腸内環境が良くなると、副交感神経の働きが良くなり、自律神経が整う

 

精神的に強くなる

自律神経の乱れを悪化させない予防法には、精神的に強くなることも大切です。

視野を広く持って、柔軟な見方や考え方ができるように心掛けるようにしましょう。

 

ストレスを抱え込んでしまうと、落ち込んだり考え方がネガティブになったりしがちです。

見方や考え方が変わると、同じ問題や悩みであっても捉え方が変わってきます。

 

起きた事象は変えられませんが、見方や考え方を変え精神的にも強くなって、ストレスにならないような対処ができるようになりましょう。

 

適度に身体を動かす

適度に体を動かすことも、自律神経の乱れを悪化させない予防法になります。

自律神経の調整機能を高めるだけでなく、ストレスへの抵抗力アップも期待できるからです。

 

無理に強度の高い運動をするよりは「気持ちよさ」「達成感」を感じる程度のお散歩やウォーキングから始めることをおすすめします。

 

心身をリラックスさせる

心身をリラックスさせることも、自律神経の乱れを悪化させない予防法です。

心身をリラックスさせるために、入浴はシャワーで済ませず、ゆっくりとお風呂に浸かりましょう。

 

入浴のポイントは、ぬるめ36〜40℃程度のお湯に浸かること。

副交感神経が活性化し、心身がリラックスした状態になり質の良い睡眠につながります。

 

また、自律神経の機能を高めるために、首を温めることもおすすめします。

首を温めることで副交感神経を活性化させ、心身をリラックス状態に導く効果が期待できます。

 

まとめ

自律神経が乱れると、肩凝りや頭痛・不眠など体の不調で悩みますよね。

自律神経の乱れからくる不調には原因があります。

 

本記事では、不眠や情緒不安定など、自律神経の乱れからくる不調の原因と、その予防法を解説しました。

自律神経の乱れから起こる体調不良でお悩みの方は、本記事を参考にしてみてください。

 

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