どんなに仲の良い夫婦でも、喧嘩をする時があります。
本記事では、夫婦喧嘩をした後の仲直りのタイミングやコツ、体験談を紹介します。
夫婦喧嘩の後、なかなか仲直りができなくて困っている方は参考にしてくださいね。
夫婦喧嘩した後どんなタイミングで仲直りした?体験談を紹介
夫婦喧嘩した後の仲直りは、どんなタイミングがあるのでしょうか?
結婚生活22年の筆者の体験談を紹介します。
- どちらかが折れる
- 寝室を同じにする
- 距離を置く
- 引きずらない
詳しく説明します。
どちらかが折れる
筆者の家では、夫婦喧嘩になったら必ずどちらかが折れるようにしています。
なぜなら、夫婦間の空気がピリピリしていたら、子どもたちが気をつかうからです。
たとえば、たまに夫婦喧嘩になると、普段の会話では言い合いをしないので子どもたちはすぐにリビングから自室に移動します。
夫婦喧嘩は子どもにとってもよくないため、お互いに歩み寄って早く仲直りするようにするのがいいでしょう。
寝室を同じにする
筆者の場合、夫婦喧嘩をしても寝室は同じです。
物理的な距離が近いとスキンシップやコミュニケーションがとりやすくなり、仲直りがしやすいのです。
相手の体温を感じながら寝られるので、「万が一このまま不幸があったら」と想像して、喧嘩ができる関係に感謝することさえあります。
実際に、夫が倒れてヒヤッとした体験があるからなおさらです。
寝室を同じにして相手の存在感を肌で感じる機会を作るのは、夫婦の良好な関係を維持するのに効果的です。
距離を置く
夫婦喧嘩をしたら違う部屋に移るなど、距離を置いて気持ちを落ち着かせる工夫も大切です。
顔を合わせていたら、言い合いがヒートアップしてしまうことも。
距離を置くと喧嘩したことを忘れて、どちらからともなく普通に話し始めることもあります。
トイレに行ったりコーヒーを淹れたりして、少しの間席を外す余裕を持つといいでしょう。
引きずらない
筆者は喧嘩は当日限りで、翌日まで引きずらないことにしています。
筆者がまだ新婚の頃、夫婦喧嘩をしたまま仲直りのタイミングがつかめなかった経験があります。
筆者が夫を無視した結果、仲直りのタイミングが分からなくなってしまい、1カ月以上経過してしまったのです。
困った筆者は夫の好きなご飯を用意して、話すきっかけを作りました。
夫もどうするべきか思案していたようで、夫婦二人でホッとしたのを覚えています。
喧嘩が長引くのには懲りたので、翌日には持ち越さないと決めました。
先に止めるタイミングを決めていると、悩まなくて良いので気持ちが楽です。
夫婦喧嘩の後の仲直りのコツ
夫婦喧嘩の後に仲直りするには、どのようなコツがあるのでしょうか?
自分の中でルールを決めておけば、仲直りがしやすいです。
仲直りがスムーズになるコツは、主に4つです。
- 素直に謝る
- 一人になって考える
- 翌日は普段通りに接する
- スキンシップを取る
順に説明します。
素直に謝る
夫婦喧嘩の後の仲直りのコツは、素直に謝ることです。
謝ることで仲直りのきっかけが作れます。
わかって欲しい気持ちから喧嘩になったのであれば、理解を得られることがゴールです。
喧嘩して対立する関係より、仲直りする方が理解を得られる可能性は高いでしょう。
また、自分が先に謝ることで、相手も謝ってくれる可能性が高まります。
夫婦喧嘩は、長引くと精神的な負担が大きくなりがちで、日常生活に響くことも。
もしかすると、先に謝るのは悔しい気持ちになるかもしれません。
しかし、夫婦喧嘩のゴールは勝ち負けではないため、素直に謝って仲直りするのが賢明です。
一人になって考える
夫婦喧嘩の後の仲直りのコツは、一人になって考えることです。
一人になって考え直すことで、冷静になって視野が広がります。
感情的になっている時に話し合うと、お互いにイライラして火に油を注ぐことになりがちです。
相手の顔を見ていると、つい言い過ぎて仲直りができなくなってしまうことも。
距離を置いて一人で考え直すことで、自分の悪かった点や具体的な解決策などに気づきやすくなります。
翌日は普段通りに接する
喧嘩の翌日は普段通りに接すると決めてしまうことも、夫婦喧嘩の仲直りに効果的です。
先に接し方を決めてしまうことで、話しかけるタイミングなどで迷うことがなくなるからです。
不機嫌な態度を引きずると、相手の顔色や話しかける機会をうかがっているうちに数日経ってしまい、余計に気まずくなってしまうことも。
喧嘩をしても翌日に持ち越さず、普段通りに接すると決めておくだけで、仲直りがしやすくなります。
スキンシップを取る
夫婦喧嘩の後に仲直りをするには、スキンシップを取ることも大切です。
スキンシップには、ストレスを緩和したり安心感を与えたりする効果が認められています。
スキンシップをすることでオキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌され、苛立った感情が落ち着きやすいのです。
ペットや乳児とスキンシップを取って、思わず笑顔になった体験はありませんか?
思わず笑顔になった時の自分を思い返せば、スキンシップの癒し効果が想像できるはずです。
夫婦喧嘩の後にスキンシップは嫌だという場合でも、握手や肩揉みならしやすいでしょう。
夫婦喧嘩を減らし仲良くしていくためには
親しき仲にも礼儀ありというように、夫婦が喧嘩を減らして仲良くしていくためには、大切なことがあります。
常に心に留めておきたいポイントは以下の3つです。
- 感謝や労いの言葉をきちんと伝える
- 夫婦間でも適度な距離が必要
- 相手を尊重する
詳しく説明します。
感謝や労いの言葉をきちんと伝える
喧嘩を減らして夫婦仲良くするには、感謝や労いの感情を、普段から言葉で相手に伝えることが大切です。
本人は「分かってくれているだろう」と思いがちですが、察してくれるのを待っていては、いつまでも相手に気持ちが伝わりません。
「言ってくれないと分からない」と相手の不満を増やし、すれ違いがどんどん大きくなってしまうことも。
感謝や労いの気持ちが相手に伝わらなければ、思っていないのと同じですよね。
感謝や労いの言語化は、夫婦間のコミュニケーションを増やすきっかけにもなるので、恥ずかしがらずに表現しましょう。
夫婦間でも適度な距離が必要
夫婦間で喧嘩を減らし仲良くしていくためには、適度な距離感が必要です。
なぜなら、夫婦で心地よく感じる距離感が違うからです。
たとえば同じ時間を一緒に過ごす場合、ずっと一緒にいたい妻と一人が好きな夫では、満足感が違う可能性があります。
一人が好きな夫は、ずっと妻と一緒にいると疲れやすくなったり煩わしく感じたりする傾向があります。
反対に一緒にいたいタイプの妻は、くっついていることで幸せを感じる可能性が高いでしょう。
一人の時間が長くなると、寂しさを感じて不満が募ることも。
夫婦で居心地の良い距離感が違うと、どちらかの不満になる恐れがあり、喧嘩になりやすいのです。
適度な距離感を意識することで、お互いに居心地良く過ごせます。
相手を尊重する
夫婦喧嘩を減らし仲良くしていくためには、相手を尊重することも大切です。
誰だって、自分の存在や意見などを軽んじる相手とは距離を置きたくなるものです。
家事をして当たり前、仕事をして当たり前という態度は、相手を尊重しているとはいえません。
当たり前ではなく「ありがたい」という意識に変えることで、相手への感謝が生まれ、尊重する態度になります。
まとめ
どんなに仲の良い夫婦でも、喧嘩をする時くらいありますよね。
とはいえ、仲直りのタイミングを逃すと溝が深まってしまうことも。
本記事では、夫婦喧嘩をした後の仲直りのタイミングやコツ、体験談を紹介しました。
仲直りのタイミングが分からず困っている方は、本記事を参考にパートナーとのより良い関係を見つけてくださいね。
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