ひとりでやろうとしなくてOK!終活のやり方と注意点を解説


「家族に迷惑を掛けたくないから、終活をしておかなくちゃ」と考える方は多いと思います。

令子
令子
しかし実際には、何から手を付けたらいいかわからないということも。

本記事では終活のやり方と注意点を、徹底的に解説します。

ひとりでやろうとして悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

終活のやり方

終活のやり方にはどういう方法があるのでしょうか。

終活の取り組み方の主要なものは5つあります。

  1. エンディングノートを記入する
  2. お金の整理をする
  3. 不用品の処分をする
  4. 遺言書をしたためる
  5. 葬儀やお墓の準備をする

詳しく説明します。

 

エンディングノートを記入する

エンディングノートを準備しておくと、残された家族が混乱するのを防げます。

ただ、どのようなことを書いたらいいか、わからないということも。

 

迷ったら、まずは自分史的に自分のことを書いてみると良いでしょう。

自分が生きてきた道を、ざっくりとメモにして、まとめてエンディングノートに記載します。

 

ノートはどんなものでも、好きなものを選べます。

市販のものを利用して、伝えたいことを書けるところから埋めていくといいですね。

 

また昨今は、紙ベースのものではなく、ネット上での無料のエンディングノートも普及しています。

一度書いた内容を書き換えたい時や、画像を貼れるので便利ですよ。

参考:MUFG

 

お金の整理をする

自分の財産について、預貯金・生命保険・有価証券・不動産などを遺族にわかるように書き出しておきましょう。

特に預貯金に関しての通帳や印鑑の保管場所、生命保険の証券や手続き方法など、遺族が困らないようにしておきます。

 

その他金銭に関わるものについて、わかりやすく書いておくと、遺族の混乱や争いを防ぐのに役に立ちますよ。

 

不用品の処分をする

沢山ある洋服や着物をはじめ、不用品は少しずつ整理しておくのも大切です。

特に値打ちがあって遺族に渡せるもの以外は、残されても遺族が処分に困ってしまいます。

 

筆者は母が亡くなった時、大量の着物や靴やバッグの処分が、処分費用も含め大変でした。

家族のために残したいもの以外は処分して、遺族に後の処理の手間や費用負担をかけないようにしておきましょう。

 

遺言書をしたためる

遺言書をしたためることも遺族にとってはありがたいことです。

遺言書を作るのは費用も手間もかかりますかかりますが、遺族間の争いごとを避けるには適しています。

 

大きな財産分与を伴わない場合などは、エンディングノートで伝える程度で良いかもしれません。

遺言書とエンディングノートの大きな違いは、法的効力があるかないかです。

 

きっちりとした財産分与を伝えたいなら、遺言書を作成しておくことをお勧めします。

 

葬儀やお墓の準備をする

葬儀やお墓の準備も大事な終活のひとつです。

昨今は核家族化の影響で墓離れもすすみ、葬儀もお墓も望まない場合も増えています。

 

そうは言っても、やはり人が亡くなった時には、法的にしなければならないことは沢山あります。

葬儀をするかしないか、葬儀をする場合はどのような形式にするかを決めておきます。

 

また、埋葬方法もいろいろな方法があるので、自分はどのようにして欲しいか、希望をしっかりと伝えておくと遺族も安心です。

ある程度の費用も残しておくと、よりベストですね。

 

終活の注意点

終活をする上で注意点は4つあります。

  1. 遺族と相談しながら進める
  2. 遺族にエンディングノートなどの置き場所を共有しておく
  3. 優先順位に従って行動する
  4. 必要に応じて専門家に相談する

詳しく説明します。

 

遺族と相談しながら進める

終活は遺族と相談しながら進めるのが肝心です。

いくら自分自身の終活とはいえ、勝手に進められては遺族の思いに反することも出て来かねません。

 

せっかくの終活も家族と揉めては、元も子もありません。

自分の死後のことを考えて、家族と相談しながら進めましょう。

 

遺族にエンディングノートなどの置き場所を共有しておく

家族にエンディングノートなどの置き場所を共有しておくのを忘れずに。

エンディングノートを作っても、本人の死後に遺族に見てもらえないと意味がありません。

家族にはエンディングノートや見て欲しい書類の置き場所や保管方法など、しっかりと伝えておきましょう。

 

優先順位に従って行動する

終活は優先順位に従って行動することが大事です。

なぜなら優先順位は年代によって違っているからです。

 

「死」というものが現実的ではない若い世代であれば、まさかの時に備えた「医療」「葬儀」を優先します。

高齢者の場合は、余生を有意義に過ごすための「生前整理」から始めましょう。

 

続いて「介護」「お墓」「相続」などが優先順位が高くなるのです。

 

必要に応じて専門家に相談する

終活を進めるにあたり、わからないことは必要に応じて専門家に相談します。

 

本人の死後、遺族が相続手続きをすることはかなりの大仕事になるからです。

遺族に負担を掛けず、スムーズな相続を進めるためには、葬儀やお墓、遺言書の作成などの準備が大切になります。

 

葬儀会社やお寺、弁護士など各分野の専門家に相談するとよいでしょう。

 

まとめ

「家族に迷惑を掛けたくないから、そろそろ終活をはじめたい」と考える方は多いと思います。

そんな時、何から手を付けたらいいかわからず困ってしまうということも。

 

本記事では終活のやり方と注意点を、解説しました。

ひとりで終活をしようとして困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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