固い土でも育つ野菜4選!粘土質でも野菜が育つポイントも紹介


「固い土でも育つ野菜はあるのかな?」

家庭菜園を始めようと思っても、土が固いときちんと野菜が育つのか心配ですよね。

あさみ
あさみ
実は、固い土でも粘土質でも、育つ野菜はあります。

本記事では、固い土でも育つ野菜4選と、粘土質でも野菜が育つポイントについて紹介します。

固い土でも育つ野菜があるのか、悩んでいる方は参考にしてくださいね。

 

固い土でも育つ野菜4選

固い土では、どのような野菜が育つのでしょうか?

初心者でも固い土で育てやすい野菜は、主に4つあります。

  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • 白菜
  • 葉物

順番に紹介します。

 

ブロッコリー

固い土でも育つ野菜はブロッコリーです。

なぜなら、水はけの良い土と肥料があれば、ブロッコリーは育つからです。

 

明渠(めいきょ)と呼ばれる溝を掘って畝を作れば、固い土でも排水性が高まります。

さらに、土を耕すと土の中に空気を入れられ、固い土がほぐれます。

 

溝と畝を活用すれば、固い土でも野菜が育つ環境になるのです。

初心者でも育てやすいブロッコリーは、栽培におすすめの野菜だと言えます。

 

キャベツ

キャベツもまた、固い土でも育つ野菜です。

苗を選ぶなどの事前準備と日当たりが、キャベツ栽培では重要です。

 

適切な品種を選ぶと、初心者でも作りやすい野菜だと言えます。

苗選びの際は、トレイの中でしっかり根が回っていて、小さめの葉を選ぶと成長しやすいためおすすめです。

 

畑に植えるときには、液肥や農薬と水を混ぜたものを苗に散布して、初期の病気を防ぎます。

なめくじが湧きやすいため、こまめに除草をして収穫を目指しましょう。

 

これらのコツをおさえておけば、幅広い料理で使えるキャベツが、固い土でも収穫できます。

 

白菜

白菜は、固い土でも育つ野菜です。

粘土質の固い土でも、根がしっかりと伸びて栄養を取り込み、成長ができるからです。

 

一般的に固い土は、水はけが悪いとされますが、白菜にとっては好都合なことも。

水分がたっぷり含まれた、みずみずしい白菜は甘みが強い傾向があります。

 

固い土でも育てやすい野菜なので、挑戦してみてください。

 

葉物

固い土でも育つ野菜は、葉物です。

葉物は土の上に作物が成長するため、地中には根を張る隙間さえあればよいのです。

 

たとえば、人参や大根などのように地中で成長する野菜なら、砂地などの柔らかい土の方が好まれます。

しかし葉物なら、固い土でも育ちやすいと言えます。

 

粘土質の固い土でも野菜が育つポイント

粘土質の固い土でも野菜が育つには、どんなポイントがあるのでしょうか?

作物が育ちやすい土は「土・水・空気=4:3:3」のバランスがよいとされ、粘土質の固い土も理想のバランスに近づけることが可能です。

 

粘土質の固い土で野菜が育つポイントは、主に5つあります。

  1. 水はけをよくする
  2. バーク追肥を混ぜ、土に空気を入れる
  3. 毎日少しずつ耕して空気を入れる
  4. 土の密度を減らす
  5. 砂を入れる

 

順に紹介します。

 

水はけをよくする

粘土質の固い土で野菜を育てる時のポイントは、水はけをよくすることです。

なぜなら、水はけが悪いと根が呼吸できずに、枯れたり腐ったりするからです。

 

水はけが悪いと蚊などの害虫が発生する原因になることも。

水はけがよいと、新鮮な空気を取り入れられて、根が伸びやすくなります。

 

養分を吸収して根がしっかり張ると、作物は順調に育ちます。

野菜が育つ、水はけのよい環境を目指しましょう。

 

バーク追肥を混ぜ、土に空気を入れる

粘土質の固い土にはバーク堆肥を混ぜ、土に空気を入れることも野菜が育つポイントです。

 

バーク堆肥は樹の皮の部分を醗酵させたもので微生物が多く、通気性を高めて土をふんわりさせる効果が期待できます。

柔らかな土は根が伸びやすく、野菜の成長をサポートします。

 

粘土質の性質は変わらないため、堆肥をうまく取り入れてくださいね。

 

毎日少しずつ耕して空気を入れる

粘土質の固い土でも野菜が育つポイントは、毎日少しずつ耕して空気を入れることです。

なぜなら、土を耕すと酸素が入り、野菜作りに適した土質になるからです。

 

固くて1cmしか耕せない土でも、毎日続けると3cm、5cmとだんだんと耕せるようになります。

耕すことは、野菜が育つ土作りに欠かせない作業なのです。

 

土を耕すと空気が入り、微生物の活動も活発になるので野菜が育ちやすくなります。

 

土の密度を減らす

土の密度を減らすことも、粘土質の固い土で野菜が育つポイントです。

なぜなら、土の密度を減らすと土に適度な隙間ができるからです。

 

隙間ができると土が柔らかくなるため、野菜が育ちやすくなります。

土が固すぎると根が伸びず、野菜が枯れてしまうことも。

 

有機質の堆肥などを混ぜて土の密度を減らせば、野菜の収穫が期待できます。

 

砂を入れる

粘土質の固い土には、砂を入れることで野菜が育つ土質になります。

砂を入れることで、粘土質な土同士のくっつきが緩むからです。

 

人参がまっすぐ育つようになるほど、ふかふかの土になると言われています。

砂をかさましする目安は5cmで、初めは狭い範囲で試してみましょう。

 

砂を入れて、水はけや日当たりも整えると、さらに野菜が育つ環境に近づきます。

 

まとめ

家庭菜園を始めようと思っても、土が固いときちんと野菜が育つのか心配ですよね。

実は、固い土でも粘土質でも、野菜は育ちます。

 

本記事では、固い土でも育つ野菜4選と、粘土質でも野菜が育つポイントについて紹介しました。

固い土でも野菜は育つのか、悩んでいる方は参考にしてくださいね。

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