柴犬の毛が抜ける理由は?考えられる原因と対処法3つを解説


日本犬の代表とも言える柴犬は、かわいらしい見た目と賢くて勇敢な性格で、世界中で人気の犬種です。

Sally
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しかし、換毛期には予想以上の抜け毛に困らされることも。

本記事では、柴犬の毛が抜ける理由とたくさん抜ける毛で大変なときの対処法を紹介します。

柴犬の抜け毛に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

柴犬の毛が抜ける理由

柴犬はなぜ、たくさん毛が抜けるのでしょうか?

毛が抜けやすい理由は4つあります。

  1. ダブルコートの犬種
  2. 換毛期が年2回ある
  3. 子犬期は抜け毛が少ない
  4. 病気の可能性がある

詳しく解説します。

 

ダブルコートの犬種

柴犬は、撥水性のある硬い毛と保温性の高い柔らかい毛からなるダブルコートの犬種であるため、抜け毛が多い傾向にあります。

暖かくなる時期には保温性の高いアンダーコートが、寒くなる時期には古い毛がごっそり抜けます。

毛の生え変わる時期を換毛期と言い、大量の毛が抜け落ちるため抜け毛の多い犬種と言われるのです。

 

換毛期が年2回ある

柴犬の換毛期は春と秋の年に2回あり、換毛期には非常に抜け毛が多いです。

気温が変化する秋と春に、不要な毛がごっそりと抜け落ちます。

 

換毛期の柴犬は、抜け毛が浮き上がり体に地図のような柄ができることも。

毛の塊がごっそり落ちるので部屋中が毛だらけになり、何度掃除機をかけても毛が落ちている状態になります。

 

年間通して抜け毛の多い犬種ではありますが、年2回の換毛期は特に抜け毛が多くなるので注意が必要です。

 

期は抜け毛が少ない

柴犬は抜け毛が多い犬種ですが、子犬のうちはまだ抜け毛が少なめです。

子犬はパピーコートという子犬の毛が生えていて、まだ二重構造になっていないからです。

 

大人の毛に生え変わる生後半年頃になるとパピーコートが抜けるため、一気に抜け毛が増えます。

子犬期にはブラッシングの必要はないですが、ブラシに慣れさせるために子犬期から少しずつブラッシングをするようにしましょう。

 

病気の可能性がある

柴犬の毛がよく抜けるときには、病気が隠れている可能性もあります。

柴犬は皮膚病にかかりやすい犬種で、皮膚炎を起こしやすいのです。

 

また、繊細で警戒心の強い性格のため、ストレスで毛が抜けている可能性も。

換毛期以外の大量の抜け毛や部分的な抜け毛がある場合は、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。

 

柴犬の毛が抜けるのは皮膚の病気が原因?

柴犬の抜け毛の原因として、皮膚の病気も考えられるのでしょうか?

大きく3つの病気が考えられます。

  1. 犬アトピー性皮膚炎
  2. アレルギー性皮膚炎
  3. 膿皮症

詳しく解説します。

 

犬アトピー性皮膚炎

柴犬の毛が抜ける場合、犬アトピー性皮膚炎が原因の可能性があります。

犬アトピー性皮膚炎は、ダニや花粉など環境中のアレルゲンが体内に侵入し、過剰に反応してかゆみが起きる病気です。

 

慢性的なかゆみが起き、患部を掻き壊して脱毛が生じます。

皮膚にあるバリア機能が弱い犬がアトピー性皮膚炎になりやすく、3歳以下の若い年齢で発症することが多いです。

 

完治は難しく、生涯アトピー体質と付き合っていく方法を見つけることが大切です。

参考:犬との暮らし大百科

 

アレルギー性皮膚炎

柴犬の毛が抜ける原因に、アレルギー性の皮膚炎があります。

アレルゲンとなる物質が体内に侵入し、免疫が過剰反応して起きるのです。

 

犬アトピー性皮膚炎もアレルギー性の皮膚炎のひとつで、花粉やダニなど環境中にあるものに反応して皮膚炎が起こります。

他にも食べ物のアレルギーで皮膚炎になることもあるのがアレルギー性皮膚炎の特徴です。

 

食物アレルギーの原因が特定できれば対処しやすいため、病院で検査をするのがおすすめです。

 

膿皮症

膿皮症は犬の皮膚に細菌が感染し、かゆみや脱毛、湿疹などを引き起こします。

膿皮症の原因になる主な細菌は、普段から犬の皮膚に存在している常在菌の黄色ブドウ球菌です。

 

引っかき傷などの外傷から、常在菌のバランスが崩れて皮膚に異常が現れます。

皮膚に赤みやかゆみが出たり、赤い皮膚の膨らみや白い膿の溜まった膿疱ができたりします。

 

高温多湿な状態は膿皮症が起きやすくなるため、換毛期にしっかりとブラッシングやシャンプーでケアをすることが大切です。

ただし、シャンプーのしすぎが膿皮症の原因になることもあるため、シャンプーを使うのは月に一度程度にしましょう。

参考:ペットサポートのPS保険

 

柴犬の毛が抜けるときの対処法3点

柴犬の毛がよく抜ける換毛期などにできる対処法は何があるのでしょうか?

大きく次の3つの対処法があります。

  1. ブラッシング
  2. シャンプー
  3. 洋服を着せる

詳しく説明します。

 

ブラッシング

柴犬の毛がよく抜ける時期は、ブラッシングをすると部屋に飛び散る毛を減らせます。

換毛期にたくさん抜けた毛は、他の毛に絡まって犬の体に残りがちなのでブラシで取り除くのが効果的です。

 

特にアンダーコートは自然に抜け落ちず、毛の塊になって浮き上がったり、毛玉になって残たりすることも。

筆者の愛犬は換毛期だけはブラッシングが大好きで、たくさんブラッシングをさせてくれます。

 

ブラッシングは愛犬とのコミュニケーションにもなり、愛犬の健康チェックにもなるので、定期的に行うようにしましょう。

 

シャンプー

柴犬の毛がよく抜ける時期にシャンプーをすると、部屋中に飛び散る毛を減らせます。

シャンプーをすると溜まっていた抜け毛が洗い流されるので、毎日の抜け毛が一時的に少なくなります。

 

アンダーコートが残ってしまうと体温調整ができなくなり、病気の原因になることも。

普段は家でケアをしていても、換毛期はサロンでシャンプーをしてもらい、しっかりとアンダーコートを取ってもらうのもおすすめです。

 

ただし、頻繁にシャンプーをすると皮膚への負担が大きくなるので、月に1回程度でしっかりとケアをするようにしましょう。

 

洋服を着せる

柴犬の毛がよく抜ける時期に洋服を着せると、一時的に抜け毛を減らせます。

服を着ることで服の中に毛が残り、抜け毛が部屋の中にそのまま落ちないため掃除が少し楽になります。

 

換毛期に車に乗るときや、人の家に行くときなど外出先などで一時的に抜け毛を抑えたいときにおすすめの方法です。

ただし、服を着て高温多湿の状態が長く続くと皮膚病の原因にもなるため、こまめに服を脱がせてブラッシングしてあげることが大切です。

 

服を着ることに抵抗のない愛犬なら、洋服を着せて毛の飛び散りを減らしてみましょう。

 

まとめ

柴犬は抜け毛の多い犬種なので、室内で飼っていると掃除が大変ですよね。

本記事では柴犬の毛がよく抜ける理由と、抜け毛の多い時期の対処法を紹介しました。

柴犬の抜け毛の多さに悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にして、換毛期の柴犬とうまく付き合ってくださいね。

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