育児・家事分担を共働き夫婦間で成功させるコツとは?原因も紹介


夫婦共働きで時間のない家庭では、育児と家事の分担が必要です。

Sally
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しかし、育児と家事の負担は、女性に偏ってしまいがちなことも。

本記事では、育児や家事を夫婦で分担するコツや、分担が上手くいかない原因を紹介します。

育児や家事を夫婦で分担できずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

育児・家事分担が共働き夫婦で上手くいかない原因とは?

育児と家事を共働き夫婦でうまく分担できないのはなぜでしょうか?

大きく4つの原因があります。

  1. 【妻】言わないとやらない
  2. 【妻】女性がやるものだと思っている
  3. 【夫】何をやって良いか分からない
  4. 【夫】細かく指摘される

詳しく解説します。

 

【妻】言わないとやらない

育児と家事を上手く分担できない原因の一つは、夫が妻から言われないとやらないことです。

夫が「言われたらやる」という指示待ち人間だと、自分でできる仕事を探そうとしないため、自然と妻の負担が大きくなってしまいます。

 

この場合、妻は「いちいち指示を出すより、自分でやる方が楽」と感じるため、さらに妻の負担が大きくなります。

このように、育児と家事の分担が上手くいかないのは、夫が言わないとやらないことが原因かもしれません。

 

【妻】女性がやるものだと思っている

夫が「育児と家事は女性がやるものだ」と思っていることも、分担が上手くいかない原因の一つ。

夫は「自分にも何かできることはないかな?」と考えることがないので、妻に任せっきりになってしまうのです。

 

昔は専業主婦が多かったことや、祖父母も同居で人手が多かったこともあり、家事は女性がやるものだったのかもしれません。

しかし近年では、夫婦と子供だけの核家族が多く、妻の負担が大きくなってしまいがちです。

 

「育児と家事は女性の仕事だ!」という古い考えは、負担を偏らせている大きな原因です。

 

【夫】何をやって良いか分からない

夫は家庭内で何をやれば良いか分からないことが原因で、育児と家事の分担が上手くできない可能性も。

夫は「妻に任せた方が効率が良い」と考えて動かなくなり、妻の負担が大きくなってしまうのです。

 

一人暮らしの経験がないまま結婚し、一度家事と育児を妻に任せてしまうと、その後ずっと何をして良いのか分からないままになってしまいます。

そのため、妻に育児と家事の負担が大きくかかってしまうのです。

 

【夫】細かく指摘される

夫は妻から細かく指摘されたことが原因で、育児・家事をやらなくなった可能性があります。

せっかくやったことを褒めてもらうどころか、妻から細かく指摘をされるとやる気をなくしてしまうことも。

 

育児や家事を妻が一人でこなすと、妻だけが知るルールややり方が完成し、何も知らない夫はルールを無視した方法をとってしまいがちです。

妻にやり方を指摘されて夫が家事嫌いになると、ますます妻に負担が偏ってしまいます。

 

育児・家事の分担を共働き夫婦で決める際に意識したいこと

育児や家事の分担を共働きの夫婦2人で決めるには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか。

大きく3つのポイントがあります。

  1. 日常の育児・家事を洗いだす
  2. 現状の分担を明確にする
  3. 分担割合を決める

詳しく見てみましょう。

 

日常の育児・家事を洗いだす

まず、日常の育児や家事をすべて洗いだしましょう。

そもそも夫は、妻が家庭内でどれだけのタスクをこなしているか知らない可能性が高いです。

 

たとえば、「ご飯をつくる」という家事には、献立を考える、買い物をするといった家事も含まれますよね。

ちなみに筆者は、朝日新聞出版が提供している「AERA共働きの家事育児分担表100タスク表」をそのまま印刷しました。

 

夫に家事育児にはどれだけの仕事があるのかを、知ってもらうことが大切です。

隠れたところで育児・家事の負担が偏らないよう、小さな家事も含めてすべて洗いだしましょう。

参考:AERA共働きの家事育児分担表100タスク表

 

現状の分担を明確にする

今の育児と家事の分担がどのようになっているかを明確にしましょう。

夫は現在の育児と家事の分担がどれだけ偏っているのか理解していないなら、可視化する必要があります。

 

先ほど洗いだした育児と家事のタスクを、どちらが行っているかが分かるように仕分けていきます。

筆者は印刷したAERAの家事育児分担表に、妻がやっているタスクには赤丸を、夫がしているタスクには青丸をつけました。

 

育児と家事の分担を改善するため、まずは現状の分担を明確にしましょう。

 

分担割合を決める

現状の偏りが明確になったら、話し合って分担割合を決めましょう。

話し合ってタスクの分担をすれば、夫も納得して育児や家事をしてくれるからです。

完全に半分ずつにするのは難しいかもしれませんが、お互いが不満を抱えずにできる割合を目指します。

 

筆者の夫は「自分は気付くことができないから、完全に自分の仕事と決めてくれたら責任を持ってやる」という意見だったので、話し合って夫が担当するタスクを決めました。

2人で話し合い、夫婦それぞれが納得できる分担割合を決めるようにしましょう。

 

育児・家事の分担を共働き夫婦間で揉めずに成功させる3つのコツ

育児と家事の分担を、夫婦で揉めずに成功させるコツはあるのでしょうか?

3つのコツがあります。

  1. 育児分担表を作る
  2. 不満はきちんと口に出す
  3. ベビーシッターを利用する

詳しく解説します。

育児分担表を作る

育児家事の分担表を作ると、夫婦で揉めずに分担できる可能性が高くなります。

お互いの担当を明確にすることで、夫も妻も責任をもって、不満なく育児・家事を行えます。

 

筆者の夫は、家事育児分担表のお陰で、自分がどれだけ家事と育児に参加していなかったかを初めて知ったそうです。

実際のところは、筆者に9割以上の負担がかかっていましたが、夫は「自分は十分やっている」と思っていたようでした。

夫にとって分かりやすい分担表を作ることをおすすめします。

 

不満はきちんと口に出す

夫に対して抱いている不満はしっかり口に出すようにしましょう。

女性は「言わなくても気付いてほしい」と思いがちですが、男性のほとんどは気付きません。

 

ずっと不満を溜め混んでいると、夫や子供にもイライラが伝わってしまったり、溜め込んだ不満が爆発したりして取り返しのつかない大喧嘩に発展することも。

不満は少しずつ口にすると、その都度発散できて解決できる可能性が高いので、しっかり伝えるのがおすすめです。

 

ベビーシッターを利用する

ベビーシッターにお願いするのも、育児家事の分担を成功させるコツです。

夫に育児家事の時間がない場合は、第三者に依頼することで妻の育児負担を減らせます。

 

育児と家事は、完全に2人分を越えた仕事量なので、人手を増やすとスムーズに進みます。

ベビーシッターさんに育児をしてもらっている間に、家事をしたりリフレッシュをしたり、夫婦でおでかけする時間にするのもおすすめですよ。

 

まとめ

共働きの家庭では、育児と家事は2人で分担したいですよね。

本記事では、育児と家事を共働きの夫婦が分担するコツや、妻側に偏ってしまう原因を紹介しました。

 

筆者も9割以上が自分の負担になっていて大きな不満を抱えていましたが、本記事で紹介した方法で今は少し改善しました。

夫にも育児と家事を積極的にやってもらいたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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