旅育が子供の心と脳に与える効果とは?先輩ママの経験談も紹介


子供に「旅育」をさせたい、旅行で成長させたいと思う保護者の方は多いでしょう。

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しかし、旅育が子供の心と脳にどのような効果があるのか、わからないことも。

本記事では、旅育が子供の心と脳に与える効果と先輩ママの経験談をご紹介します。

子供の成長のために旅行を活用したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

旅育とは?

旅育とは、旅先での経験を通じて子供の心や人間性の成長を促進することです。

普段経験できない自然や動物との触れ合いの中で、五感を磨けます。

感情を揺さぶられる体験によって人間性の成長を促せます。

 

旅育が子供の成長に与える効果とは?

旅育が子供の成長に与える効果には、どのようなものがあるのでしょうか?

7つの効果をご紹介します。

  1. 脳の発達に繋がる
  2. コミュニケーション能力が高まる
  3. 自然に触れ合い感性を刺激する
  4. さまざまな体験から知識が増える
  5. 学ぼうとする姿勢が生まれる
  6. 価値観や世界観が変わる
  7. 家族や親の愛を感じられる

 

脳の発達に繋がる

旅育が子供の成長に与える効果の一つに、脳の発達に繋がることが挙げられます。

脳の発達には、子供の頃の経験が大きく影響します。

 

テレビや本などで間接的に学ぶよりも、実際に自分で経験し五感を刺激する方が脳の発達には効果的です。

日常ではなかなか味わえない非日常体験をするのは、子供にとってかけがえのない経験になります。

 

学校や塾などでの勉強以外にも、脳の発達を促す非日常体験を積極的にしていきましょう。

 

コミュニケーション能力が高まる

旅育の子供の成長への効果として、コミュニケーション能力の向上も期待できます。

移動中や旅の経験の中で、一緒に行動する家族とのコミュニケーションの機会が増えるためです。

 

親と第三者との会話の様子を目にするのも、コミュニケーション能力の発達に繋がります。

電車やバスなど公共交通機関を使用する場合も、普段接することのない他人と触れ合う良い機会になります。

 

似た環境や年代の子供との関わりだけでなく、いろいろな環境の人と接するよう促すことで、コミュニケーションの幅を広げましょう。

 

自然に触れ合い感性を刺激する

旅育は、自然に触れ合い感性を刺激することでも子供を成長させてくれます。

普段接する機会がない生き物との触れ合いや、川のせせらぎ、鳥の声を聞くことによって感性が刺激されます。

 

五感を刺激することは、脳の発達に非常に有効です。

五感を刺激して言語化すると、自分が感じている感情を認識して客観的に捉えられるようになります。

 

さまざまな体験から知識が増える

旅育で期待できる子供の成長として、さまざまな体験から知識が増えることもあります。

子供向けの体験型スポットも増えており、普段できない実験や珍しい動植物との触れ合いにより新たな体験ができるのです。

 

学校では学べない展示物の詳しい解説などからも、豊富な知識を得ることができます。

行ったことのない地域を訪れて現地の文化や人々と触れ合ったり、現地ならではの食事を食べたりすることも、新鮮な体験になります。

 

異なる文化に関する知識が深まる良いきっかけになるでしょう。

身近な世界から離れて、今まで知らなかった世界に触れることで好奇心もくすぐられます。

 

学ぼうとする姿勢が生まれる

旅育で子供が成長すると、学ぼうとする姿勢も生まれます。

今まで見たことのないものや初めて聞く言葉などに触れると、好奇心がくすぐられて大人に質問をしたり自分で調べたりします。

初めて得た知識を家族や友達に話して共有すると頭の中で整理されて脳に定着し、さらに深い知識を得ようとする原動力になるでしょう。

 

価値観や世界観が変わる

旅育による子供の成長の効果には、価値観や世界観が変わることも挙げられます。

普段の生活の中では、身近な世界の常識を正しいと思いがちです。

 

旅先の常識や文化に触れて、新たな価値観を得るきっかけになります。

今後さらに多種多様な文化が入り混じる時代になったときに、異文化を柔軟に受け入れられる素地を築けるかもしれません。

 

家族や親の愛を感じられる

旅育を通じて、家族や親の愛を感じられる効果も期待できます。

親子とも多忙な毎日を過ごす中、コミュニケーションが少なくなりがちです。

 

旅行で色々な体験をしながら会話をすると家族や親と濃密な時間を過ごせるので、子供にとって心の安定にもつながります。

親にとっても非日常体験をすることでリフレッシュができ、子供に対していつも以上に笑顔で接する余裕ができて良い循環が生まれます。

 

子供も大人も忙しい現代だからこそ、たまに旅行に行き家族の絆を確認する機会を作ることが大事ですね。

 

旅育の効果を感じられた子供との旅行経験を先輩ママが紹介!

旅育はどのくらい効果があるのでしょうか?

実際に旅育で効果を感じた先輩ママの旅行経験をご紹介します。

  • 潮干狩りで海と生き物に触れ合った経験談
  • 忍者の衣装を着て修行体験をした経験談
  • 星野リゾートで稲刈り体験をした経験談

 

潮干狩りで海と生き物に触れ合った経験談

4歳の子供と一緒に木更津市の潮干狩り場へ行った、筆者の体験談です。

初めて見る海と生き物との触れ合いで、子供の好奇心を刺激する旅育ができたと実感しています。

 

出発前には「何を持っていけば良いかな?」と質問をして子供に考えさせ、バケツとシャベル・帽子を持って出かけました。

潮干狩り場に到着すると、まず海の広さに興奮していました。

 

そして波打ち際では波が引く際に足の下の砂がどんどん無くなっていく様子に大はしゃぎです。

潮干狩りを始めると、砂の中に潜っていく貝や逃げていくカニを初めて見て興奮していました。

 

家に帰ってからも興奮は収まらず、カニを捕まえている場面を絵に描いて満足そうでした。

子供にとって、普段テレビで見る海やカニを実際に五感で体感できて、好奇心がさらに刺激された良い経験になったでしょう。

 

忍者の衣装を着て修行体験をした経験談

長野県にある「チビッ子忍者村」に行き、旅育の効果を感じられた筆者の経験談です。

好きな忍者への理解が深まる体験ができました。

 

5歳の子供の保育園では忍者をテーマにした歌やダンスを発表会の題材にしており、忍者が身近な存在だったのです。

忍者の世界を体験できたら喜ぶだろうと思い、忍者の衣装を着てアスレチックやショーを楽しめる「チビッ子忍者村」を選びました。

 

旅行前には「忍者はどんな格好をしているかな」「忍者は何を使って戦うのかな」など忍者に関する質問をしました。

軽く下調べをすることで、現地での理解が深まり楽しみが倍増することを期待したのです。

 

現地では忍者になりきって、ダンスの中に出てくる「風の術」というセリフを言いながら、アスレチックを楽しめたようです。

旅行後には「忍者はかっこいい反面、厳しい修行に耐えて常に隠れて生活している」など、忍者に対する理解が深まりました。

 

星野リゾートで稲刈り体験をした経験談

小学生のきょうだいが親子4人で「リゾナーレ那須」の稲刈り体験をした先輩ママの経験談です。

普段なかなか体験できない農業の大変さや、作物ができる過程への理解が深まる旅育になりました。

 

旅行前には子供と一緒にリゾナーレ那須の旅育ページでクイズをしながら、稲刈りに関する知識を深めたそうです。

当日現地に到着すると普段身近にいないカエルや虫を見つけて目を輝かせる場面がありました。

 

畑の作物を狙う猿対策の檻など様々なものを発見し、農家の大変さに思いを馳せる場面もあったと聞きました。

いざ目的の稲刈りでは鎌の使い方を習い、姉弟で競争しながら稲刈りを楽しんだそうです。

 

普段何気なく食べているお米の収穫の大変さも学んだとのことです。

帰宅後にはスクラップブックに写真を貼ったり感想を書いたりして思い出を振り返り、後で思い出しやすいように工夫していました。

 

まとめ

子供に「旅育」をさせたい、旅行で成長させたいと思う保護者の方は多いでしょう。

しかし、旅育が子供の心と脳にどのような効果があるのかわからないことも。

 

本記事では、旅育が子供の心と脳に与える効果と筆者や先輩ママの経験談をご紹介しました。

旅育で子供を成長させたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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