「最近体が熱くて目が覚めるのは更年期のせい?」
そんな時、発汗やほてりの原因や対処法が分からないと、いつまでも眠りが妨げられてつらいですよね。
実は、夜中の体の熱さは、更年期による「ホットフラッシュ」のせいかもしれません。
更年期による発汗やほてりは昼間だけでなく、夜間にも同じように起こるため睡眠時にも症状が現れます。
本記事では、夜中に体が熱くて目が覚める原因や、更年期女性が眠れない時の対処法を解説します。
50代になった筆者も、現在「ホットフラッシュ」真っ只中!
気持ちの良い眠りが、発汗やほてりにより妨げられている方は、ぜひ参考にしてください。
夜中に目が覚める・体が熱いのは更年期だから?
夜中に目が覚めて体が熱くなるのは更年期の特徴なのでしょうか?
「体が熱くなる原因はホットフラシュ?」という疑問にお答えするとともに、更年期によく見られる睡眠中の症状を紹介します。
- 夜中に目が覚める・体が熱い原因は更年期症状「ホットフラッシュ」かも
- 眠りが浅い!?更年期によく見られる睡眠中の症状は?
夜中に目が覚める・体が熱い原因は更年期症状「ホットフラッシュ」かも
夜中に体が熱くなって目が覚めてしまうのは、更年期の症状による「ホットフラッシュ」かもしれません。
「体が熱くて夜中に目が覚める」という症状は、40代半ば〜50代の女性ならば、更年期症状の「体のほてり」が原因と考えられます。
夜中にも体がほてって汗をかくので、更年期で「目が覚める」「寝汗の不快感」といった悩みを抱えている人は少なくありません。
更年期には、女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少することで、血管の収縮・拡張を調節する自律神経が乱れます。
自律神経の乱れで体温調節が上手くできず、発汗やほてりなどを起こすことが「ホットフラッシュ」と呼ばれる、更年期の代表的な症状です。
眠りが浅い!?更年期によく見られる睡眠中の症状は?
更年期の睡眠における症状には「眠りが浅い」「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」など現れ方は様々です。
更年期に睡眠トラブルが増加する一因として、ほてりや発汗といった「ホットフラッシュ」が夜間に起こり睡眠が妨げられます。
体の中で急にスイッチが入ったように突然起こる「ホットフラッシュ」は、日中の活動時だけでなく、就寝中にも襲ってきます。
睡眠中の「ホットフラッシュ」は、何度も目覚めてしまい、ひどい睡眠障害の原因となる恐れも。
また、不安や抑うつなどの精神症状に伴い不眠が生じることもあり、更年期の様々なストレスが原因となるケースもあります。
閉経前後に更年期はなぜ起こる?
女性は、年齢に応じて女性ホルモンの分泌量が変動し、心身共に大きな変化が訪れます。
閉経を迎える前の5年間と、閉経後の5年間が「更年期」です。
卵巣ホルモンであるエストロゲンの分泌量は、18〜40歳くらいの間が最も多く、40歳ごろから減り始めます。
女性の多くは、閉経期前後のおよそ10年間で卵巣の活動が低下し、さらにエストロゲンの分泌が急激に減少します。
エストロゲンが減少することで、ホルモンや自律神経のバランスが乱れ、ほてりやのぼせなどの症状が起こるのが更年期障害です。
日本人女性の平均として、閉経の平均年齢は50歳といわれ、前後45〜55歳がライフステージにおける更年期時代です。
更年期症状が出やすい人の特徴とは
更年期には、女性ホルモンが減少することで様々な症状が現れ、環境によるストレスや性格が大きく影響するといわれています。
更年期症状が出やすい人の特徴としては「真面目」「神経質」「完ぺき主義」など、人一倍努力する頑張り屋さんに多く見られます。
更年期世代は、仕事や子育て・子供の自立に介護など心身の負担が多く、ストレスの環境下にいる女性は症状が強く出やすいです。
また、周囲との人間関係も大切で、夫に理解がなく相談できる友人がいない人は症状が重くなることも。
更年期の症状は、女性ホルモンの低下や体質だけでなく、性格や環境によっても個人差が大きくなるのです。
参考サイト:更年期ラボ
参考サイト:更年期ラボ
夜中に体が熱くて眠れない時の対処法は?
夜中に体が熱くなり眠れない時には、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
眠れない時に効果のある対処法は、主に4つあります。
- 一度ベッドから出て気持ちを落ち着かせる
- 「早く眠らないと」と焦らない
- 「百会」のツボを押す
- アロマの香りを取り入れる
詳しく説明します。
一度ベッドから出て気持ちを落ち着かせる
夜中に体が熱くて眠れない時の対処法のひとつが、一度ベッドから出て気持ちを落ち着かせることです。
体が熱くて眠れなくなった時、ずっとベッドで我慢していても状況は変わらず、余計に気になって眠れなくなります。
暗いところで目を閉じて横になっていると、ネガティブ思考になりやすく、嫌な考えに反応して体が熱くなってしまいます。
また、ベッドに入ったまま眠れない経験を繰り返すと、脳が「ベッド=眠れない場所」と記憶し慢性化する恐れも。
眠れなくなったら一度ベッドから離れ、退屈な本を読むなどして、頭も体もクールダウンするまでしばらく待ちましょう。
「早く眠らないと」と焦らない
「早く眠ら眠ないと」と焦らないことも、夜中に体が熱くて眠れない時の対処法のひとつです。
体が熱いのに無理やりベッドに入ったままで、眠りに対して気持ちが焦れば焦るほど、頭が冴えて眠れなくなります。
「早く眠らないと」と考えてばかりいると緊張が高まり、ますます眠れない悪循環に陥るので、不安で体が熱くなります。
頑張って寝ようとするなどの焦りは、気分も体温も高まりすぎるため禁物です。
眠るために必要なのは、とにかくリラックスをして緊張を和らげ、体と心を睡眠モードにしてあげることです。
眠れずに焦っている気持ちを抑え、「眠れないなら仕方ない」と開き直ると、案外すんなりと眠れることもありますよ。
「百会」のツボを押す
夜中に体が熱くて眠れない時は「百会(ひゃくえ)」のツボを押すこともひとつの方法です。
症状や場所に合わせたツボを押すことで刺激が伝わり、のぼせやほてり・不眠などの、体の不調な部分が緩和されます。
東洋医学では、体には「気」と「血」の通り道が張り巡らされていると考えられ、ツボは気の出入り口といわれています。
中でも「百会」は更年期の症状に効くといわれ、リラックス効果を促し、心を落ち着けてくれるツボです。
左右の耳を結んだ線と、顔の真ん中を通る線が交わる頭のてっぺんにあります。
のぼせ・ほてりが起きた時、気持ち良いと感じる程度に、体の中心に向かってゆっくりと押してあげると良いでしょう。
参考サイト:ILACY(アイラシイ)
アロマの香りを取り入れる
アロマの香りを取り入れることも、夜中に体が熱くて眠れない時の対処法として非常に効果的です。
アロマは、精油(エッセンシャルオイル)を用いて嗅覚から自律神経に作用し、心を落ち着かせ急な発汗やほてりなどの症状を和らげます。
アロマの中には、女性ホルモンと似た働きをする精油があり、植物の力でホルモンバランスを整えてくれます。
中でも、穏やかな「ラベンダー」や「ゼラニウム」、甘く落ち着いた「クラリセージ」などがおすすめです。
更年期による浅い眠りを助けるアイテムとして、就寝前やのぼせなど症状が強い時に、好きな香りを取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考サイト:Makita Sanfujinka
まとめ
更年期の「ホットフラッシュ」で、寝付けなかったり良い眠りができなかったりと、睡眠の質に悩んでいる人は多いでしょう。
更年期は、のぼせやほてりなどの体の症状はもちろん、心にも影響を与え焦りや不安から睡眠までも乱れさせます。
本記事では、夜中に体が熱くて目が覚めるなどの、更年期女性が眠れない時の対処法を解説しました。
本記事を参考にして、体の熱さによる眠りの悩みを解消して、更年期に負けない生き生きとした日々を過ごしてくださいね。


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