「子どもの歯磨きっていつから始めればいいの?」
子どもの歯って、どのタイミングで歯磨きを始めればいいのか迷いますよね。
しかし、はじめるタイミングを逃すとスムーズに進まなかったり、虫歯の原因になったりすることも。
本記事では、子供の歯磨きをはじめるタイミングとはじめる際のポイントを紹介します。
いつから歯磨きを開始しようか悩んでいるママは参考にしてくださいね。
歯磨きは何歳からはじめるの?
子供の歯磨きは、いつ頃からはじめるのがいいのでしょうか。
以下のタイミングで徐々に始めていくと、スムーズに歯磨きの習慣がつきやすくなります。
- 乳歯が生える前から口のなかや周りに触れて慣らす
- 乳歯が1本生えだしたら歯磨きをはじめる
詳しく解説します。
乳歯が生える前から口のなかや周りに触れて慣らす
歯磨きは、乳歯が生える前から口の中や周りに触れて慣らすことからはじめましょう
赤ちゃんは口の中に何かを入れることに慣れていないので、いざ歯が生えてきて歯磨きをしようとしても、歯ブラシを拒否することがあります。
ママの指や柔らかい棒状のもので、頬の内側や歯茎を優しく刺激してみましょう。
棒状のものが口の中に入ることや、口の中を刺激することに慣れると、歯が生えてきた際スムーズに歯磨きが開始できます。
乳歯が1本生えだしたら歯磨きをはじめる
歯磨きは、乳歯が1本生えだしたら歯磨きをはじめるようにしましょう。
歯磨きをしなければ、生えはじめのわずかな歯にも母乳やミルクが付着し、虫歯になる可能性があるためです。
乳歯のうちに虫歯になってしまうと、永久歯にも影響することもあります。
生えはじめのうちは「歯磨きはまだ早い」と思いがちですが、早い時期からはじめて歯磨きの習慣をつけておきましょう。
歯磨きをはじめるときのポイント
子供の歯磨きは、どのようにしてはじめたら良いのでしょうか?
歯磨きの習慣をつけるためのポイントが、5つあります。
- 歯ブラシに慣れるところからはじめる
- 子供の機嫌が良いときに歯磨きをたらする
- 嫌がるときはガーゼや歯磨きシートを使う
- 1歳頃までは歯磨き粉は必要ない
- 子供が好きな歌や動画を見ながら楽しく磨く
1つずつ詳しく説明します。
歯ブラシに慣れるところからはじめる
歯磨きをはじめる際は、子供が歯ブラシに慣れるところからはじめましょう。
いきなり歯を磨こうと歯ブラシを子供の口に入れると、初めての感覚に子供はびっくりしてしまいますよね。
大人に比べて赤ちゃんは口の中が敏感といわれているため、歯ブラシの素材や触感にも慣れる必要があるのです。
歯ブラシを口の中に入れて慣らすことからはじめると、その後の歯磨きもスムーズにはじめられるでしょう。
子供の機嫌が良いときに歯磨きをする
歯磨きをはじめる際は、子供の機嫌がいいときに行うのがポイントです。
歯磨きは、食後や寝る前に行うのが虫歯予防にはおすすめですが、子供の機嫌が良くなければ歯磨きも拒否されてしまうかもしれません。
子供が歯磨きに慣れるまでは時間帯は気にせず、子供の機嫌に合わせたタイミングで行うのがおすすめです。
嫌がるときはガーゼや歯磨きシートを使う
子供が歯磨きを嫌がるときは、ガーゼや歯磨きシートを使うのも、歯磨きをはじめるポイントの1つです。
一旦歯磨きに悪いイメージがついてしまうと、どんな時も嫌がるようになってしまう可能性があるため、無理やりやらないことが大切です。
子供が歯磨きをさせてくれない時は、ガーゼや歯磨きシートで歯を軽くふくだけにしておきましょう。
1歳頃までは歯磨き粉は必要ない
子供が歯磨きをはじめる際、1歳頃までは歯磨き粉は必要ないとされています。
小さい子供は口をゆすぐことが上手にできないため、汚れを落とす成分の入った歯磨き粉を使わなくてもよいというのが理由です。
乳歯が生えはじめたぐらいの子供は、唾液の分泌が盛んなので、歯ブラシで磨くだけで十分虫歯予防になります。
しかし、1歳を過ぎた頃からは乳歯の数も増え、唾液だけでは汚れを落とすのが難しくなるため、歯磨き粉の使用を検討してみてください。
子供が好きな歌や動画を見ながら楽しく磨く
歯磨きをはじめるときは、子供の好きな歌や動画を見ながら楽しく行うのもポイントです。
子供のお気に入りの歌や動画があると、機嫌も良くなり歯磨きへの抵抗感も少なくなりますよね。
筆者自身も、子供の好きな歌を歌いながら、歯磨きをさせていました。
「歯磨きは楽しいもの」というイメージを子供に持ってもらうことが、歯磨きを受け入れ順調に続けていく大きなポイントです。
先輩ママの経験談!子供の歯磨きは何歳からはじめた?練習法も紹介
先輩ママは、どのようにして子供の歯磨き開始に成功したのでしょうか。
筆者含め実際の先輩ママの体験談を3つ紹介します。
- 乳歯が生える前から予行練習をする
- 遊びの中に歯磨きを取り入れる
- 親が歯磨きしている姿を見せる
乳歯が生える前から予行練習をする
乳歯が生える前から歯磨きの予行練習をした、筆者の体験談です。
親として子供の虫歯はどうしても予防したかったので、子供がスムーズに歯磨きを受け入れられるように予行練習をすることにしました。
離乳食を考えはじめる生後5か月から開始し、赤ちゃんの歯ブラシコーナーに売っている、シリコン製の歯磨き練習用スティックを使用。
はじめは子供に手渡すだけにし、「徐々に口の中に入れるものだよ」と説明しながら、スティックで歯茎を刺激してあげました。
何度か続けていくと、子供も自ら口の中へ入れて舐めたり歯茎で噛んだりして、おもちゃの一環として受け入れてくれたのです。
生後6か月を過ぎて、乳歯が生えた時から歯磨きをはじめたところ、予行練習の成果もあってとてもスムーズだったので、おすすめの方法ですよ。
遊びの中に歯磨きを取り入れる
遊びの中に歯磨きを取り入れたら、歯磨きを嫌がらなくなったという、筆者を含め周囲の知人たちが実践してきた体験談です。
筆者や知人たちは、子供の乳歯が生えはじめた頃から歯磨きをはじめてはみたものの、歯磨きをとても嫌がることに悩んでいました。
親同士で何とかできないかと考え、歯磨き中に子供が楽しいと思えるような遊びを取り入れてみることに。
子供に歯磨きを実演するアニメ動画を見せながら、歯磨きをさせてみたところ、動画を真似て、楽しそうに歯磨きをしてくれたのです。
遊びを取り入れたことで子供の歯磨きが格段にやりやすくなり、今では歯磨きを無理なく習慣化できています。
親が歯磨きをしている姿を見せる
子供に親が歯磨きをしている姿を見せて、歯磨きの習慣がついたという筆者の体験談です。
私は、子供の乳歯が生え揃う3歳頃までに、歯磨きの習慣をつけたいと思っていました。
しかし、この頃には子供に自我が出てきて、歯磨きを嫌がるようになったのです。
そこで私が行ったのが、親がお手本になって歯磨きしている姿を見せることでした。
「口の中のバイ菌をやっつけると、美味しいものがたくさん食べられるよ」
などと話しながら歯磨きをしている姿を見せると、自分もやりたいという子供の意欲に繋がることに成功!
今では「バイ菌バイバイ」といいながら歯磨きをしています。
歯磨きの仕方や毎日やる習慣も、親の歯磨きをする姿から自然と学べますよ。
まとめ
子供の歯磨きはいつから歯磨きを始めたらいいのか、どのように歯磨き習慣をつけていけば良いのかなど、心配になりますよね。
子供の歯磨きは、乳歯が生えはじめたタイミングで開始し、徐々に歯磨きに慣らしていくと上手く習慣にできます。
本記事では、子供の歯磨きをはじめる時期や効果的なはじめ方について紹介しました。
子供の歯磨きに苦戦しているママはぜひ参考にして、楽しく歯磨き習慣を作ってくださいね。


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