子どもの勉強場所はどこがいい?リビング学習のメリット・デメリット

「子供の勉強場所はどこがいい?」

子供部屋で一人で勉強できるか不安に思い、リビング学習を検討している方も多いと思います。

実は、リビング学習にはメリットとデメリットがあるのです。

本記事では子どもがリビングで学習した時のメリットとデメリットを詳しく説明していきます。

 

リビング学習のメリット

リビング学習のメリットとはどんなものがあるのでしょうか。

4つに分けて詳しく説明します。

  • 家族のコミュニケーションの機会が増える
  • 多少の雑音があっても集中できる力が身に付く
  • 親に見られているという緊張感を持って勉強できる
  • わからないところをすぐに教えられる

 

家族のコミュニケーションの機会が増える

リビング学習のメリットは、家族とのコミュニケーションの機会が増えることです。

リビングで学習しているので、自然と家族とのふれあいが多くなります。

もし、反抗期に差し掛かっている子供さんがいたら、親が話しかけて返事がなくてそっけなくても子供の表情が見えるので安心です。

 

多少の雑音があっても集中できる力が身に付く

多少の雑音があっても集中できる力が身につくことは、リビング学習の大きなメリットです。

試験の時は特に音が全くない状態では受けられません。

近くの席の子のえんぴつや椅子を動かす音など、気になり出すときりがありません。

多少の雑音があっても集中できる力がなければ本来の力が発揮できない可能性があります。

リビング学習は、人の出入りや生活音があるので集中力を身につけるには良い環境と言えるでしょう。

 

親に見られているという緊張感を持って勉強できる

リビング学習には、親に見られているという緊張感を持って勉強できるというメリットがあります。

子供が自分の部屋で勉強しているとスマホや漫画など色々な誘惑があります。

リビングで親が近くにいると「見られている」という意識が働いて勉強しなければいけないという気持ちになるのです。

 

わからないところをすぐに教えられる

分からないところをすぐに教えられるという点も、リビング学習ならではです。

例えば、子供が自分の部屋で学習しているとします。

わからないところがある場合、悩んでいるうちに学習するのが嫌になってやめてしまうかもしれません。

また、分からないところを後回しにできない性格の子供の場合、解けるまで先に進めず時間ばかりが過ぎてしまいます。

リビングで学習していれば子供が勉強している様子が分かり、手が止まっていたり、困っていたりしたら、声を掛けて対応できるのです。

 

リビング学習のデメリット

リビング学習のデメリットを4つ説明します。

  • 集中しにくい
  • 机や椅子が勉強向けでない場合がある
  • 親が干渉してしまいやすい
  • リビングやダイニングが散らかりやすい

 

集中しにくい

リビング学習は、子供によっては集中しにくいと感じるかもしれません。

リビングで学習していると色々な生活音が耳に入って集中するのが難しい子供もいます。

少しの音や人の動きが気になってしまうのです。

また、学習していても親がいるとついつい話しかけてしまい集中できない子もいるでしょう。

リビングは家族が集まる場所でもあるので、自分の部屋と同じ環境にはならないのです。

 

机や椅子が勉強向けでない場合がある

リビングでは、机や椅子が勉強向けでない場合があります。

リビングにある椅子や机は食事をしたり、くつろいだりする形であることが一般的です。

椅子や机の高さも子供の身長に合わせて調整できないものがほとんどです。

机や椅子が勉強向けでないと座り心地が悪く、姿勢が崩れる原因になることも。

 

親が干渉してしまいやすい

親が干渉してしまいやすい点は、リビング学習のデメリットです。

筆者の体験談ですが、子供が勉強している様子をみていたところ、手が止まって勉強以外のことをしているのに気づきました。

そのため、つい「勉強してよ」「何してるの」と叱るような言葉をかけてしまいました。

すると子供が「今までやっとったわ」「休憩したらいかんの?」と口ごたえをしてきたので、喧嘩になってしまったのです。

当然、子供としては、勉強どころではなくなりやる気も失われてしまいます。

また、リビングはすぐに話ができる環境なので、子供が学習していても学校での出来事などをたずねてしまい、子供の集中を妨げてしまうこともありました。

 

リビングやダイニングが散らかりやすい

リビング学習だと、どうしても物が散らかりやすくなります。

多くの子供が、教科書や参考書プリントなど机に広げて学習します。

毎日リビングで勉強すると、明日も使うからという理由で片付けない傾向にあります。

学校に持って行かなくてもいい教材はそのままにしてしまいがちなのです。

もともとリビングやダイニングの机の上にあった物は行き場を失い横に寄せて固めたり、床に置いたりします。

学習が終わったあと床に置いた物を元の場所へ戻さず、そのままにしているとリビングやダイニングが片付きません。

学習しながらお菓子や飲み物を食べる子供もいます。

教科書や参考書のようにそのままにしていると散らかりやすい状態となってしまうのです。

 

まとめ

子供の勉強場所としてリビングを選ぶ方も多いと思います。

本記事では、リビングで学習する時のメリットとデメリットについて詳しく説明しました。

子供の勉強場所について悩んでいる方は参考にしてください。

 

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